鶴里町町民運動会のスゴイところ

今の家に引っ越してきて8年になり、町民運動会へは7回くらい参加していますが、毎回驚くのは子供達の参加率です。

 

自分が子供の頃、小学生はともかく、中学生や高校生が町民運動会に参加するなんてとても珍しい事だった記憶があります。

ところが、鶴里町民運動会は、ほとんど全員なのではないかと思うくらいの中学生が参加します。

 

それで、親子競技などにもちゃんと出場します。親子で手をつないで協力し合いながら走ってゆく競技にもちゃんと出ます。

ちなみに、自分のミスで遅れ、娘に罵倒されながら走るお父さん達のたまらなくうれしそうな顔をしています。

 

町内の伝統の踊り(?)、中馬馬子唄では中学生だけでひとつの輪ができ、その外に大人達の輪ができます。ホントすごいなぁと思います。

町民運動会 せっかくの活躍も

先月から週末4週連続で続いていた地域関連行事の最後は、町民にとって最も重要な?、町民運動会です。

 

子供達に父ちゃんの良いところを見せる最大のチャンスでもあります。

 

運動会には8町内が参加します。8チームで競います。

毎年、私の住む下町内は、全ての競技でそこそこの成績を残し、総合順位も上位です。昨年は総合優勝しました。

 

当然、今年も優勝を目指します。

私は今年も審判員として運営の手伝いもします。とはいえ、あくまでも、ペイペイの役員なので、指示を仰ぎながら言われたとおりに動けばよいのでとてもラクです(夏のセラパダイニングや先週の祭のことを思えば)。

 

今までは、子供達の面倒も見ていないといけませんでしたが、最近は、Hannaは学校の友達と勝手に遊んでいるし、Youも町内のお姉ちゃん達に、面倒を見てもらえるようになり、妻も心おきなくお母さん友だちと話しをしたり、いろいろな競技に出場して、抽選券や賞品を稼げます。

どこの町民運動会でもそうなのかもしれませんが、町民運動会では、洗剤や味噌、醤油など生活必需品が、参加賞や成績に応じた賞品として配られるので、我が家でも出られる種目は全部出て、賞品を稼ぎます。

 

今年一番感動したのは、自由参加のクツ飛ばし競争で、Youが誰にも付き添われることなく、ひとりで参加していたことです。

私は審判としてグランドにいたのですが、保育園以下の競技の時にYouがその列の中に立っていて、一人でちゃんとクツを飛ばしていたのです。競技終了後も、一人で退場門に走って行き抽選券をもらっていました。

後から聞いたら、小学生達に連れられて一緒に入場門の所まで行き、何度か練習をして、その後、自分だけ保育園以下の所に移動したのだそうです。去年までなら、他の保育園の子達と同じように、親に手をつながれてでないと参加できなかったのに・・・。Youもちゃんと成長していることに感動しました。

 

最終種目でメインイベントの年齢別リレーに、私はほぼ毎年出ていますが、去年は二人くらいに抜かれてとても残念な結果でした。今年は子供達によいところを見せるためだけに、1年間日々のトレーニングと摂生を重ねてきました(?)。

 

毎年異様なほど盛り上がるリレーなので、水泳の大きな大会よりもある意味緊張します。私は第2走者です。

盛り上がり方に比例して、選手の真剣度もかなり高いです。毎年スタートの60歳以上の区分でも、年甲斐もなくちょっとずるいぐらいのことをします。今年も、フライングがあってちょっともめながらの再スタート。下町の第一走者は、とても優しくて遠慮深いYさん。走力の前に図々しさで負けており、後ろに追いやられて、私がバトンを受け取ったときには後ろから2番目(7位)でした。

でも、2日前に40歳を迎えた私の走った区分は、去年までの20歳から39歳の区分とは速度が違います。結構良い感じ。

第2コーナーで、2人抜き、

バックストレート前半で、1人抜き、

バックストレート中盤で、(転んだ人を)1人抜き、

第4コーナー付近で、さらに1人抜き、

2位になって次の人にバトンを渡しました。

5人抜き!!!小学生の頃大活躍していた運動会以来の気持ちのよいリレーでした。

 

さぞかし、子供達も父ちゃんの活躍に興奮しているだろうと思って、控え席に戻ると、Youは涙を流し、Hannaはポカンとしてます。

Youは応援席裏で、応援旗を振らせてもらえずに泣き、Hannaは応援旗を振るのに必死で、全くレースを見ておらず・・・。

せっかくの父ちゃんの活躍も、子供達には見てもらえませんでした・・・。

 

来年こそ、子供達によいところを見せるために、また一年精進します。

 

秋祭りの獅子元

今年は、我が家は町内の班長になっています。 班長の仕事は回覧板の管理や、町内会費集め、月一回の念仏と呼ばれる会合の開催などのルーティーンワークと、運動会や祭りなどのイベントを行う仕事があります。

 

中でも秋祭りは、最大のイベントで、しかも、今年うちの班が獅子元なので、うちの班で祭りの準備をします。

正直言って、この獅子元の役目が、最近の私の最大のストレスでした。わからないことだらけで、しかも、失敗が許されない行事です。

 

先月の念仏の時に、夫婦で参加してもらい(我が家は子供も家に置いておけなかったので、子供も含めて参加)、去年までの記録や、みなさんの記憶をひもといて、事前に準備することや当日の流れなどを確認し、その後も、町内会長をはじめいろいろな人に、いろいろ聞きながら当日を迎えました。

 

当日は、朝から、班の人および助っ人としてお願いしていた和の会の人たちが集まって、しめ縄をつけたり、国旗を立てたり・・・。ひとつひとつが外様町民にはとても難しいのです。まず、竹をどこから取ってくるのか、当然町内の誰かの竹藪から取ってくるのですが、どこから取ってくればよいのか、どれくらいの長さなのかなど、何もわからないので、わかりそうな人に頼みました。しめ縄は「普通と反対に綯わなければいけない」と言われましたが、そもそも普通の縄の綯い方を知らないので、お願いしました。

しめ縄の途中につける、紙のぴらぴら(名前すらわからない)も、切り方、折り方、付け方など何もわからないので、聞きながら・・・。

女性陣の仕事は、子供達にはっぴを着せたり、食事の準備をしたり・・・。これも、うちの妻ではわからないことだらけなので、他の人に聞いて指導してもらいながら・・・。

 

本当に助けてもらいながらどうにかこうにか、獅子舞は出発しました。

 

獅子舞をしなければいけない家も、よくわかりません。住んでいるけど、町内に入っていない人、別荘として使っていて住んでいない家、住んでいないけど獅子舞をする家・・・などなど、わからないことだらけです。

 

一緒に回ってくれた人に聞きながら、予定通りの時間に、公民館に戻ってきて、カレーライスを食べ、残りの家を回りながら、神社まで行き、そこで、子供達を引き連れて(大人達が引きずられて?)合計15周境内を走り、無事終わることができました。

その後の、ご苦労さん会も滞りなく終わり、本当に肩の荷か下りました。

 

田舎に暮らしていると、町内やご近所さんとの付き合いがあって、大変なところもありますが、今回のようにお役が回ってきたときは、これまでいろいろなイベントに参加してきた付き合いで、いろいろな人に無理をお願いしたり、聞いたりできるとも言えます。

そのおかげで、お祭りの全体像が一通りわかり、町内のことも、より理解でき、よい経験ができました。

 

まつりの感想などについては、次回書こうと思います。

足の速くなったHannaに感動した運動会

土曜日はHannaにとって小学校で2回目の運動会でした。

 

そんなに運動が好きではないHannaは、あまり運動会も乗り気でない感じです。Hannaが乗り気でない理由のひとつは選手リレー。

私が小学生の頃は、選手リレーに出られることはとてもうれしくて、それが楽しみで運動会に行くような感じでした。

 

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Hannaがあまり乗り気でないのは、選手リレーのメンバーに選ばれることが決まっているから。2年生には女の子は2名なので、必然的に、毎年、紅白別軍に分けられ、必ず選手リレーのメンバーになるのです。

しかも、もう一人の女の子が運動が得意で足が速い。1年生だった去年は、第一走者として走り、大きく差をつけられてバトンを渡しました。親たちもそんな状況を今年も想像していました。

 

しかし、前日までにHannaに聞くと、今年は1年生の同じチームの子が速くて、差をつけて来てバトンをもらうから、もしかすると抜かされないかもしれない、と言うのです。去年よりは運動会の練習について話すときに元気があります。

 

いつも負けてばかりでは可哀想なので、親としても何とか抜かされないことを祈りました。

 

全校生徒が80名足らずの運動会は、子供たちの出場機会も多く、また、好きな場所で撮影できます。種目は1学年だけだと人数が少なすぎるので、2学年一緒に行います。

1年生と一緒にいると、やっぱり2年生は大きいし、動きも落ち着いています。そんなところでも、Hannaの成長を改めて実感できます。

 

いよいよ選手リレー。それまでの競技で、紅白軍の点差は非常に少なく、選手リレーの結果で総合優勝が決まります。

子供たちも親たちも全員注目し、応援にも熱が入ります。

 

スタートするとHannaの言ったとおり、1年生は速く、5m位差をつけて、Hannaにバトンが渡ります。これくらいの差だと抜かされるかと思っていたら、目を見張る光景! Hanna速い。

去年のペンギン走りとは比べものにならないちゃんとしたフォームで走っています。永遠のライバルYちゃんにも追いつかれることなく、差は縮まりません。

そのまま無事、次の選手にバトンを渡すことができました。

 

自分がリレーに出て何人も抜かすよりも、Hannaが抜かされなかったことは何倍もうれしいです。

 

家に帰ってから、Hannaに速かったよ。と何度も褒めてやると、本人もうれしそうに、状況を話してくれました。

去年は、このまま運動会が嫌いな行事になってしまうかと思っていましたが、なんとか嫌いにならずにすみそうです。

 

好き嫌いにかかわらず(だれかが引っ越してこない限り)、あと4年間、選手リレーに出なくてはいけないので、少しでも楽しくできればよいなぁと思います。

 

運動会のヒーロー(別名:磯野カツオ)だった私としては、娘達には足が速くなって運動会で大活躍して欲しいのですが、まずは、本人達がその気になって、速く走りたいと強く思うようになってもらわないといけないので、いつ相談を受けても良いようにネットで、速く走る指導法などを研究しておきたいと思います。

 

来週はYouの運動会、その次の週は秋祭り、そして翌週は町民運動会。町民運動会では私が年齢別リレー(選手リレー)の選手に選ばれてます。去年までは、20歳〜39歳という区分で39歳の私が出場していたのできつかったですが、今年は40歳〜60歳区分。去年よりは良いところが見せられるかもしれません。

合同誕生会

10年以上の付き合いのある、Mさんの家とは、毎年子供達の合同誕生会をしています。二家族の子供4人が、4月、5月、6月に誕生日を迎えるので、だいたいそのあたりの週末に開催しているのですが、今年は諸般の事情により、延びに延びて、先週末開催しました(笑)。

 

子供達4人は赤ちゃんの頃から遊んでいるからか、今でもとても仲良しです。何ヶ月に1回しか会わないのに、会えば直ぐに仲良く遊びます。

親たちも、子供がいない頃・・・というか、お互いが結婚する前からの友達なので、親たちも集まればどっぷりと話し込みます。

ただ、前回の誕生会くらいまでは、下の子供が、まだ、親にかまって欲しい年代で、かつ、いろいろ面倒を見てやらなければいけなかったのですが、最近は、子供達だけでずっと遊べるようになり、とてもラクになりました。親たちがゆっくりお酒を飲みながら話し込める時間が、8年ぶりくらいに戻ってきた感じです。

 

今回は、M家でバーベキューしながらの誕生会です。最初に子供達に食べさせ、お腹が膨らむと、あっと言う間に子供達だけで、遊びに行き、あとはゆっくり大人達だけで、ビールを飲みながら話します。

 

10年前には、自分たちのこと、それも仕事上の夢や目標などを語っていたのですが、それが、だんだん子供達の話題が多くなり、さらに最近は、自分たちの体のことや、親たちの話も増えてきました。この話題の移り変わりが過ぎた歳月を感じさせます。 

若い頃には想像もしなかった自分の体の衰え、さらに親たちの衰えについて、考えるようになってきました。

 

自分たちの年も、子供達の年もとても近いので、だいたい抱える悩みや問題も似通ってくるので、そう言う人たちと話ができるのはとても、楽しくてありがたいです。

 

親たちの盛り上がりをよそに、ちびっ子チームは、ときどき、トイレに戻ってきたり、バケツが欲しいとか、袋が欲しいとか、恐らくお姉さん方の指示に従ってモノを取りに来るだけで、一向に戻ってくる気配がありません。

 

さすがにちょっと心配になって様子を見に行くと、陶器まつりを開催していました。

親たちの姿を見つけ「買い物に来て〜」とのこと。 

ゴミの山から発掘したモノを工夫して陳列してあります。

 

その後、家に戻りケーキを食べたり、夕食を食べたり、風呂に入ったりしながら深夜まで誕生会は続きました。