子供の生活環境

私が子供の頃と比べると、現在はいろいろ変わってきていて、子供の遊び自体も大きく変化しています。うちなどはかなり田舎の部類だと思いますが、それでも30年前とはだいぶ違います。

 

事故が起きてはいけない(学校が責任を問われてしまう)からということで、放課後学校で遊んでいてはいけないので、授業が終わったら帰らなければいけません。

登下校は不審者などもいて危険だから一人で歩いて帰ってはいけないので一人になるところまで親が迎えに行きます。

 

私自身は疑問に思うことも多々ありますが、ルールは守らなければいけないので、我が家でもそのようにしています。確かに、私の家は近所に家がないので、誰にも見つからず犯罪に巻き込まれる可能性はあります。中学校の校区内では不審者による連れ去り事件があったりしているので、田舎と言えども油断できません。

 

なんだか窮屈な社会になってしまいましたが、山の中は30年前とあまりかわりません。30年前と同じように楽しいこともいっぱいです。

もちろん、危険なこともありますが、それも30年前と同じですし、その危険を回避したり、乗り越えることで人間としての成長もあるでしょう。危険な動物もいますが、さすがに不審者はまだいません。

 

うちの子供が、山の中で遊びたがるのは、親としてはなんとなくうれしいです。

押しつけられるほど拒絶する(1)

私自身は、特定の宗教を支持したりはしていません。

 

私なりの宗教観があり、幸福に対する考えがあり、特にどこかの宗教に入って熱心に参拝、巡礼、出席しようとは思いません。もちろん、宗教を否定するつもりもなく、よいところは取り入れる気持ちはあります。

般若心経を今年中に覚えようと思っていますし、マザーテレサの活動には賛同するし、日本の神話やギリシャ神話は好きです。

いろいろな宗教や哲学などを勉強することで、自分なりの世界観を築いて、幸せな人生を目指せると思っています。

 

多くの人に長く支持されている宗教は、何か理由があり、多くはとても参考になるよい考え方や、理論を持っています。なので、私の場合、最初から拒絶をしたりはしません。興味を持って勉強します。

 

ただし、例外があります。

 

信者を増やすのに熱心すぎるところ。

 

特に新規入会者獲得のノルマや目標があるようなところは、(どんなすばらしい教えがあるとしても)内容の前に拒絶します。

 

どんなにすばらしい宗教であっても、全人類が支持して幸福になれるものはありません。ネズミ講のように破綻します。ノルマを達成できない人は「努力や信仰心が足りないダメ人間で、不幸になる」そんなのおかしいです。

 

いろいろな人が、いろいろな考えを持って、いろいろな幸せを享受できることが理想的な社会だと思います。

 

ノルマ付きの勧誘活動をしている団体は(私にとって)それだけで却下です。

猛犬注意

今年は町内会の班長になっていて、班の人の家(14軒)に毎月2回広報などを配らなくてはいけません。

 

昨晩も子供達と一緒に配りに行きました。

 

犬を飼っている家も何軒かあって、知らずに近づいていきなり吠えられるとちょっと怖いです。家の中から小型犬に吠えられるくらいならよいのですが、中には虎でも飼えそうなくらいの本格的な檻に大型犬がいるところもありました。

 

最後に行った家にも、入り口に「猛犬注意」の札がつけられています。玄関の近くに犬小屋が見えるので、おそるおそる玄関に向かって歩いてゆくと、犬小屋の横に黒い犬がいます。

私に気づくと、するすると近づいてきます。可動範囲の広い紐でつながれているようです。吠えられるかなと覚悟してビビリながら玄関までゆっくり歩いて行っても、全く吠えません。物欲しそうな目で見つめるだけです。

車に戻って帰ろうとすると、クンクンと甘え声を上げます。

 

全く番犬としては役立たずのかわいい犬でした。

イノシシ食べまくりの週末

今年は町内会の班長がまわってきました。基本的に順番でまわってくるので、やりたいとかやりたくないとか言うものではなく、やらなければいけないものです。あと、別の町内の有志の会の役員にもなっております。 

そう言う会合というか、人とのつながりというのは、私自身嫌いではないので、参加するのは楽しいです。

 

ただ、今週はいろいろ重なって、木曜日から毎晩のように公民館に行っていたので、体的にはちょっときつかったです。

 

土曜日は、ホタルまつりなどをやっている和の会の総会がありました。メインはイノシシの焼き肉と、しし鍋。会のメンバーにプロというか名人というか、肉を提供してくださる方がいて、ときどきご相伴にあずかることができます。


写真はイマイチですが、本物はもっとおいしそうです

 


写真はイマイチですが、本物はもっとおいしそうです

 

イノシシの肉は、臭い・固い・まずいというイメージを持たれている方も多いと思いますが、それは、捕まえる時期、処理の方法、調理の方法が悪い場合だけなんだそうです。昔は、そう言う肉しかなかったので、なんとなく世間的にはイノシシはまずいというイメージになっているようです。

私も食べる前はどちらかというとネガティブなイメージしか無く、気が進みませんでした。

 

でも、うちの町内で食べられるイノシシ肉は本当に、臭くなく、柔らかくておいしいです。

 

翌日曜日の午後、我が家で団欒の花見バーベキュー(花はほとんど散ってしまいましたが)をしたのですが、そのときにシシ肉(焼き肉)としし鍋を皆さんに食べてもらいました。

(うちの妻も含めて)食べる前はちょっと警戒気味でしたが、しし鍋は完食。焼き肉もたくさん食べていただけました(元の量が多かったので、おみやげにも持って帰っていただきましたが)。

 

このしし鍋は絶品です。今年も6月19日に開催されるホタルまつりでは、しし鍋を無料でご提供します。詳細が決まり次第、このブログでもご紹介します。まずは、6月19日の夕方からの予定は空けておいて下さい。

 

懐かしい味

オーストラリアにいた頃、「主食がフルーツか」というほど、果物ばかり食べていた時期があります。

 

種類も豊富で、安くておいしいので、いつも大量に食べていました。特に好きだったのは、メロンとブドウです。多少日本の物とは種類が違うのかも知れませんが、マスクメロンが安いときには$1くらいでした。当時のレートで70円くらい。朝食はメロンを半分に切ったメロンと、牛乳を食べ、夜残りの半分を食べていました。1年間で300個くらいメロンを食べた時期もあります。それくらい食べていると、おいしいメロンを見分ける能力も格段に高まりました。山積みになっているメロンを見ただけで、半分は選別でき、手で掴んだら、さらに精度が上がり、匂いをかいだらほぼ完璧です。

そう言えば、日本のスーパーで果物の匂いをかいでいる人って少ないですね。オーストラリアでは結構皆さん匂いをかいでかっているので、帰国してしばらくは、匂いをかぐ癖が抜けませんでした。

 

さて、本題です(笑)。

 

メロンと共に私が、ほぼ毎日食べていたものに、ブドウがあります。ブドウと言ってもデラウエアや、巨峰のような日本でメジャーなものではなく、黄緑色の少し細長い粒で、皮ごと食べられて種のないブドウです。

名前が分からないのですが、これも安くておいしいので、常に冷蔵庫に入れてありました。一房の量としては、巨峰の一房よりも大きい感じですが、それでも$2とかで購入できました。

実は堅めで、何より皮や種を出さなくてもよいので、テレビなどを見ながらポリポリと食べられるのがよいです。

 

日本に帰ってきてからも、食べたくてスーパーなどで探していたのですが、一度も見たことがありませんでした。

 

それが、なんと今朝の食卓に乗っているではありませんか!

近所のスーパーに売っていたんだそうです。結婚する前からオーストラリアで食べていたブドウの話は妻にしており、新婚旅行でオーストラリアに行ったときに、スーパーで買って、夫婦でこのブドウを毎日のように食べていました。Hannaも二人で旅行に行ったときに毎日パクパク食べていました。2歳の頃なのでほとんど旅行の記憶は無いようですが、このブドウのことは覚えているそうで、喜んで食べました。

 

味の方は、オーストラリアで食べていたものと比べると、若干甘みが少なく、実が固く、皮が固いです。

 

でも、このブドウが手軽に食べられるようになるなんて、とてもうれしいです。しばらく我が家のフルーツはこのブドウです。