主夫業

このところ、週末は主夫業に勤しんでおります。

朝、妻を送り出し、子供を起こして朝食を食べさせ、掃除洗濯などの家事をこなします。

あまり根を詰めてやりすぎると飽きるので、家事は適当に済ませて遊びに出かけてしまいますが、それでも、妻には褒められます。

 

夕食は毎回カレーですが、子供たちと一緒にドタバタに作って食べ、一緒に風呂に入ってくつろいでいると、妻が帰宅。ビールを飲みながら

「世の中のお父さんって、仕事して帰ってきてビール飲んで寝るだけで、なんてラクなの。ホントありがたいわ。」

なんて言います。

私にしても、子供と一日中遊んで、そこそこ楽しいのに妻から「ありがとう」と言われてとても気持ちがよいです。

 

もちろん、これが毎日続いたら、それぞれの役割においての、いやなことや苦しいことも出てくるでしょうが、たまに夫婦で役割を交換するのはものすごくよいことだと思います。お互いへの感謝の気持ちが高まります。

 

そして、世の中の奥さんのほとんどが求めている感謝の言葉がどんなにうれしいかがよく分かります。ほんの一言、言ってもらえるだけで、それがとてもうれしくて、やる気を倍増させます。

 

みなさん、奥さんに「ありがとう」と言いましょう。・・・もちろん、これは自戒の言葉です(笑)。

Youと一緒にカレー作り

日曜日のお昼ご飯、カレーを作ることになりました。毎回カレーのことばかり書くのは、カレーしか作れないからです(笑)。

それでも、なかなか平日には料理をする時間が無いので

「週に1食くらいであればカレーライスでもあきないから、レパートリーを増やすよりもカレーを極めよう」

と妻に言ってみたら、若干不満顔でした。

ルーは、今回もバーモントカレー甘口に、こくまろ中辛を足します。

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今回は、 にんじんとジャガイモの皮むきをYouが手伝ってくれました。あと、米研ぎも。

傍若無人なYouですが、ご機嫌で一生懸命皮むきをしている姿はかわいいです。最後まで癇癪を起こさずできました。

しかし、最後にピーラーを洗っている最中に手を少し切ってしまい、結局最後は大騒ぎしました。

 

でも、おいしいカレーは無事できあがり、みんなでカレーを食べて、午後からは、みんなで資源回収の手伝いに行ってきました。

歯をむしり取った?

女の子は痛みに強いといいますが、改めてそれを実感する出来事がありました。

 

先日8才の誕生日を迎えたHannaは、第2期の歯の抜け替わり期になったようで、歯がぐらぐらしていました。

 

だんだんグラグラ度が高まってきた今朝、歯をいじりながら

「抜いてもいい?」

と聞き、それに妻が

「気になるなら、抜いちゃった方が良いかもよ」

なんて答えてました。

 

そんな会話を聞くだけで、歯が痛くなって貧血を起こしそうな私を尻目に、鏡の前に行き、ぐりぐり歯をいじりはじめます。

 

そして、

「抜けた!」

と言って喜ぶHannaに

「うがい薬でブクブク口を濯いでおきなさい」

と洗濯物を干しながら言う妻。

 

あぁ〜〜〜何もかも許容範囲を超えています。ビビリまくっている私にHannaは、

「父ちゃんはへなちょこ過ぎなんだよ」

と、ちょっとバカにした台詞。でも、事実なので何も言い返すこともないし、言い返す気もない。

 

やっぱり、女の人は元々痛みに強いのか、それとも我が家の女の人だけの特殊な能力なのか・・・。

とにかく、私には真似できません。

男の子は大人にならない

日経BPのSAFETY JAPANのコラム「激動の時代を生き抜ける子供の育て方」によると、

 

一般的に、男の子は女の子に比べて自己管理力の目覚めが遅い。そして、

男の子には、次のような傾向がある。これらは、すべて親にとっては望ましくないものだが、後で伸びるために今必要なことなのだ。
 ・自分がやりたいことはやるが、やりたくないことはやらない。
 ・どうでもいいことに熱中する。
 ・生活の約束を守らない。
 ・言われたことをすぐ忘れる。
 ・ちょろちょろしたり、ちょっかいを出したりする。

なのだそうです。だから、男の子と女の子を子育て中に比べて、男の子を叱ってはいけないというような主旨の文なのですが・・・なんか、これって大人になってもそのままのことって多いです。特に二番目の「どうでもいいことに熱中する」なんて、妻はもちろんHannaにもときどき注意されます(笑)

 

女の子は大人になりますが、男の子はずっと男の子なのかもしれません。

父親にも子育ての喜びを

最近ちょっとHannaの様子がおかしいです。ゴールデンウィークが開けて、いわゆる五月病っぽいです。特に何かあるわけではないけど、なんとなく学校に行きたくないかもしれないという感じ。

 

Hannaの場合、精神状態が若干きつくなっていくると、やたらとくっつきたがります。いつも基本的にくっついていたい人なのですが、それがさらにパワーアップします。

 

ちなみに、Youの場合は、精神的につかれてくると、不機嫌になっていつも以上にわがままになって、当り散らします。口から出る言葉の大半が「イヤ!」と「ダメ!」になります。

 

さて、このところ、やたらとくっつきたいHannaですが、もっともくっついていたい時間は、寝る時です。Hannaにとって、世の中で一番重要な問題は(以前も書きましたが)「今晩父ちゃんと寝られるか」ということです。 

Hannaにとっては、同じ部屋で寝るだけでは意味がなく、密着することに意味があるようで、そういう意味でいうと、ゴールデンウィークから、ずっと一緒に寝ていません。

 

昨晩も町内会の会合があって、Hannaの就寝時間までに帰宅出来ませんでした。「Hannaが寝る前には帰ってこられる」と言っておいたのが逆に良くなかったようで、帰宅後、寝室では私の枕を抱きかかえて涙を流しながら寝ているHannaが・・・。

 

最近は、人前では恥ずかしいと思うようになったようで、私にはベタベタひっつかなくなったし、妻と通販カタログを見たり、一緒に料理をしたりするのが、私とプロレスごっこをするより楽しくなってきたHannaですが、ねる時は私でないとダメなようです。

恐らく刷り込み本能です。

 

これから親になる人、特に女の子のお父さんには、ものすごく強くオススメします。とにかく3歳までに、

  • 1分でも長く子供と接する 
  • 1回でも多く子供を助ける(ミルク、オムツ、着替、夜泣き)
  • 少しでも多くのスキンシップ(風呂、プロレスごっこ?)

これをすると確実に、子供の脳の深いところに、父親のことが記録されます。これってものすごく素晴らしくて気持いいことです。

ある人間に本能的に求められるなんていう素晴らしい経験を、母親にだけ独占させるのはもったいない。

ぜひぜひ、少しでも多くの男の人にもこの喜びを味わっていただきたいです。

それが妻にも喜ばれ、日本経済の発展や、世界平和にもつながると思います(笑)。

 

とは言え、目下の最大の問題は、今晩Hannaが寝る前に帰宅することです。頑張ります。