小学校の運動会

今日は、Hannaの運動会でした。

 

小学生になって初めての運動会です。 保育園の運動会とはやはりだいぶ違います。それにしても、こども達が頑張る姿というのは涙を誘います。

 

本日の、感涙度ランキングは以下の通りです。

 

1.選抜リレー

2.組体操

3.応援合戦

4.親子競技

 

選抜リレーは、Hannaは学年に女の子が2人しかいないので、必然的に選抜されて出場しました。もう一人の女の子が、もの凄く足の速い子なので、練習の時、いつもだいぶ差を付けられて負けてばかりだったようです。本番では、かなりHannaは健闘して、あまりさを付けられずに、次の選手にバトンを渡すことができました。

リレーは、アンカーまで競っていて、Hannaのチームのアンカーにバトンを渡すときにバトンを落としてしまい、万事休すかと思ったら、その子が最後に抜き返して勝ちました。台本があるような展開で、涙腺は大開放でした。

 

組体操は、5,6年生がやったのですが、人数の少ない小学校ならではの(?)演技で、大変感動しました。涙腺中開放でした。

 

応援合戦、家ではしゃっきりしないHannaが、ちゃんとみんなと一緒に大きな声で応援したり、ポーズを取ったり・・・。涙腺ゆるみます。

 

親子競技は、綱引きでした。競技自体は大したこと無かったのですが、Hannaがちっとも私にべたつかず、というより、敬遠気味だった態度にHannaの成長を感じました。最近、Hannaは、人前ではほとんど私にべたつきません。他の子達は、親が来るととてもはしゃぐのですが、Hannaは「べつに」という態度。

家では、鬱陶しいくらいべたべたしているHannaの大人びた態度に、感涙。。。

 

総合結果は、Hannaのいた赤組は負けてしまいましたが、とても楽しい運動会でした。

それにしても暑かった。

 

来週は、保育園の運動会と秋祭り。再来週は町民運動会。地域のイベントが続きます。

Youと御嶽山登山(当日)

前日、7時半までに就寝したYouは当日6時前にすっきり起床。

普段の保育園の準備より何倍も早く出発の準備が完了し、朝食の時間を待ちました。

 

食事を済ませ、宿の方が登山者用に準備してくれたおにぎりとバナナをもらって宿を出ました。

 

田の原の駐車場に到着したのは8時前でした。駐車場は既にいっぱいでしたが、きっちりと線が引いてあるわけでなく、軽自動車ならいろいろ駐められるところがあり見晴らしのよい場所に駐車しました。そこで、高度になれる意味も込めて、車でYouに御嶽山の絵を描かせました。

 

8時半頃にいよいよ出発・・・と思ったら、それまで、猛烈にやる気満々だったYouが「だっこ!」と言い出します。まだ、駐車場を歩いて登山口に向かっている段階で!

 

やっぱりダメかと思ったのですが、どうも寒くて、ちょっとお腹が空いているのが「だっこ!」要求の理由のようだったので、とりあえず、服を1枚着せ、飴を一つ口に入れてやりました。

 

すると、急にご機嫌回復! この立ち直りの早さはYouのよいところです(正しい欲求を口で言えないのは4歳児としてはやむを得ないところでしょうか)。

ご機嫌回復して、登山口から出発しました。大人の登山者と比べれば遅いのですが、自分でちゃんと歩いて登山道を進んでゆきます。

最初は、普通の砂利道が、進むにつれて、だんだん、階段状に整備された山道になり、その後は、岩がむき出しになった山道になってゆきます。

御嶽山は3000m級の山の中では、もっとも登山道が整備された山だそうで、大人にとっては、階段を登るように登ってゆける道ではあります。でも、4歳のYouにとっては、1段の階段を登るのにも、時には手をつき、時には腹をつきながら、全身で登らなければいけません。

途中ですれ違ったり、追い越してゆく登山者の人たちは、口々に「すごいねぇ」「がんばってるねぇ」「何歳?」と声をかけてくれます。

この言葉が、ますますYouのやる気を増大させて、これまで4年間で見たこと無いほど頑張ってへこたれずに登ってゆきます。

 

最初の(本格的な)休憩は、大江権現というところでしました。明治9年まではここから先は女人禁制だったのだそうです。Youにそのことを話すと「なんで?」という極々あたりまえの質問が返ってきました。「昔は男の人と女の人が、入っていいところと入ってはいけないところがあったの」と説明すると、「お風呂といっしょ?」と言うので、そういうこととしてとりあえずは理解してもらいました。

 

この大江権現には、田の原から975mの所にあるそうです。Youは険しい山道を1km近く登ってきたと言うことです。よく考えたら、これでも充分すごいと褒めてやるべきでした。

 

休憩を終え、だいぶ疲れた感じではありましたが、まだまだYouは頑張ります。それからさらに険しくなる山道を、全身で登ってゆきます。

振り返ると、雲海が見えています。

 

だいぶYouの進むペースが遅くなってきました。

二回目の本格休憩は、あかっぱげ。

 

もう、ここでYouは限界な感じです。抱っこでないと歩けないと言いだし、飴やお菓子で釣っても釣れません。

 

一緒に休憩していた夫妻から、もう少しで森林限界が来て、一気に眺めが良くなると聞き、何とかそこまで登ろうと思い、Youを説得し、少しだっこすることで登ることにしました。

 

多めに持ってきた飲物や食料が、ここへ来て堪えます。

自分一人であれば、カロリーメイト1箱とポカリスエット1リットルくらい持って山頂まで駆け上がれるな・・・などと考えながら、荷物とYouを抱えてゆっくり登ります。

 

そして、とうとう森林限界を超え、山頂と、駐車場が見渡せる金剛童子までたどり着きました。

 

山頂まで、登山している人たちの列が見えます。つまり、登っている人はずっとしたの景色が見えるはずです。

 

写真中央に見える山が三笠山。その中央付近に見えているのが、駐車場。そこからここまで歩いてきました。

 

 

この先は本当に岩がごろごろした登山道です。3000m級の山の中では、とても整備された道なので、普通に登るだけなら特別な装備は不要ですが、子供を負ぶって登るにはちゃんとしたおんぶ装備が無いと危険です。

なので、まだ、11時前でしたが、ここを本日のゴールとしました。この決断を、帰宅後妻にえらく褒められました。確かにこれまでの私の行動パターンから考えると、もっと登っていた可能性が高いです。自分一人であれば、靴が無くなっても登っていたでしょう。でも、英断しました(笑)。

 

持ってきたおにぎりを食べたり写真を撮ったりしてのんびり休憩しました。Youは、岩場を楽しそうに動き回っていました。

 

森林限界を超えているので、風を遮る物が無く、標高も2400mを超えているので、休憩していると体が冷えてきます。 Youにも上着を着せました。

 

休憩しながら、登ってくる人たちを眺めても、さすがに、この辺りまで自力で登ってくる子は、小学生くらいの子ばかりです。4歳のYouはやっぱりすごく頑張ったんだなぁと感心していると、下の方から元気な子供の声が聞こえてきます。

見ると、Youより少し大きい(でも小学生ではない)女の子が、ランニングシャツ1枚で駆け上がってくるではありませんか!

少し後ろを、その子が脱ぎ捨てた服を持った老夫婦が登ってきます。大騒ぎで、半鐘(?)をならしたり、金剛童子にお参りをしたりしたかと思うと、そのまま、山頂に向けて登ってゆきました。

 

あっけにとられるYouと私。

上には上がいるもんだと思いました。

 

それを見たからという訳でもないでしょうが、下りはYouはほとんど弱音を吐かず、自分でずっと歩いておりてゆきました。

 

高低差の激しい山道を4km以上歩いたのはYouにとっては、間違いなく始めてのことです。母親がいたらきっと半分も行かないところで、へこたれていたでしょう。

無謀で頼りない父ちゃんとの二人旅行は確実にYouを成長させたと思います。

出発の時と帰ってきたときに、登山口からちょっと進んだところで写真を撮ったのですが、帰りの写真の方が一回り大きくなっているように見えたのは、気のせいでは無いと思います。

Youと御嶽山登山(前日)

Youと御嶽山に行ってきました。

どこまでちゃんと理解できていたのかは分かりませんが、前日からとても楽しみにして、荷物の準備をしたり、「早く明日にならないかなぁ」と連発していました。

 

一泊二日で、一日目にはのんびり宿に行き、早めに寝て翌朝登山します。

私としては、Youを背負ってでも山頂まで行きたかったのですが、Youが元気に登れるところまで登って、そこでお昼ご飯を食べて戻ってくることを、何度も何度も妻に念を押されての出発です。

 

本当は一日目に(Youの希望の)マクドナルドとカラオケボックスに寄りながら、宿に行きたかったのですが、御嶽山近辺にはそのような施設が全くなく(実際にはあるのかもしれませんが、ネットで検索する限り見あたらない)、中津川のマクドナルドで昼食を済ませた後は、どこにもよらずに御嶽山に行きました。

到着が早すぎるからと何度もYouには、公園っぽいところなどへの寄り道を提案したのですが、なぜかYouは、宿に早く行きたがります。

「ほたるに行くの!」(タイプミスではありません)

そう言い張るYouに従い、宿「よっくんヒュッテN」に到着したのは15時前でした。

部屋に行けば、Youの勘違い(宿がとても楽しい所)が、解けて、近くを散策でもできるかと思っていたのですが、Youが勘違いしていたのではなく、本当にベッドが2つ置いてあるだけの部屋が楽しみだったようです。

テレビをつけてみたり、ベッドで転がったり、カーテンを開けたり閉めたりしたり、ものすごく楽しんでいます。私の散歩提案は全く受け入れられず、結局ずっと部屋にいて、4時半には風呂に入り、6時半の食事の時間までまた部屋で遊んでいました。

 

待ちきれないYouに促されて、6時20分頃に食堂へ行き、スキヤキを食べ、7時半までに就寝。

 

そういえば、Hannaとオーストラリアに行ったときも、予定が空いてしまった朝Hannに「今日はどこへ行こうか?」と聞いたとき、「ホテルに居たら」と言われ、転けそうになりましたが、我が家の子供たちは出かけるよりも、目新しい部屋の中で遊んでいるのが楽しいのかもしれません。

 

何はともあれ、初めての父ちゃんとの二人旅。夜に泣かずに寝られるかチョット心配していましたが、全くそんな心配をよそにYouはすぐに寝て、ぐっすり寝ました。

 

そして、翌朝、携帯のアラームが鳴る前にYouは自発的に起き

「父ちゃん、やまのぼりするよ〜」

と、とてつもなく元気に起こしてくれました。

この元気がいつまで続いてくれるのか・・・

Youと初めての旅行

Hannaが3歳になる直前(Youが生まれたとき)、二人でオーストラリアに旅行に行ってきました

この旅行は、私にとっての一番の思い出であるとともに、Hannaがその後、異様に私に執着というか、ベタベタな要因になっていると思います。

 

Youは、既に4歳になっていますが私と二人で宿泊する旅行をしたことがありません。

 

そこで、シルバーウィークに、Youと二人で旅行をすることにしました。

 

とてつもなく、わがままで癇癪持ちのYouと、無事に二人で旅行できるか、若干の不安はありますが、行って参ります。

至れり尽くせりの運動会の案内

来週土曜日は、Hannaの運動会です。

先日、小学校から運動会の案内が届きました。そのきめ細かい案内にちょっと感動しました。

 

案内には、個人の名前が書いてあり、それぞれどの競技に出て、その競技の何番目に出場するのか、その位置はどこか、どこから写真を撮ってもよいのかが図入りで書かれています。

リレーでは低学年は1周は走らないので、トラックのどの部分を走るのかが、マーカーで記してあります。

 

至れり尽くせりです。

 

8人しかいないから、と言えばそうなのですが、それでもこれだけ細かく書くにはとても手間がかかると思います。ありがたい。

 

来週の運動会、とても楽しみです。