【本の感想】超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・ (岸★正龍 )

東海地方の一部若者男子には、かなり有名な眼鏡ブランド「モンキーフリップ」の社長が書いているキラーブランドの作り方です。

 

冒頭に書かれているのですが、決してちょっと成功したベンチャー社長の自慢話(自伝)ではなく、キラーブランドというのがどういうもので、それを作るにはどうしたらよいのか、ということが、自身の具体的体験を紹介しながら説明してあります。

 所謂マーケティングの解説書のような堅苦しかったり難しかったりすることはなく、あっという間に読める本でした。

 

実は私は、モンキーフリップがブレイクする前からモンキーフリップのファンで、現在持っている眼鏡はほとんどモンキーフリップのものです。今までは、ただカッコイイ(しかも高くない)からという理由で、買っていましたが、本を読んで、それがズバリ、岸さんが狙った通りのお客の行動であることがわかりました。

今では、モンキーフリップの店は大繁盛していて、オリジナル限定品は発表前から予約が入るような状態なのだそうですが、当初はお店も社長も迷走し、紆余曲折、七転八倒して、今の(一部の人に)大人気のブランドとなったのだと知って、当初から、かつ影ながら(かつ超微力ながら)応援していた私は、とても嬉しいです。

 

モンキーフリップに興味が無くても、キラーブランドというとても魅力的なものを手に入れたい人や、小規模のビジネスをやっている人にオススメです。

 


優秀な人材を採用する為にすべきこと

うちのような会社にとって、「人」は最も重要で不可欠な存在です。
優秀な人材をたくさん集められるかが、会社の成長(生存)の最重要ポイントです。
経営者としては、仕事の契約を取る以上に、優秀な人材を集めることを常に考えています。どのようにしたら、よい人材が来てくれるのか?

 

当然ながら大企業のように、莫大な費用をかけて宣伝をすることはできないし、ブランド力もありません。 提示できる給料などの条件も、よいものではありません。

給料やその他条件で集めるのが無理だとしたら、どのようにしたらよいか?どんなところに優秀な人が集まるか?

1番は、人間として魅力的な社長がいるところ

2番は、人間として魅力的や役員や社員が多いところ

だと思います。あの人の下で働きたい、あの人と一緒に働きたい、そんなことを感じてもらえるような人が多ければ、優秀で魅力的な人が集まってくると思います。

 

より多くの優秀な人に集まってもらうために、より人間として魅力を増すように、努力し続けたいと思います。