【本の感想】小さな会社・儲けのルール(竹田 陽一・栢野 克己)

 中小企業、その中でも零細企業というくらいの会社が、自社製品やサービスを販売してゆくためには、非常に勉強になる本だと思います。

 強者(大企業)と、弱者(中小企業)では、取るべき戦術は全く違うということが、最も重要です。それをこの本では、理論と実例で紹介しています。

 

 兵士の数で圧倒的に劣った織田信長が桶狭間の戦いで勝ったのは、まさに、この弱者の取るべき戦法をとったのが最大の理由だと思います。

 

 この本で書かれているのは、天才的な経営者だとか、大成功している大企業の話ではなくて、普通の中小企業の話であるので、より現実的に考えることができます。
 ホンダやソニーも最初は零細企業だったが、今や世界有数の企業です。ただ、それらの会社が取った方法は、天才的な経営者や技術者だから有効だっただけで、世の中の99%以上の中小企業では取るべき戦法では無い。同じやり方をすれば99%以上の確率で失敗する、のです。

 普通の人でも成功する方法、普通の人でも実践できる方法、それが書かれています。


 

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略
489451138X 竹田 陽一 栢野 克己

フォレスト出版 2002-11
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ThinkPad T43pのファンが怪音を出し始めました

 私はほとんどの仕事を ThinkPad T43pで行っています。

 いつでもどこでも同じ環境で仕事をすることができるというのは私にとって必要不可欠な条件なので、大きいとか重いということはさほど大きな問題ではありません。ノートパソコンとしては最高クラスの、広い解像度と、パワフルなCPUやGPUが私の仕事を支えています。

 

 ところが、最近このパソコンの冷却ファンが変な音を出し始めました。パワフルなCPUなので、重めのアプリを動かしていれば、ファンがそれなりの音を出して回ることは仕方がないのですが、最近カリカリと非常に耳障りな音を出し始めました。

 事務所は、結構うるさいのでそれほど気にならないのですが、夜中に自宅で仕事をしているときはかなり気になります。

 また、うるさいだけでなく、ファンの調子が悪くて、そのうち止まってしまうのではないかという不安にさいなまれながら仕事をするのは精神衛生上もよくありません。かといって、修理に出すとその間の仕事ができないし・・・と困りながら、ネットで検索してみました。

 

 すると、結構同じような問題を抱えている人がいて、自分でファンを交換したりしている人もいました。

 ノートパソコンのファンって、普通自分で交換するものなのかなと疑問に思ったのですが、普通の人はあまりT43pとか、T42pとか使わないと思えば疑問もなくなります。

 レノボのサイトには、動画付きで説明までされていました。 

 サイトにある情報を参考に、とりあえず、キーボードを外してファンを確認し、掃除機などで掃除をしてみることにしました。

 

キーボードを取り外したところ

 

 

 問題のファン

 

いろいろな方向から掃除機で誇りを吸い取ったところ、何となく嫌な音は軽減した気がします。ただ、逆に回転が止まる瞬間に、以前よりも大きなカリカリ音がするようになりました。

 もう少し様子を見て判断をする必要がありそうです。 

 

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