【本の感想】マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる(森本尚樹)

うちの会社では、技術者上がりの私が、これまで、にわか仕込みのマーケティングや営業手法に基づき、自社製品の企画やPR、販売を行ってきました。

 メディアで取り上げてもらうことなどは、比較的成功しているのですが、実際の商品売上という意味では、成功しているとは言えない状況です。

 これまで、売れない理由を自分なりに分析していたのですが、一言で言ってしまうと「機能が足りない」という結論を出していました。不幸なことに(?)うちの会社は開発会社なので、そう言う場合「では、機能を追加しよう」と、開発できてしまいます。それが大きな間違いであったことを、改めて感じました。

 

 実例、理論とも、うちの会社が陥っている状況を的確に説明されています。顧客が求めているのは、その商品ではなく、商品がもたらす結果なのだという基本的な部分(ドリルが欲しいのではなくて「穴」が欲しい)に立ち返り、考えてゆけば簡単に導き出せる答えなのですが、現場で必死になっていると、見落としてしまいがちです。

 改めて、自社商品を考えてみると、商品が売れるだけの価値のある商品であることは変わりありません。しかし、PRの方法やPRの対象が間違っていたと気づきました。
 あまり欲しくない人に安くしてまで販売しても、お互いに不幸になります。本当にこの商品を求めている人に、適切な価格で販売することでお互いに幸せになれます。

 そんなことを気づかせてくれた本でした。

 

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結婚記念日に妻とデート

先日、結婚記念日(に近い休日)子供達を実家に預けて、妻と出かけました。

「小さい子供を連れてはいけないところ」をテーマに考え、行き先候補として上がったのは、オシャレなBar、居酒屋、美術館、映画などです。しかも、子供達が寝る前にかえらなければ行けないので、近い場所。お酒を飲むなら、電車で行ける場所。そして、天気が悪かったので、駅から歩いて、雨に濡れずに行けるところ。という条件で考えて、結局、愛知県美術館へ行き、あとは現地で考えることにして出発しました。

 


 

愛知県美術館の「ルソー展」を見て、その後、オアシス21へ行き、上の写真を撮り、名古屋のテレビ塔に行って、その中にあるTHE TOWER RESTAURANT の予約をしようとしました。THE TOWER RESTAURANT は、昨年秋に株式上場したZETTONグループのお店です。ZETTONの稲本社長とは、大分前に名刺交換をさせてもらったことがあります。それ以降、破竹の勢いで店を増やしているのですが、その都度、オープニングレセプションの案内を頂いているのですが、結局、いまだに一回も行ったことがありませんでした。

 

 というわけで、今日こそ、と思って予約をしたのですが、よく考えると子供が寝る8時半までに実家に帰宅するには、7時頃には店を出なければならず、1時間半しか店にいられないので、やめました。

 結局、駅近くの居酒屋で食事をしました。急遽決めた店でしたが、飛騨牛、鹿児島黒豚などのおいしい料理、おいしいお酒がたくさんあり、とてもよかったです。特においしいお酒には妻は満足したようです。

 

 久しぶりの落ち着いた食事でしたが、結局、子供の話が多くなり、Hanna達お利口してるかな・・・なんてことになってしまいました。

 

 実家に行くと、親たちの心配をよそに、ジジババにいろいろ買ってもらって楽しげな子供達が笑顔で迎えてくれました。