涙は女の武器ですから

今日は、豊川稲荷の近くへ行きました。

 

行きも帰りも、東名高速が渋滞していたため、打合せ先へも、自宅へも両方とも遅刻してしまいました。

打合せ先では、怒られなかったのですが、自宅では怒られました。

 

今朝

「今日は普通に帰ってくる」

とHannaと約束していたのに、結局、帰宅したのは9時近く。

帰宅してから30分、夕食を食べる私の隣に座りHannaはひたすらしゃべり続けました。

 

朝、私が忘れ物をしたこと、保育園でのこと、保育園が終わってから遊びに来た友達のこと、そして、Hannaが作った夕飯の餃子のこと。

 

しゃべり方、しゃべるときの表情など、妻にそっくり。 

夕飯の餃子の話は、Hannaが包んだものは、HannaとYouで全部食べてしまったそうで、私に残されているのは妻が包んだものだけだということでした。

「Hannaちゃんが作った餃子、父ちゃんにもあげたかったのに〜。Youちゃんが全部食べちゃったもーん」

と最後は泣き出してしまいました。なんて、父ちゃん思いのかわいい娘だと感心していたのですが、妻によると、YouよりもHannaが食べた量の方が多かったらしいです・・・

やはり、女の涙は簡単に信用してはいけません。

 

 

 

ファーストフード店の巣鴨・浅草対応に感動

今日は、浅草付近にて打合せがあったのですが、その後に近くのファーストフード(コーヒーチェーン)に入りました。

 

レジの近くの席で、コーヒーを飲んでいました。

 

次々と客が訪れ、店員はマニュアルに忠実(と思われる)対応をしています。マニュアル的対応と言っても悪い意味ではなく、テキパキと必要なことを言っているという意味です。

 

客「ブレンドコーヒー」

店員「サイズは、どういたしましょうか?S、M、Lございます」

 

客「アイスコーヒー」

店員「サイズは、どういたしましょうか?S、M、Lございます」

 

何気なく聞いていたのですが、良く聞くと時々

 

客「コーヒー」

店員「サイズは、どういたしましょうか?大中小ございます」

 

と言っているのが聞こえます。レジを見ると、前には年配の方が立っています。

おおっ!これが噂の、「巣鴨浅草マニュアル適用」かと、感動しました。

システムが良ければ、それだけで成功が約束されるものではありません

JR東海のエクスプレスカードによる指定席予約のシステムが7月から変わりました。

 

最大の目玉(私にとって)は、座席位置をズバリ指定できる点です。

 

これによって、車両の先頭席(東京行きであれば18番とか20番)が選べます。先頭席は、スペースが広いのと、コンセントが使えるというメリットがあります。

 コンセントは、150Wまでですが、パソコン、PDA、携帯電話の充電をするには十分な容量です。今もPDAを充電しながらパソコンを使って、この記事を書いています。

私は、新幹線のWEB予約ができるようになった一番最初から、エクスプレスカードを使っていますが、このWEBページのインターフェイスはかなり悪いです。


ろいろな事情があるのでしょうが、それにしても使いにくいです。最大のネックは(おそらく)基幹システムとWEBサーバーが、ネットワーク上別になってい
て、それが細いつながりでしかない点です。セキュリティなどの観点からの設計なのでしょうが、今どき、夜は利用できるサービスが限定されていたり、リアル
タイムに予約結果が分からない(PCの場合、後からメールで連絡が来る)というのは閉口します。

 

JR東海の担当者様、是非ともジーアップにご依頼下さい(笑)。最も長くエクスプレス予約を利用している私が、ユーザー志向のシステムをご提案させていただきます。

 

 ・・・などと、このブログで訴えても、仕事がもらえるわけはないのですが、このサイトを使いながら考えるのは、ユーザーが求めるものの本質を握っているところが強いということです。

つまり、こんな使いにくいシステム(失礼)であっても、私は何年も使い続けていますし、今後も使い続けるでしょう。なぜなら、新幹線の指定席を買って、JR東海の駅でそのまま購入できるシステムは、これしかないからです。

どこかの旅行代理店などが、非常にすばらしいインターフェイスの新幹線の予約システムを作ったとしても「切符は郵送で送ります」 では、使えないのです。

 

うちの会社の主力業務は、請負のシステム開発ですが、我々が作れるのは、ビジネスのほんの一部でしかないのです。それは仮にWEB上でのみ行うサービスであったとしても、ビジネスの本質から考えると、一部でしかないのです。

ときどきシステムのみでビジネスが完成すると勘違いしている人がいるのですが、そんなことは絶対あり得ません。

システム開発会社は、最大限良いシステムを作るように努力しますが、100点のシステムを作ったとしても、ビジネスが成功するとは限りません。逆にビジネスモデルがしっかりしていれば、ビジネスは成功します。


れまでにうちで開発させてもらったシステムでも、ビジネスとしてうまくいっている、または、うまくいく軌道に乗りつつあるところというのは、ビジネスモデ
ルが良いだけでなく、システム以外での努力をたくさんされているところです。営業活動(訪問するという意味だけでなく、ネット上でも良いです)や、宣伝活
動など、地道な努力があるとき、ネット上で火が付いて、検索エンジンから直接訪れる客が急増するのだと思います。

どんな巨大システムであっても、システムは万能ではなく、手助けをするツールでしかないとまで言い切ってしまうと、
語弊があるかもしれませんが、少なくとも新しいビジネスを行う場合、システム開発だけでは絶対に終わりません。もし、そうだとしたら、日本中に数万社
(もっと?)あるシステム会社はみんなものすごく儲かっているはずです。自社でドンドンシステムを儲かるシステムを作ってゆけばよいのですから。

 

でも、実際は99%のシステム開発会社は、ほとんど儲かっていません。システムは、良いビジネスモデルと、広報・営業の後ろ盾があって初めて有効に機能し、利益を生み出すのです。