自転車のペダル付のハイブリットカーなどはできないでしょうか?

私は、毎日45分以上運転して通勤しています。

この通勤時間の有効活用法をずっと模索しています。

直ぐに思いつくのは、ニュースなどを聞きながら情報収集。音楽などを聴きながらリラックス。いろいろな教材CDを聞きながら勉強。などで、基本的にはこれらのどれかをしています。

 

最近の「時間があったらやりたいことNo.1」は、何と言っても水泳のトレーニングなので、これが通勤時間にできたら非常に嬉しいです。

 

そこで考えたのは、アクセルの代わりに自転車のペダルがついた自動車。ペダルの回転数によって、スピードが変わるもの。もちろん、普通の車のような運転席にペダルがついていても力が入らないので、運転席は、ロードレーサータイプの自転車のサドルになっていて、前傾姿勢で運転します。

 

これは、相当鍛えられそうな気がします。

また、どれくらい足しになるのか分かりませんが、ペダルをこいで発電をして、それを動力にも使うハイブリット式にすれば、地球にも優しい。

言い方を変えると、電動アシスト自転車の自動車版みたいなものです。

 

道路交通法や、その他、多くの問題がありそうで、実現は難しいと思いますが、もし、実現したらぜひ欲しいです。

 

くだらなすぎてスミマセン。

THE 富士(岐阜県瑞浪市)

今晩、妻と二人で瑞浪市のTHE 富士という中華料理店に行きました。

今の家に引っ越す前、瑞浪市のアパートに住んでいた頃、見つけて行きファンになった店です。

 

鰹だしの中華料理のお店で、料理はめちゃくちゃおいしいです。餃子やアワビと豆腐のホワホワなんとか(ごめんなさい)は、毎回注文して、毎回感動するほどおいしいです。

 

料理での感動はいつも通りだったのですが、今回はアルバイトを含めた店員さんの動きにも感動しました。カウンターで食べたので、店員さんの動きがよく見えたのですが、もの凄いです。

 

以前より個室が増えて、その日も団体の予約が入っていました。

私たちが入店した後に続々と、お客さんが入ってきてキッチン内はかなり、忙しくなってきましたが、4人(オーナー夫婦とアルバイト2名?)の動きがすごくよいのです。しかも、どんなに忙しくても、料理の説明や、気配りも忘れられていません。

私もだいぶ前ですが、飲食店でアルバイトをしていた経験があるのですが、だいたい、お店が忙しくなってくるとアルバイトがパニクって作業や対応が雑になってきます。それで上の人たちもイライラしてきて・・・というパターンが普通だと思うのですが、この店にはそれがありません。

動きの良さに感動して見とれていたので「大変遅くなってすみません」と出される料理に、「いえいえ、ちっとも待ってませんよ」と恐縮しながらいただきました。

 

全員の動きの良さを、いろいろ分析したのですが、すくなくともキッチンやその他の設計的には、いろいろ問題があり、決してよい環境ではないと思いました。また、大手のフランチャイズ店のように、マニュアル化されていて、誰でもそれなりにこなせるような仕事になっているわけでもありません。4人の能力が極めて高いために、成り立っているのだと思いました。

みんなが周りの状況を理解して、自分がどう動くべきかを適格に判断して行動しています。盛りつけ時の調味料など、出したものは必ず直ぐ元の場所に戻します。その上で、入っている注文もみんながだいたい記憶していて、それに合わせて行動しています。

 

見事としか言いようがない動きでした。

しかも、アルバイトの人たちの対応がよい(とても人あたりがよい)ので、もの凄く気持ちよく食事ができました。

 

料理がおいしいだけでなく、いろいろ感動をした食事でした。

 

ただ、ひとつだけ要望を言うと、ビールが、のどごしタイプのビールなので・・・。

 おいしい料理のお店なので、真夏にカーッと飲んでいるテレビCMをしているビールではなくて、おいしい料理と共に飲んでいるCMをやっているビールにして欲しいです。とりあえず、瓶ビールでよいのでプレミアムモルツとか、一番搾りとかを置いていただいて、お客さんの反応を見て、ぜひぜひそれの生ビールを置いて欲しいです。

 

こんなおいしい店なのに、なぜあのビールなのでしょう・・・オーナーがビールを飲まない人なのか、親戚がA社に務めているのか・・・不思議です。

当たり年、ハズレ年

今の家に引っ越して6年が過ぎました。

 

6年住んでみると、その年によっていろいろ違いがあることが分かってきました。

ニュースなどでも「今年の夏は暑い」とか「今年のは空梅雨」というようなことは、よく言われるのですが、 そういうものではなくて、もう少し小さいことというか具体的なことです。これまでの今年の特長は、

  • 桜がもの凄く咲いた
  • 藤がもの凄く咲いた
  • スズメバチがたくさん家に飛んでくる

 と言うようなものです。

まだ、相互関係や因果関係までは分からないことが多いのですが、多少は関係が分かるものもあります。

ちゃんと観察というか調査をして、この虫が多い年は翌年桜が咲くとか、この花がたくさん咲くと、冬寒いなどのパターンを調べ、そのうち、我が家・わが地区独自の「夕焼けの翌日は晴れ」というような(今では科学的根拠のある)定説を見つけたいと思います。

 

そういうことは、昔から住んでいる人、特に農業や林業などの自然に深く関わっている人に聞くといろいろ教えてもらえます。まず、そういう聞き取り調査から始めるのがよいかもしれません。

ちなみに、藤の花がたくさん咲くと、米は不作なんだそうです。今年は藤がもの凄く咲きました。ちょっと心配です。

羨む人、哀れむ人

私は、仕事の相手でもよく自分家のことを話します。一応、笑いのネタとして、少しでも場が和めばと思ってのことですが、

  • 近所の猟師さんが猪を捕ると猪鍋に誘われる
  • 帰宅途中の県道で猪とぶつかりそうになった
  • コンビニは車で15分
  • 娘のクラス(学年)は、8人
  • 庭にホタルが飛んでくる
  • 庭で毎年流しそうめん
  • 夏は毎週のようにバーベキュー
  • バーベキューの残飯をタヌキが食べにくる
  • 真夏でもエアコン不要
  • 下水道は無し(井戸水)
  • ケータイもテレビも半分圏外
  • 家の周りでアケビや自然薯が採れる
  • 庭で桜の花見ができる

 というような話をすると、多くの人はお世辞で「いい環境ですねぇ」と言います。でも、その人達は絶対に自分はそんなところに住みたくないと思っています(夏休みに遊びに行く程度ならよくても)。

 

一部の人は哀れみながら「何でそんなところに住んでるんですか?」という質問をします。何か事情があってそういうひどいところに住んでいると思われているようです。
#もちろん、私(および妻)は、好きこのんでこういう所に住んでいます。

 ところが、ごく稀に本気で羨んだり、共感してくれる人がいます。既に似たような環境で生活している人や、いずれ本気で、こういうところで生活しようと考えている人など。

 

でも、そう言う人たちって日本全体で見たらかなりのマイノリティなんですよね。そうでなかったら、田舎が田舎で無くなってしまいますもんね、人口増加して。

と言うことは、今の自宅の環境を維持するという意味では、多くの人に哀れまれているくらいでちょうどいいと言うことか・・・。

 

どこまでコストや時間をかけるべきか

5月12日に三菱東京UFJ銀行のシステム統合が開始され、その日にATMが使えない等のトラブルがあったことが、大々的に報道されました。

 私自身、そのシステムの統合について現場を見ているわけではないのですが、どれほど膨大で難しい作業が行われたのかは想像できます。15年以上前ですが、私も大手システム開発会社で銀行のシステム開発に携わっておりました。そのときの念には念を入れ、2重3重4重のテストをする開発スタイルに最初はもの凄く戸惑いました。そこまでするか?というような準備、慎重な開発、テストを繰り返して、銀行のシステムは作られているのです。

 

そんな中で、今回発生した問題というのは、非常に軽微なものだと思いました。マスコミ各社は、システム部門(会社)のミスで、甚大な被害が出たように報道していましたが、その内容に違和感を感じていました。

そんな中、日経ビジネスオンラインに掲載された記事(「トレードオフの概念は日本に無いのか」
三菱東京UFJ銀のシステム一本化報道に思う)
を読んで、自分の考えに自信を持ちました。

 

記事内にも書かれているのですが、今回トラブルが起きたのは、その日の三菱東京UFJ銀行の全取引の0.02%でしかなく、その後トラブルを解決して10日稼働しているのだから、10日間の取引量の0.002%にトラブルが起きただけとも言えます。

 

もちろん、お金がおろせなかったりした人にとっては、問題ですが、99.98%動いているものを、99.999%動くようにするのには、莫大なコストがかかります。

それだけのコストをかけてでも、止まらないようにすべきなのか、それとも、そのコストと時間を節約して、別のサービスに振り分けるべきかを考えるべきだと思います。

 

システムのテストを行う場合、できるだけ本当の環境と同じ状態を作って、同じようにテストをするのがよいのですが、今回のような大規模なシステムだと、それをするには莫大な費用がかかります。例えば、テスト用ATMを何万台も用意して、アルバイトを何万人も雇って、同時にATMを操作してテストすることを想像してください。
私は、そのATMを、少しでも多くの場所に設置してもらった方が嬉しいです。たとえ、1日お金がおろせなかったとしても。

 

システム開発会社の人が、こういうことを言うと、言い訳や、自分の都合のよい考え方と思われるかもしれませんが、確率や費用対効果を考えるのは、誰にとっても非常に重要なことだと思います。

 

■関連リンク

NBonline 谷島宣之の「経営の情識」:「トレードオフの概念は日本に無いのか」三菱東京UFJ銀のシステム一本化報道に思う