多治見まつりのパレードに今年もゆるキャラ軍団で参加しました

昨日は多治見まつりのパレードでした。

一昨年から、ゆるキャラオールスターズとして参加しております。うながっぱ人気もあって、毎年沿道の声援は大きいです。今年は、ミナモ、やまりん、ゆめか、ゆめと、とっくん、窯之助、プラズマくん、マールくん、しんぶんくん、そして、うながっぱでの参加です。

毎年、ギリギリの人数のスタッフで参加しているので、これに参加すると様々な能力が試され、人間力をアップできる訓練になります。ぜひ、人間力をアップしたい若者はスタッフになってください(笑)

ギリギリの人数であることは変わりないのですが、今年は強力な助っ人が来てくれたおかげでパレードができただけでなく、いろいろ勉強することができました。助っ人は、「中の人」のプロ達です。

これまで、うながっぱをはじめ、着ぐるみの中に入るのは、その場で「若くて元気のよい人」が選ばれて入るような感じで、いわゆる中の人のアマチュアですが、今回、大阪方面からプロたち4名が来てくれました。実は、今年夏に行ったセラパダイニングのときにも助けていただいた方です。そのときに1週間くらい前になって人数が足りなくて急遽Twitterで「誰か中の人になってもらえませんか」と呼びかけて手を上げていただいたのがきっかけです。改めてTwitterの威力を痛感しました。

セラパダイニング終了後に、秋にパレードもあるのでよろしければその時もお願いしますと言っておいたところ、今回はさらに2名の助っ人を増やして参加していただきました。

みなさん自前のインナースーツを持ってみえるし、事前に担当する着ぐるみをチェックし、自前の材料や道具で、着ぐるみを補強したり修理されたり、お互いに注意点などを指摘しあったり、ホントにプロフェッショナルです。何よりも楽しそうで、楽しく真剣に取り組んでおられる姿が、いろいろな意味で勉強になりました。

パレードでは、市役所の出発点から、子供たちを中心に大声援をいただいて、途中でも大変な人気でした(自画自賛)。

着ぐるみは、歩きにくいものと、比較的歩きやすいものがあるのですが、どちらにしても、3km近くを歩くのはとてつもなく大変なことです。パレードの中間地点付近に待避所を確保して、続けられなさそうなキャラはそこに避難することにしていました。

結局、特に歩くのが大変な2体が離脱しました。予め用意しておいたのは「まなびパークたじみ」6Fの会議室です。疲労困憊のキャラを連れて、まなびパークまで来たのは良いのですが、ここで問題発生。まなびパーク内にも多くの子供達がおり、しかも、1体は大きすぎてエレベーターに乗れない!!! ゆるキャラたちの絶対に守らなければならない掟に「子供たちの前で中身を見せない」というものがあります。それでも中の人の体のこともあり、隅っこで脱がなければいけないかと思ったら、警備員の方が1階の開いている会議室を開けてくれました。本当に九死に一生を得た感じです。

着ぐるみについて理解の深い警備員さんのおかげでなんとか助かり、私はキャラたちを置いてパレードに戻りました。

その後も、いろいろな困難を乗り越えながらゴール地点にもどり、すぐにまなびパークのキャラたちの救出方法を検討&手配&実行です。キャラたちは当然ながら、携帯電話も着替ももっていないので、部屋から出ることすらできない状態です。

私はひとまず荷物を持って車でまなびパークに行きました。

そこには、当然ながら疲労困憊で倒れている中の人達がいると思いきや・・・、普通に着ぐるみをチェックしながら、問題点を検証し、こうすれば歩けるかも・・・的な対策を講じて、実験している人たちが!!! しかも、お互いに相手の着ぐるみをきてみたりして「これはやっぱりきついですねぇ」なんて感じでしゃべっている。スゴすぎる!!

特にマールくんに入っていただいたKさんは、途中リタイヤしたことが、どうにも自分で許せないらしく、どうしてもリベンジしたいと言われました。着ぐるみ自体の問題ではなく、着かたに問題があったそうで、ちゃんと来ら絶対大丈夫だということです。何か別のイベントでもよいので、ぜひマルイ不動産の方にお願いしておいて欲しいと言われました。これがプロ根性というか、それを超えてます! この意気込みというか思いは、私が責任をもって(?)小原社長に伝えておきます。

2体が途中リタイヤしたこと以外は、結果としてトラブルもなく、大成功でした。

多くの声援を送っていただいた方、本当にありがとうございました。ほとんどの準備をひとりで行われた両藤舎の佐藤さん、本当にお疲れ様でした。中の人達も、本当にお疲れ様でした。

来年もまた頑張りたいと思います。

岐阜大学講義「自分らしいキャリア設計」

昨日、岐阜大学の「自分らしいキャリア設計」という講義に参加してきました。

全15回(?)の講義で、学生たちに、いろいろな生き方(キャリア設計)があるんだよ、ということを教える中で、極端な例(?)として何人かの経営者が話をし「こんな無茶苦茶な人達もいるのだから、自分たちはもっと幅を広げて考えても良いんじゃないの」と考えてもらうというのが目的です(と勝手に私は思っています)。

形式としては、学生たちが6つのグループに分かれて、そこにひとりずつ経営者が入り座談会形式で話をします。事前に考えてきた質問を学生がして、経営者が答えます。

これまでに何度かこの講義に参加させてもらっていますが、だいたい、かなりの勢いで食いついてきてどんどん話を聴こうとする学生と、ポカンとしてしまう学生に分かれます。どちらかというと後者が多いです。

自分のこととしてリアルに想像することが出来ないのが理由だと思います。なので、できるだけ、ソフトな話にしたほうが良いのかなと思ったりもしましたが、講義の前に講師の秋元さんからは「激しくガンガンな方でお願いします」と言われたので、内容的にはいつもどおりな感じになりました。

今回話した内容で、一番伝えたかったのは、

20代では、とにかく貧乏になりましょう。

ということです。

大抵のモノはお金で買えるし、たいていの問題はお金で解決できるので、お金を持っていると何でもお金で解決してしまう。もし、お金を持っていなければ、知恵を絞り努力をする癖がつくので、とにかく貧乏になることがよい。

親元にいると親が助けてしまい、貧乏にも限界があるので、親の目の届かない海外に行くのはよい。

貧乏な私が実行した実例として、オーストラリアに着いた頃、お金を払わずに英語を勉強した方法は、

  1. 大学の日本語学科の前でウロウロして、出てくる学生に交換レッスンを申し込む。
  2. 英語学校に学生カウンセラーとして働かせてもらって、授業をただで受けさせてもらう。
  3. 教会に行きおしゃべり会(?)に参加する(私は無宗教なのであくまでもおしゃべり会へ参加するだけの目的です)。
  4. ボランティア団体に入り、資格を取る無料レッスンを受ける。

などです。多分お金を持っていたら、普通に英語学校に通うだけで、多くの日本人と一緒に、和やかに授業を受けていただけでしょう。でも、お金がなかったおかげで、現地の大学生と友達になったり、ボランティア団体の資格が取れたりと、どんどん楽しいことが広がってゆきました。

ちなみに、ボランティア団体というのはビーチパトロールをする団体ですが、オーストラリアのライフセーバーは、かなり人気で競技大会などはテレビ中継もされます。そういう大会に出たり、日本から日本最大のライフセーバーのチームが合宿に来たり、NHKのドキュメンタリー番組の取材が来たり・・・と、英語だけではない多くの楽しい経験と人脈を得ることができました。

どうして、こんなことができたのかを一言で言えば、

貧乏だったから

です。

若いうちに楽しく明るい前向きな貧乏になり、知恵を絞る癖をつけることが若いうちにやるべきことです。

今日の講義に参加した学生の中で、ひとりでも何か感じてもらえていたら嬉しいです。

事務所を改装しました

先週、事務所の改装工事をしました。

 

来月から、基金訓練と呼ばれる職業訓練を開始するため、教室を作りました。これまでの事務所スペースの半分を部屋にして、残りの半分を事務所スペースとしました。事務所の面積は半分くらいになったのですが、何となく狭くなった感じがしません。

これまで、広いスペースを無駄に使っていたので、戸棚などを積んで無駄なく配置したら、個人毎の占有スペースはほとんど変わらず、狭くなった感はありません。

 

ただ、お客さんと打合せをする場所が無くなったので、それをちょっと工夫する必要があります。

 

教室の方は、想像以上に格好良くできてしまい、なんとなくそちらを自分たちの仕事場にしたい気分にもなります。

 

まだ、備品やパソコンが散乱し、ケーブル類が散らかっていますが、11月4日の開講日までにはキッチリ仕上げます。

 

既に募集は終わっていますが、本日最終面接をして、生徒さんが確定します。11月から1月末まで3ヶ月で、ホームページ制作の基礎を学んでいただきます。

うちの会社にとって初の試みなので、不安もありますが、生徒さんに満足していただける講座にしたいと思います。

 

このコースが終わったら、うちの会社の本業である開発者養成的なコースや、ITパスポート取得コースなども計画しています。ご興味のある方は、会社までお問い合わせ下さい。

少子化問題や過疎化問題のしわ寄せ

だいぶ日が経ってしまいましたが、秋祭りに世話人としてかかわって感じたことがいくつかあります。

 

一番は、限界が近いということ。

子供の数が急激に減ってきているのに、全体的な制度は何十年も前から変わっていません。それを伝統と呼ぶのですが、そろそろ限界が近いです。

例えば、町内全戸を回る獅子舞も、30年くらい前までは、小学校高学年の男子のみで行っていたそうです。しかも、獅子に触れるのは6年生のみで、みんな「早く大きくなって獅子に触りたい」と思っていたそうです。

それが、年々子供が減り、高学年だけでなく、低学年も参加するようになり、それでも子供が減り、女子も参加するようになり、それでも子供が足りなくて、保育園児も参加するようになりました。

需給関係の変化により、獅子のありがたみも急激に下がり、祭の後半になると獅子舞を持つ子供がほとんどおらず、大人達が手伝わなければいけないほどになってしまっています。

 

ちなみに、子供が誰も引っ越してこないと、Youが小学校4年生の時に、You1人で獅子舞をやらなければいけなくなります。冗談で「たむけんみたいだ」とか「ご祝儀総取りだ」とか言っていますが、ホントどうすべきか真剣に考えないといけない時期になっています。

鶴里町町民運動会のスゴイところ

今の家に引っ越してきて8年になり、町民運動会へは7回くらい参加していますが、毎回驚くのは子供達の参加率です。

 

自分が子供の頃、小学生はともかく、中学生や高校生が町民運動会に参加するなんてとても珍しい事だった記憶があります。

ところが、鶴里町民運動会は、ほとんど全員なのではないかと思うくらいの中学生が参加します。

 

それで、親子競技などにもちゃんと出場します。親子で手をつないで協力し合いながら走ってゆく競技にもちゃんと出ます。

ちなみに、自分のミスで遅れ、娘に罵倒されながら走るお父さん達のたまらなくうれしそうな顔をしています。

 

町内の伝統の踊り(?)、中馬馬子唄では中学生だけでひとつの輪ができ、その外に大人達の輪ができます。ホントすごいなぁと思います。