まさか、夜泣き?

昨晩、Youが異様な泣き方で目を覚まし、1時間近く起きて泣き叫んでいました。

今まで、夜中に起きても、妻が添い寝をしてやれば直ぐに寝たのに、昨日は、添い寝しようが、抱っこしようが、歌を歌おうが、泣きまくっていました。

 

まさか、夜泣き??

 

Hannaの夜泣きの頃の恐怖を思い出します・・・

オーストラリアで出会った人(4):建築家・飲食店プロデューサ

私の人生に最も強いインパクトを与えたのは、建築家で飲食店のプロデュースなども行っているHさんです。

今でも家族ぐるみでお付き合いさせていただいており、ずっとお世話になっています。

 

Hさんとの出会いは、私がオーストラリアで生活を初めて1ヶ月後くらいでした。お金もなくなり、英語も話せない私は、日本人を対象としたクラブ(女性がお酒を注いでくれる方の)でアルバイトをはじめました。そこに、ほぼ同じ時期にアルバイトをはじめたのはHさんでした。

 一級建築士として日本のバブル期を堪能(?)した後、会社を辞めてオーストラリアに来ていたHさんは、当初は旅行のつもりで、カジノなどでジャンジャンお金を使い、ほとんどお金が無くなって、そろそろ日本に帰ろうかと思ったときに、オーストラリアのある建築家に出会って、もっとオーストラリアで建築などを勉強しようと言う気になり、滞在をしていたのだそうです。将来、飲食店の経営もしたいと考えて、昼は設計事務所、夜はクラブで働いていました。

Hさんとの思い出(若気の至り) は、本当にたくさんありますが、そのどれもが、その後の人生の重要な肥やしとなっています。Hさんと出会ったことで私が得たものも本当にたくさんありますが、特に重要なものは、

  • とにかく人生を楽しむ。どんな状況でも楽しく生きる
  • 超楽観主義的志向
  • 限りない自信

です。これらは起業する上では非常に重要な要素だと思います。10年以上前に私は起業したのですが、冷静に考えれば起業してうまく行くはずのない状況でした。それでも、(根拠のない)自信と、楽観的な考え方で、起業しました。(周囲の予想通り?)ひどい目にも遭いましたが、悲観することなく楽しく現在に至っています。それができたのは、Hさんから教えられた3つの重要な要素を身につけていたからだと思います。

 

とにかく貧乏で、でも、自由で楽しくてしかたがなかったあの頃の生活は、今となっては(戻ることの出来ない)かけがえのない思い出です。

お互いに、結婚し、子供も出来て、それなりに社会的責任も大きくなったのですが、どんな状況でも楽しく生きる、という人生は、10数年前と変わりません。