娘二人との2日間[二日目]・・その2

日曜日、妻が出店するせともの祭り会場へ行った後、東山動物園に行き、帰りが遅くなったので、帰りに食事をして帰ることにしました。

 

Hannaに何が食べたいか聞くと、

「回転寿司!」 

と言うので、回転寿司に行くことにしました。名古屋からの帰り道で、知らない道なので、どこに回転寿司があるのかわからず、だいぶ時間が経ってしまい、子供達は不機嫌になってきました。

そのとき、「回転寿司」の看板が目に入り、何も考えず直ぐに入りました。いつも行く「かっぱ寿司」のように駐車場まで人が溢れているようなこともなく、直ぐに入れそうです。空腹の子供達を抱えていたので、これ幸いとテーブルに着きました。

 

ところが、流れている皿を見ると、いつも行く回転寿司とは明らかに違います。ネタが大きくておいしそう!

ふと、我に返りメニューを開いてみると、皿は絵柄によって分けられており、120円〜800円。 いつも行くところは「全皿100円」です。

しかも、120円なんていうのはほとんど無く、流れているのは200円から500円くらいの皿、時々デカイ大トロが一貫だけ乗った800円皿も流れてきます。

皿を取りたくてたまらないHannaをなだめ、いなり寿司、カッパ巻き、茶碗蒸し等を注文しました。

改めて周りの客を見ると、いつも行く回転寿司に比べて圧倒的に年齢層が高い。小さい子供連れもいるけど、祖父ちゃん祖母ちゃんと一緒に来ている。

駐車場まで人が溢れていないのも、高級店だったからなのでした。

 

一気に食欲が無くなった私は、子供達の食べ残し(食べこぼし)を食べながら、デザートはコンビニで買ってあげるとHannaをなだめて、そそくさと店を出たのでした。それでも、普段家族4人で食べる回転寿司の料金よりも高い金額でした。

一気に疲れが増して、面倒になったので3人で風呂に入って帰ることにしました。一応、「もしかしたら」と思って、朝、子供達のパジャマなどを持ってきていました。

うちの子供達は、赤ちゃんの頃から風呂が大好きで、特に大きな風呂は大好きで、大喜びで風呂に入りました。

 

最後は子供達はかなり眠くなってしまいましたが、ドタバタ珍道中の楽しい一日でした。

理想と現実

仕事上の大失敗をまたしでかしました。

今回の失敗はお客さんには迷惑はかけていないのですが、個人的には、かなり大きなショックでした。

 

常々、私は家族の応援があって、はじめて仕事はうまくゆくと思っています。

 

楽しそうに仕事に出かける父(母)を、元気に見送る家族、というのが私の理想です。家族を思えばこそ、仕事もがんばれるし、楽しく仕事ができるからこそ、家で家族と楽しく過ごせます。

 

そんなわけで、ジーアップは、通常の休日以外に、結婚記念日と、家族の誕生日は休み、にしたいと思っています。

子供がたくさんいれば、休日が増えるわけで、少子化対策、つまりは日本経済の為にもなる制度です(笑)。

 

ところが、先日、うちのスタッフの子供さんの誕生日に、ある仕事の納期が重なり、休みどころか残業までさせてしまいました。

 

いままでも、仕事上でいろいろな失敗をしてきていますが、今回はかなりショックでした。

 

うちみたいな中小企業・・・と言うより零細企業だと、同じことができるスタッフを複数確保するとくことは不可能なので、どうしても、各スタッフに依存しなければいけません。だとすると、お客さんから指定された納期には担当者は、休むわけにはいきませんし、夜中まで仕事をしないといけないこともあります。

それが、理想と現実の違いなのだと言ってしまえばそれまでです。あきらめずに、少しでも改善出来るように、してゆきたいです。

 

納期ギリギリに仕事をするから悪いのだと思われる方もいるかもしれませんが、我々の仕事はお客さんの確認が完了して「納品完了」となるので、
お客さんの確認が遅れたり、修正指示が後になってたくさん出てくると、どうしようもないのです。しかも、雑誌の広告は○○日に出るから、それまでには絶対
完了しなければいけない、という条件が付き、前日になって、修正依頼が来たりします。なので、(お客さんによっては)どんなに、うちが頑張っても納品日に
ドタバタするのは避けられないのです。

 

「仕事」 という理由で子供のイベントに参加できないなんてことが続くと、子供達の「仕事」や会社に対するイメージが悪くなってしまいます。それが一番悲しいです。

 

これも私の個人的目標のひとつですが、日本の子供達にもっと「仕事は楽しいものなのだ」「大人になって仕事をするのは楽しいことだ」という意識を持ってもらいたいと思っています。 将来が不安で、希望がもてないと人生楽しくありません。

そんな大きな野望の第一歩は、スタッフの子供達に、それを感じてもらうことのはずだったのに・・・・、まだまだ目標への道のりは長く険しそうです。