キウイがまたまた採れました

先日、妻の実家から大量のキウイが届いたのですが、そのときに「Hannaにキウイ狩りを体験させてやれるように、まだ残してあるから」と言われ、先日キウイ狩りに行ってきました。

「体験」というくらいですので、10個くらい儀式のように採取して「あぁ、楽しい体験ができました」という感じを想像していたのですが、それは間違いでした。

冗談のようにぶら下がったキウイを、大人3人、子供1人で採りまくるちょっとした労働です。

もちろん、Hannaは大喜び、それ以上に親たちは大喜びでした。

結局、1時間くらいかけて、サンテナ3杯(ミカン箱換算5箱?)ほど採れました。

Hannaの選択

Hannaが、お菓子や本を選ぶとき、彼女なりのちゃんとした基準があります。
スーパーなどに行ったときに、「何か一つだけお菓子を買ってあげる」と約束して、お菓子コーナー(駄菓子コーナー)に連れて行くと、中身の多い物を選びます。

それも、箱の大きさや派手さなどにだまされたりせず、必ず親に「これは何が入っているの?」「たくさん?」と聞きます。

おまけのおもちゃなどが付いていて、おもしろそうな物を薦めても絶対その言葉には流されず、中身の多い物を選びます。

本を選ぶときの基準はもっとおもしろい、と言うかしっかりしていて、書店で本を選ばせると、まず、手に取り、表紙を見て次に、私たちに「この本長い?」と中身の長さを確認します。最後に二者選択になった場合も、「どっちが長い?」と聞いて、長い方を選びます。幼児向けの本だと、分厚くても、分厚い紙で文字が大きかったりすると、非常に短い物があり、そういう物は決して選びません。なぜかというと、夜寝るときに本を読んで聞かせるのですが、もし短いと寝入る前に読み終わってしまうからです。それを避けるために、長い本を選びたがるのです。
親が、良さそうな本を見つけて「こっちの方がおもしろそうだよ」と薦めても、絶対聞き入れず、自分の基準で選択します。

理由はともかく、自分なりの基準を持っていて、それを必ず守るところが、大物? それとも変人?

変人でも総理大臣になるくらいだし、将来は明るいと信じています。

不具合

昨日、移動中にNHKラジオを聞いていたら「不具合」という言葉の解説をしていました。
私も仕事でよく使う言葉です。

「これはソフトの不具合ではなくてハードの問題です」
「ソフトの不具合については、無償で対応いたします」

当たり前のように使っていますが、どうもこの言葉はつい最近までほとんど使われていなかったようです。言葉自体は江戸時代からあるそうなのですが、1990年代前半までは、世の中でもほとんど使われていなかったそうなのです。言われてみればそうかもしれません。私が仕事を始めた頃にはあまり使っていなかったような気がします。不具合の代わりに、「障害」や「欠陥」などを使っていました。

しかし、それが1994年頃から急速に「不具合」を多用(大手新聞の記事に登場する回数が倍増)するようになったのです。

理由は、PL法です。

PL法は、製造物に関する製造者の責任を問う法律です。これができたおかげで、明確な不備でなくても、早めに対応するようになってきました(後で責任を問われないためにも)。
「欠陥」だと明らかに製造者の責任がある問題ですが、「不具合」というと少しその意味合いが薄れて、もしかすると、不可抗力によって発生した問題化もしれない、というニュアンスを含んでいるようで、使われてきたのだそうです。

しかし、私自身は責任という観点からは「不具合」という言葉は「欠陥」とほぼ同等の意味で使用しています。責任を逃れようという意味ではなくて、原因はともかく、とにかく正常ではない場合に「不具合」を使って来ましたし、使っています。

それが一般の人にとって「責任逃れのために紛らわしい言葉に置き換えている」と判断されるのであれば、考え物です。
業界内では皆が正しく理解できる言葉も、一般的には別の意味でとらえられる可能性がある言葉というのは、他にもよくありますが、十分注意しないといけないですね。

15年後の会社の目標

会社も個人も成長するためには必ず目標設定が必要です。

目標も短期的なことであれば、比較的簡単に考えられます。
しかし、本来目標は、遠いところから設定し、それに合わせて細かい目標を作らなければいけません。

つまり、10年後にこうなる!という目標のために、5年後にはこうなっていなければいけない、3年後にはこうなっていなければいけない、1年後には・・・、半年後には・・・という具合です。

10年以上先の目標(理想)を設定するのは非常に難しいです。これまで目標としていたのは「社会的影響力の強い会社になる」というものです。大きな予算で大きな仕事ができるようになれば、社会的影響も大きくなりますし、従業員が何万人にもなれば、会社を移転するだけで地域に多大な影響を与えます。トヨタのように地名まで変えてしまうかもしれません。

この目標自体はなかなかよいのですが、もう少しわかりやすい目標も作りたいと思っていました。そこで考えたのが、人気の高い企業になるというものです。
http://job.goo.ne.jp/topics/special/itr/01.html
http://job.nikkei.co.jp/2007/contents/corp/ninki/
こういう調査で上位にランクインするような企業になりたいと思います。

「15年後に、(どこか大手)就職・転職ランキングでNo.1になる」

これが目標です。

長期の目標がしっかりすると、短期の目標は簡単に明確になります。

人気の高い企業になるには、高い利益率で高収益をあげ、魅力的な報酬、魅力的な福利厚生、やりがいのある仕事、そこで働いていることを自慢したくなるために会社(ブランド)の認知を高める、などが必要です。認知を高めるためには、十分納税し、十分な社会貢献をし・・・。もしかしたら株式公開というのもよいかもしれません。

・・で、明日から何をすべきか?

まずは目標を言いふらして、常にみんなで目標を意識して行動するようにしたいと思います。

我が家の家計簿

たぶん、うちはものすごくお金を使わない家庭だと思います。
安月給だから使えない、という事情もありますが、それでも、家族4人で一ヶ月17万円くらいの支出というのは、自慢できる少なさなのではないかと思います。
かといって、テレビでやっているような、ケチケチで電気を半分消したり、暖房入れずに震えているようなこともなく、普通に生活しています。住宅ローンも払いつつ、娘を未満児保育に出しています。

住宅ローン(6)、保育料(2)、電話(2)、ガソリン(1)、電気・ガス(1)で、12万円くらいで、あと食費が3万円くらいで、娯楽などに2万円くらい使っても17万円です。

こんな生活ができる主な要因は

・米はすべて妻の実家でもらえる
・野菜もたくさん妻の実家でもらう
・平日はもちろん、休日のお出かけ時にも弁当持参
・子供の服を友達などからたくさんもらう
・小遣いは無し

などです。妻の実家が田んぼや畑をやっているのが食費を抑えるのにかなり貢献しています。
妻が弁当を作ってくれるのも食費を抑えるのにかなり貢献しています。

子供の服は、友達などからお古をたくさんもらいます。特に保育園に着ていくような服は、ほとんど買っていません。貧乏たらしくなるとかわいそうなので、かわいいボタンや、飾りを付けたりしてあげてます。

夫婦二人とも小遣いは無しです。基本的にそれで困らないし不満もありません。

出張などで外食する場合も、吉野家マニアの私は300円ほどしか必要ありません。
あと、一応社長なので、お客さんと食事をするときなどは(仕事の打ち合わせもするので)会社の経費使えます。新聞や書籍も会社で買ってます。

二人とも趣味がないわけではありませんが、妻の陶芸(趣味というと本人は怒りますが)は、作品の売り上げで材料代などは出るので家計からの持ち出しはありませんし、私の趣味は仕事だったり娘だったりするので、こちらも費用がかかりません。

こういう生活(家計)に、夫婦二人ともあまり不満を感じないというのが、最大の要因かもしれません。