Hannaは、本がかなり好きなようです。最近は一人で本を出してきて読むことも多いです。
ただ、読むと言っても、実際に読んでいるのではなく、完全丸暗記していて、ページの絵を見ながら暗唱しているだけなのだけど・・・。
Hannaは英語を全く理解できません。オーストラリアに行ったときは、自分の全く理解できない”英語”に出会ってかなり混乱していました。変な言葉を話す人たちにビビって逃げていました。
でもHannaなりに英語というのは、日本語と違うものであることは認識しているようで、英語の本を開くと、1ページずつめくりながら、日本語にはない音を口から発している。
本人的には、英語の本を英語で読んでいるつもりらしい。
日本語の本を読むときは、大きな声で読んで(暗唱)、私たちに聞かせてくれる。と言うより、「父ちゃん、本読んであげるから座って」と強制的に聞かされる。でも、英語の本は、親たちがみていないときにコッソリと小声で読んでいる。
どうも、英語の本を読んでいる姿を親たちが見て笑ったのがいけなかったようで、本人は恥ずかしがっているのかもしれない。もちろん、親たちはバカにして笑ったのではなくて、あまりにもかわいかったので思わずほほえんだのだけど・・・
すごいなと思うのは、めちゃくちゃ日本語でない言葉っぽくしゃべっている中に、英語っぽい音がちゃんと含まれていることです。her のような日本語にはない発音が、聞こえます。ちゃんと英語を聞いているときに聞いたことのない音を認識して、それをちゃんと発音していることです。
さすが3歳児!という感じです。
この時期に英語を学ばせれば、きれいな発音ができるようになるのも頷けます。
でも、私としては、やっぱり正しく日本語を理解してから英語を勉強するべきだと思うので、まずは日本語の勉強をしてもらいます。興味を持てば挨拶くらいは覚えてくれてもいいけど・・・。