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吉野家の牛丼食べました!
今日、何気なく吉野家の前を通ったら、警備員がいて3人ほどが店の前で並んでいました。
牛丼祭り(?)とかで、1週間牛丼復活しているのでした。
時計を見ると、10:59。牛丼開始は11時!
思わず並んでしまいました。
11時ちょうどに店内に案内され、みんな一斉に
「並」
「大盛り、玉子」
「大盛りつゆだく」
などと注文を始めます。私は「並と玉子」を注文しました。
何年ぶりかの牛丼との再会です!
写真を撮って、紅ショウガや七味などをかけて、食べました。
懐かしいというか、やっぱりおいしいです、豚丼より。
味をゆっくりかみしめながら食べていると、店内にドンドンひとが入ってきて、あっという間に入り口の外まで人が並んでしまいました。
早く完全復活することを強く願います。
本当にそのコンピュータシステムは必要ですか?
ひと頃のITブームは、ITに対する過度な期待と、実情のギャップを大きくし「ITは高い割に役に立たない」というイメージを作ってしまいました。
私の知っているところでも、何でこんなシステムを導入したの?というものが多くあります。しかも、びっくりするほど高いお金を払っています。
無駄なIT投資と、ITに対する悪いイメージ定着にはいろいろな理由があると思いますが、ひとつは、日本人の知識や知恵に対してお金を払うより、形のあるものにお金を払いたがる文化があると思います。
(もちろん、日本人だけではないのですが、欧米に比べてその傾向が強いと思います)
たとえば、うちの会社の近くのスーパーで導入されたセルフレジシステム。この導入目的を読むと、待ち時間解消による顧客満足度の向上と書かれています。
ハードも含めて、かなりの開発費用がかかっていると思いますが、(実際に使ってみて)現状では効果は、大いに疑問です。慣れていないというのもあると思いますが、費用対効果で考えたときに、本当にこのシステムの開発&導入がベストな選択だったとは思えません。
もちろん、私はこの会社の考えを聞いたわけではないので、税金対策など他の理由があるのかもしれませんが、一人のスーパーの顧客としてはもっと別のことをして欲しいです。
それは、ATMのように、1列に並んで順番に空いたレジに行く運用、この列を複数作って、進行の遅い列と早い列を分け(レジの数で調整)て、遅い列はポイントがたくさん付くなどして、時間のある人は遅いレジに並ぶと得するようなルールを作るだけで、大幅に顧客満足度は高くなると思います。しかも、これらのことはセルフレジシステムを開発するより、ものすごく費用は少なくて済むと思います。
本当の目的を充分に考えて、何がベストなのかを考える必要があります。ITを導入しなくても解決する問題はたくさんあります。その方が効果が高いこともたくさんあります。
そういう提案をして、実行するのが、最近はやり(?)のソリューションプロバイダーと言われています。実際、うちの会社もシステムを提供するのではなくて、最善のソリューションを提供しようと思っています。
でも、実際ソリューションプロバイダーが本当に最善のソリューションを提供できていないことが多いと思います。
なぜか?
それは、冒頭で述べた理由、知識や知恵に対しての対価が少なすぎるからです。
つまり、セルフレジシステムを開発するとなれば、ソフトだけでも数百万円にはなり、ハードも含めて考えれば数千万円というような予算になると思います。つまり、それを受注すればそれだけの売上になります。
でも、上記のようなルールの提案をして、それが採用された場合、どれくらいお金がもらえるでしょうか? ちゃんとした提案書を作っても、あまりお金にはなりません(少なくとも、今までのうちの会社では)。
そうなると、どうしても何らかのシステム開発が含まれる提案をせざるを得なくなります。
本当は、数千万円の開発費でシステムを開発するより、各店で数万円程度の改装したほうが、顧客満足度は高まるのかもしれなくても・・・・
知恵だけよりも、ソフトの開発
ソフトの開発だけでなくハードウェアが付いてくるシステム
そう言うものの方が、お客さんはお金を支払ってくれます。
この考え方が変わってゆかない限り、無駄なコンピュータシステムはこれからも増えてゆくと思います。