失敗の悔しさと、挑戦しつづける姿勢

下の娘Youは、4月から年長組になります。

 

昼間のおむつは、3年以上前に取れました。ちゃんと自分でトイレに行けるし、最近は大きい方の拭くのも自分でやってます(ちょっと怪しいですが)。

しかし、夜は紙のパンツ型おむつをして寝ています。

朝になると紙パンツが満タンになってます。また、ひどいときは溢れてパジャマや布団をぬらします。その都度、隣で寝ている私は起こされて、始末をします。

 

本人的には早く普通のパンツで寝られるようになりたいと思っているようですが、ほぼ100%出てしまうので、なかなか普通のパンツでは寝られません。

半年くらい前に、普通のパンツで寝たいというYouと、朝までおしっこが出なかったら紙パンツに○をつけ、その○が7個たまったら(つまり、1週間連続で出なかったら)普通のパンツで寝るという約束をしました。

 

その後、たまに

「大成功!」

と言って起きることもありましたが、連続しては3日以上にはなりませんでした。

 

1度、5日くらい連続で成功した日があり、期待したのですが、次の日出てしまいました。その日は、Youは悔し涙を流していました。

 

それから、2ヶ月くらいはあまり大きな進歩はなかったのですが、ここ1ヶ月くらい

「父ちゃん、おしっこ!」

と、夜中に私を起こす機会が増えました。トイレに連れて行っても、その後、朝までに出てしまうことも多いのですが、それでも夜中に尿意を感じられるようになったことは大いなる進歩です。

 

私の帰宅が遅く、スキンシップ不足で夜中に少しでもかかわろうとしているのかとも思いましたが、まあそれはそれでもよいかと思って、トイレに連れて行きました。トイレの帰りにちょっとだけ昨日のことを話してくれたりしてました。

 

 

そんな日々がつづき、ついに先週から、連続「○」が続いています!!

 

 

いよいよ今週末に、普通のパンツで寝ることに挑戦します。ちょっと恐いですが楽しみです。

 

娘の頑張る姿、成功したときのうれしそうな顔、失敗したときの悔し涙、さらに次の挑戦をしようとする姿を見ながら、自分はここまで素直に頑張っているだろうか、悔しがっているだろうか、挑戦し続けられているだろうかなど、考えます。

 

人生に必要なことは、娘達から全て教えてもらえる気がします。

 

私自身、もっともっといろいろなことで挑戦し続けなければと、改めて思いました。

目指すべきところ

未だに、東北地方ではものすごく沢山の方が、極限の状態で耐えておられる状況なので、まずは、それを何とか少しでも改善すべく、日本中が協力しなければいけない時期だと思います。

ただ、少しずつ将来のことも考えてゆかなくてはいけません。

今回の大震災は、間違いなく日本の国にとっての大きな危機です。恐らく50年、100年経った後には、歴史の教科書に大きく書かれていることでしょう。第二次世界大戦の敗戦くらいのインパクトのある歴史的事件かもしれません。

それを考えたとき、日本の国のあり方というか、国民の考え方が大きく変わるきっかけとなる事件となるかもしれません。

第二次世界大戦の敗戦後は、とにかく国民すべてが貧しさを脱するために、一生懸命働き、その後の高度経済成長期を経て、世界有数の経済大国となりました。

その後、バブルの崩壊や失われた10年とか、失われた20年と呼ばれる時期を経て、経済的にも中国にGDPで抜かれ、失業率も高止まりしている21世紀初頭に、新たな大転換を迎えることになると思います。

今回の地震と津波で、原子力発電所がとんでもないことになりました。何年かしないと詳しい分析はできないでしょうが、世界で一番安全性が高い日本の原子力発電所ですら、想定外の大災害によっては致命的な問題に発展しかねないということは間違いないと思います。

今後は、今までのような生活をし続ける、もしくは、今まで多くの人が考えている「豊な生活」を目指していくことは不可能です。 

終戦後、みんなが目指していた「より豊な生活」というのは、エネルギーの大量消費をしなければならず、現時点でそれは「電気」です。電気がないとどんなに困るのかは、今回の計画停電でよくわかりました。

しかし、これだけの事故が起きた後では、原子力発電所を増設することはもちろん、現在稼働中の原子力発電所すら減らす方向の世論が広がるでしょう。

仮に原子力発電所を使い続けるにしても、今回の事故を踏まえて1000年に一度の地震や、もっと確率の低い事故(大きめの隕石の直撃など)も想定して、安全性を高めなければいけないという世論が出るのは間違いありません。

それは何を意味するかというと、電気料金の値上げです。原子力発電は、現状では最もコストの低い発電ですが、それが使えなくなれば、電気料金は上がります。

コストだけの問題ではありません。火力発電所は放射能は発生しませんが、CO2を発生します。CO2によって気候変動が起きると、何百年後には地球全体で何億人も死ぬきっかけとなるかもしれません。 

電気やエネルギーを大量に消費する社会自体の広がりが、地球的な限界にきているのではないかと思います。

今以上の、エネルギーを使わない社会、効率を求めない社会、便利さを求めない社会が、もしかすると地球を救う社会のあり方なのではないかと思います。

でも、それは決して「幸福」を求めない社会ではありません。これまでは、経済的発展や、社会全体で効率を高めて便利な社会になることが「幸福」だと考えていたから、経済発展がなければ幸福にもならないと思っていました。

しかし、そもそもの「幸福」というのは、もう少し多様性があってしかるべきだと思います。自分にとっての「幸福」とは何かを、日本人それぞれが改めて考えなおして、幸福な社会を目指してゆくべきだと思います。

それぞれの人が、少しだけ考え方を変えるだけで、日本は新しい「幸福を目指す国」に変わってゆけると思います。

物流効率がよくなったおかげで、山地の街でも美味しいマグロの寿司が100円で食べられるようになりました。

もし、それがなくなったときに不幸と考えるのではなく、我が家で地元の野菜だけで、家族で一緒に調理をして食べることを、幸せと考えられるかの問題です。 

電力消費の緊急的な節約を余儀なくされている今、よく考えるチャンスかも知れません。 

頑張れる人が頑張らねば

連日の地震の報道を見ていると、本当に被災地の人たちが大変な状況になることがわかります。

特に親とはぐれた子供達などは、心のケアをちゃんとしてあげる必要があると思います。

 

そんな人たちには「頑張って」なんて声をかけるのも憚られます。

 

被災をしていない我々が頑張らねばと思います。

多くの人が同じ気持ちだと思います。直接的に頑張ることができないとしても、一生懸命日常の生活をし、日本経済を支えることも大きな役割だと思うので、今は一生懸命仕事を続けながら、自分にできることを考えてゆきたいと思います。

減量宣言結果報告

1月中頃にTwitterで宣言して開始したダイエット。最初の2kgは難なくあっという間に進みましたが、それからが大変でした。

 

ダイエット前の体重は68.5kg。正月の不摂生で2kg程度増えていたのですが、年末までの66.5kgというのは、かなり絞った体重です。 

毎日泳ぎまくっていた高校生の頃、67kgくらいでした。その後20年以上かけてすこしずつ鈍った体を3年前から水泳を再開してかなり絞りました。体型も高校生の頃と変わらないくらいになっていました。

 

その絞った状態から5kg減らすのは想像以上に大変でした。

 

単に体重を減らすだけなら、断食すれば実現可能ですが、筋肉を落とさずに体重を減らそうと思うと、運動をしながらバランスよく栄養をとりながら、炭水化物を減らします。

 

人間の体は、とても優秀な自己防衛能力があるので、摂取カロリーを減らしながら、運動を続けると、少ない栄養をとても効率よく吸収し蓄えるようになります。なので、最初の頃は順調に体重が減ってきても、同じ量を食べているとだんだん減らなくなります。

本当に細かく食べるものをコントロールして、かつ、運動量を増やしてゆかなければいけません。

 

 

なんてことを考えながら、空腹に耐えていると、「目標の体重が間違っている」「現状の自分の適正体重は65kg位だ」「ダイエットなんてやめて食べてしまえ」「筋肉が落ちてしまうぞ」「タンパク質だけならもっと食べても良いのではないか」などなど、ものすごい誘惑が頭の中を回りまくり、夜、思わず冷蔵庫を開けたりしたことも数知れず・・・。

 

でも、冷蔵庫を眺めながら、今回のダイエットの宣言は「自分の意志の強さと根性を確認するためにダイエットを実行します」であり、合理的な理由があっても、絶対に遂行する必要がありました。

 

「自分の意志の強さと根性を確認するために・・・」

この言葉を思い出し、ゆっくり冷蔵庫の扉を閉めました。

 

 

それでも、宣言した期限(最初は4月1日と言っていたのに当初の減量ペースに調子に乗って3月1日に訂正)に、間に合わない感じだったので、最後は、狂気の沙汰であることを承知で、朝トイレでスッキリする系の薬、水抜き、極めつけは献血、・・・で無理やりつじつまだけ合わせました。

 

ちなみに、この体重計の体脂肪率は、計測するたびに5%くらい変動するのであてになりません。

 

いずれにしても、この根性試しは体には良くないので、今日で完了します。ただ、ここで普通に食べたら元の木阿弥なので、1ヶ月間は、食生活はあまり変えず体重を維持してゆこうと思います。

 

 

ちなみに、現在

胸囲:98.5cm

胴囲:76cm

 

胸囲は無理なダイエットで筋肉が減ったのが原因だと思います。もう少しタンパク質は摂取して、胸囲は100cmを維持しておきたいと思います。

 

 

いろいろな意味で、今回は無茶しすぎたと少し反省してます。でも、

何がなんでも自分が決めたことをやりきる

これが実行できたことは良かったと思っています。

待機児童問題

先日、日本一保育所待機児童の多い横浜市のニュースが報じられていました。

保育所に子供を入れたくても入れられない待機児童の問題は、日本全体の問題となっています・・・というのがおおかたの見方です。

 

でも、日本は少子化が進んでいます。子供がドンドン減っているのに、なぜ保育所が足りないのでしょう?いくつかの理由があります。

  • 核家族化
  • 女性の社会進出
  • 都市部への人口集中

などです。中でも、都市部への人口集中が大きいと思います。

横浜の人には信じられないでしょうが、私の地域では逆待機児童的なことが起きています。長女が保育園に通っているとき、次女と共に迎えに行くと「Youちゃんも春になったら保育園に入れて。そうしないと保育士がへらされちゃうから」的な依頼を保育園の先生から言われました。

市立の保育園なので、園児の数が少ないとその分、保育士が減らされます。未満児クラスが、年少クラスに併合されたりします。

なので、後一人園児がいて欲しいから来てよ、という依頼です。

 

こういう保育園は日本中にたくさんあると思います。

 

横浜などの都市部に保育園が少ないのではなくて、都市部に子供が集中しすぎなのが問題なのです。

 

もちろん、都市部に住みたくて住んでいる人も多いでしょうが、できれば地方に住みたいけど、仕事がないから都市部にいる人も少なくないと思います。

そう言う人たちが、園児の少ない保育園の地域に来れるような仕組みがあれば、待機児童問題は根本的に解決すると思います。

 

待機児童問題が報道されればされるほど、ますます子供を作ることをためらう夫婦が増え、ますます少子化が進んで、日本の国力はドンドン低下してゆきます。

 

もっともっと、子供が増えて、未来が楽しみな国になって欲しいと切に願います。