マッチョな社長の会社に就職するとよい理由

就職活動で会社を選ぶポイントはいろいろあります。でも、会社案内に書かれている情報や採用担当者からの説明は当然よいことばかり言います。どこまであてになるのか分かりません。また、会社説明会や面接で少しくらい社長と話をしただけでは社長の能力や考え方はわかりません。

偽情報やあてにならないことばかりの現代社会の中で信用できるのは「筋肉」です。筋肉は嘘つきません。

迷ったら、社長や会社の幹部にマッチョのいる会社を選びましょう。筋肉モリモリ、体脂肪率10%以下、または、相当なレベルでのスポーツ競技を続けている人。

そう言う体は簡単には手に入りません。正しいトレーニングの知識を専門家から受け、正しい栄養学や運動生理学の知識を身につけ、厳しい自己管理を行い、長期、中期、短期の計画を立て、長期間継続的に実行できている人しかそんな体にはなりません。

体型や競技レベルが一定以上になると、決まった時間(3時間毎)に適切な栄養補給をし、決まった周期(週4回とか)でトレーニングをしなければいけなくなる(レベルがそれ以上上がらなくなる)ので、タイムマネジメント能力が非常に高くなります。トレーニング開始時間から逆算して、プレワークアウトサプリメントを摂取するので、惰性で仕事をすることはないし、その時間帯に不測の事態が起きてトレーニングに行けなくなるようなことのないように日頃から、タスクマネジメント、リスクマネジメントができています。

筋肉を育てるためには知識と努力と自己管理が必要。
会社を育てるためにも知識と努力と自己管理が必要。

若い頃はあまり深く考えなくてもトレーニングの量をこなせるし、翌日には回復してまたトレーニングができるのですが、年齢を重ねるごとに、効率よく質の高いトレーニングをして、効率よく回復するかを考えなくてはいけなくなります。競技やトレーニングを続けている人は、もの凄く勉強をして、新しい技術や理論を取り入れて常に改善してゆきます。

この思考や行動は、当然ながら仕事でも反映されます。長時間労働の弊害を強く意識し、効率よく仕事の成果を出すために勉強や努力、新しい技術や理論への取り組みをし続けます。

マッチョは、お腹が空いたから食事をするということはありません。筋肉を育てるために必要なものを必要な時に補給しています。そんな社長は、気分が悪いから部下を叱るのではなく、会社の成長に必要だから部下を叱るし、会社の成長に必要だから顧客や銀行と難しい交渉をしに行くのです。

マッチョな社長というのは、タイムマネジメント、タスクマネジメント、リスクマネジメント、徹底した自己管理、長時間労働を避け徹底した効率化ができる人である証であり、会社もそれを目指していることの証です。

就活生諸君! 就職先に迷ったら、マッチョな社長の会社を選べ!

お父さんの小学校での読み聞かせのススメ

最近、小学校や保育園で絵本の読み聞かせを行うところが増えてきています。

うちの娘の通う小学校でも、年に何度か絵本の読み聞かせ月間?があり、保護者や地域の人がクラスで読み聞かせをします。基本的にはボランティアを募って来てもらうのですが、ほとんどは児童のお母さんが来ます。
働いているお父さんが、朝、学校で読み聞かせをしていたら会社に遅刻してしまうから無理ということだと思うのですが、小学校での絵本の読み聞かせは、会社に遅刻したり半日有給休暇取ったりしてでも行く価値があると思います。

子どもたちにとっていいこともたくさんありますが、父親側のみのメリットのみに絞っても以下の点が挙げられます。
・参観日でもないのに子どもの学校の様子が見える
・子どもたちに顔を覚えてもらえる
・先生たちに顔を覚えてもらえる

学校でのトラブルの大半はコミュニケーションがしっかり取れていれば防げたり、大事にならないで済みます。コミュニケーションの第一歩は知ってもらうこと。見たことある人になって、挨拶したことある人になって、そのうち行事で会ったときにいろいろ話ができるようになります。そうなれば、クレームにならないように要求をつたえることもできるようになるし、問題になる前に話を聞くこともできるようになります。

そうは言っても上手に読めないし、恥ずかしい・・・と思われるかもしれません。でも、それは全く問題ではありません。読み聞かせ会は、絵本の読み聞かせコンテストでもないし、上手に読むことが目的の会でもありません。

ただ、読むだけで良いのです。
社交的にめちゃ子どもたちに絡んで、はしゃがなくてもいいんです。ただ行って絵本を読むだけでよいんです。
上手じゃなくてもいいんです。ただ、一生懸命読むだけでよいんです。

見たことのない知らないオッサンが来て本を読んでくれるだけで、子どもは嬉しいです(たぶん)。

うちの娘(小5)は、私が読み聞かせに行くことに対して直接的には「別に来てもいいよ」くらいな感じのことしか言いませんが、絵本を選んでいると「こっちの方がいい」とか「時間内に終わる?」とか関心を持ってくれてます。5年生にもなると友だちの前や本人(父)の前では喜んだりしなくなりますが、実際は自分の父が読み聞かせに来ることをかなり嬉しがっているようです。

毎回、父親が来るのが自分の父だけなので、先生や他の親さんたちにもいろいろ声をかけてもらえるのも若干誇らしいようです。

自分の子どもが喜ぶのなら、少々の恥ずかしさを乗り越える価値は十分にあります。

ぜひ、お父さん方、小学校や保育園の読み聞かせに行きましょう。

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イクボスが中小企業を救う

有効求人倍率が史上最高になり、多くの企業が人手不足に悩まされています。特に中小企業の人手不足は深刻です。

新卒採用をしようとしても、知名度、安定性、待遇などでは、どうしても大手と比べると劣るので、スペックを見て応募を取りやめられてしまうことも少なくありません。

うちの会社でも、給料を増やすように努力はしていますが、所謂一流の大手企業並みの給料を払えるかというとそれは無理です。将来にわたっても厳しいです。そう考えると、うちのような会社で優秀な新卒を採用するのは難しいのかと考えていました。

しかし、先日、会社見学に来てくれた大学生と話をしていて、目から鱗がドスンと落ちました。その女子学生は「イクボスの下で働きたい。多くの友達も結婚して子どもが産まれても働き続けたいと考えていて、その実現性が会社選びの大きな要因になっている」と言っていました。

これまで私自身、ファザーリングジャパンのメンバーとして、自治体や企業などで、イクメン・育ボスなどが、これからの社会では必須であり、それを受け入れられない企業は沈んでいくと言ってきました。学校教育、社会情勢の変化により、女性が働き続けることが間違いなく求められてきています。しかし、現実は結婚や出産を機に退職する女性がまだまだ多いです。

大手企業には、育休制度などが整備されているところが多いですが、実際にそれが十分に機能しているのかは不明です。杓子定規に決められた規定で日数が決まっていたり、突然保育園から子どもが発熱したと連絡があったときに安心して早退できない雰囲気の職場だったり、逆に権利を主張しすぎる子育て社員に、他の社員から不満が出ていたりすることもあります。

このあたりに、中小企業が大企業に勝てるポイントがあると思います。

  • 子どもの状況や個性に合わせた働き方を相談できる(手のかかり方は1人ずつ違います)
  • パートナーが退職しなくても子育てをしながら働き続けらる(世帯収入で大企業に勝てる)
  • 気兼ねなく遅刻や早退ができる雰囲気(そして、それに甘えない経営者感覚を持った社員)

これらは、中小企業でもできます。むしろ、中小企業だからこそできることも多いです。

給料は大企業に勝てないかもしれない、でも、うちの会社は子どもができて子育て中でも、親の介護が必要になっても、働き続ける方法を一緒に相談して決められます。夫ひとりが大企業で働く世帯と、夫婦で働き続けている世帯の世帯年収では、差は少ないでしょう。しかも、子育てや介護を夫婦でできていることでの人生の満足感は、ずっと多くなります。

これまで、育ボスがチームの能力と業績を上げるということを、アピールしてきましたが、それにプラスして、育ボスは採用活動にも大きく貢献することも、もっともっと知ってもらう必要があると改めて思いました。

これからの時代、中小企業が、新卒採用で勝てるポイントは、社長が育ボスであるか、そして、管理職を育ボスとしようとしているかです。

  • 育ボスが、求められる背景や、育ボスがいる企業が伸びている理由や実例などを紹介する講座「育ボス入門」
  • 具体的に社内の管理職研修で、育ボスを育てる講座「育ボス養成講座」

どちらも、ファザーリングジャパンにて承ります。ご興味のある方は是非お問い合わせください。

中学生レベルの勉強を始めました

自分が学生の頃は、ほとんど家で勉強をした記憶が無いのですが、娘たちは真面目に家で勉強をします。上の娘は中学1年生ですが、2学期になって数学や英語が急に難しくなってきた気がします。

一応、私も元プログラマなので数学は得意なつもりです。事象を方程式に変えたり、簡単な問題を解くプログラムを書いたり、Excelなどを使って力技で答えを出すこと は可能です。でも、娘が期末テストでExcelを使うわけにはいかないので、数学の先生が教えてくれた方法で解かなければいけないのですが、それは限界に 近い感じです。

それでも、まだ娘は頼ってきてくれるし、隣に座って一緒の問題を解かせてもらえるだけで幸せです。何とかこの時間を維持できるように、中学生の数学を改めて勉強中です。

 

英語に関しては、数学よりは分かるのですが、説明ができません。私が中学生の頃は英語は勉強もしていなかったし、苦手でした。21才でオーストラリアに行ってから英語を勉強したのですが、その時の勉強法はひたすら暗記。映画やテレビドラマ、歌詞などをひたすら暗記(そして発声)する方法です。この方法は英会話を習得するのにはとてもいい方法だと思うのですが、学校のテストで点を取るのには非効率な方法かもしれません。

単語が数個かいてあって、この単語を使って文章を作りなさい。と言う問題で間違えた娘に、正しい答えは教えられるけど、なんで?と聞かれると全て、「そういうものなの」としか答えられません。

それでも、まだ娘は頼ってきてくれるし、隣に座って話を聞いてもらえるだけで幸せです。何とかこの時間を維持できるように、中学生の英文法を改めて勉強中です。

 

真面目な娘と、邪な私の勉強デート(娘はそう思ってないでしょうが)が、いつまで続けられるかわかりませんが、少しでも長く続けられるように頑張ります(^_^)

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元気がなくなったからなのではなく元気だからこそ

20代の頃は、自分が世の中で一番できる人間だと勘違いしていたこともあって、不条理なこと、納得できないことに対しては、抗議をしたり意見を述べたり、戦っていました。

ところが40歳を過ぎたくらいから、不条理なことや納得できないことにも、反応しなくなってきました。もちろん、全てではありませんが、反応する閾値がもの凄く高くなってきました。若い人たちと言うか、若い頃の自分が、そういう姿を見たら、年を取って元気がなくなった老化現象として、馬鹿にしていたと思います。

でも、実際に元気がなくなったのかというとそうは思っていません。実際20代の頃より遥かに、栄養や健康を考えた食事をしながらトレーニングをしていて、一昨年岐阜県のスポーツ科学トレーニングセンターで検査してもらった結果でも、心肺機能や筋力は20代の(平凡な)陸上選手並みと言われてます。やりたいことへの情熱も衰えてはいないと思います。

ただ、20代の頃との違いは、「置かれた環境で最善を尽くす」という考え方が強くなったことです。20年間にいろいろな経験をする中で、自分ではどうしようもないことを嘆いていても何にもならないという思いが強くなりました。自然災害、リーマンショックのような大きな経済危機、小さい子どもの突然の発熱、妻の怒りなど、予知や回避ができないことが、世の中や人生にはたくさんあります。それでも、その瞬間に取り得るベストな対処を考え、最大の努力をすることで、未来は開けます。

置かれた状況、与えられた環境には、不条理なことも多いです。それが変えられるのなら、変える努力をするのもよいでしょう。しかし、変えられないことだったり、判断が難しいことであれば、嘆いたり悔やんだりしている時間は勿体ない。その時間に、その状況でベストを尽くす。そんなことを繰り返しているうちに「年を取って元気がなくなった」風になってきたのだと思います。

それを若い人たちに批判されるような状況も含めて「これでいいのだ」と受け入れます。