昨日、夜自宅付近で震度3の地震がありました。
震源がかなり近かったようで、自宅では突然ドーンと言う感じで縦揺れがあったそうです(私はまだ帰宅しておりませんでした)。
妻が
「地震!」
と叫んだ瞬間、ものすごい勢いでHannaがテーブルの下に滑り込んだそうです。
Hannaは保育園で毎月避難訓練をしています。決まり切った訓練であっても、やっていると瞬間的に体が動くようになるのですね。
父親としての投稿です
先日、Hannaが友達のお母さんに教えてもらったらしい(恐らく絵本か何かのお話?)のですが、言うことを聞かない悪い子の家には、サンタさんではなくて、ヨンタさんという人が来るのだそうです。
サンタさんはおもちゃを持ってきてくれるのだけど、ヨンタさんはおもちゃを持って行ってしまうのだそうです。「だから、いい子にしてないとダメだよ」という話なのですが、 それを聞いた日の夜Hannaからの質問、
「ヨンタさん、おもちゃを持ってっちゃうってことは、泥棒? 泥棒っていけないんだよね? 泥棒が来たら父ちゃんがやっつけてくれるんだよね?」
確かに、人のものを持っていってはいけないし、そう言う人は泥棒だ。しかも、以前、「うちに泥棒が入っても父ちゃんがやっつけてやるから心配しなくていい」とHannaに言ったことがある。警察に捕まえてもらう、とも言った。
Hannaには、ヨンタさんを使って、いい子でいさせることは期待できなさそうです。
ある知人の家では、(子供が小さい頃)「昨日、お父さんが飲みに行ったら、たまたま隣の席にサンタクロースが来ていて、話し込んだ。「お宅の子はよい子にしてますか?」と聞かれた。来週もまた一緒に飲みに行く約束をした。と言う話で、1ヶ月くらいは聞き分けのよい状態をキープしていたと聞きました。
こういう嘘が通用するのも後何年なのか分かりませんが、ちょっと楽しいです。
私のタンスを見ながらHannaが、
「父ちゃんはさぁ、押し込むだけでちっとも片付いていないんやてぇ。Hannaちゃんのほうが上手にたためるから、もう、シャツとかはHannaにまかせて」
と言い、私のシャツやらパンツを、たたんで入れ直してくれました。
全く反論する余地はないので、
「はい。すいません。お願いします。」
と言うしかありません。
どこでこんなセリフを覚えてくるのでしょう?
少なくとも妻からはそんなセリフを聞いたことはありません。
Hannaが寝ません。
昨晩も、9時頃ベッドに行ったのですが、本を読み聞かせ、電気を消してから、布団をかけるとか、暑いから脱ぐとか、団扇が欲しいとか、3分おきくらいにぐずぐず言って、パジャマを脱いだり、抱っこして〜と泣いたり・・・
結局、10時頃に別の部屋に連れて行きました。私がパソコンを広げて、仕事を始めると、昼寝用の布団を敷いて、座布団やタオルケットなどを綺麗に並べて、自分の巣(?)を作り、その後、私のところへ来て、おとなしく待っていました。
こんなにひどいのは、あまりありませんが、毎日寝かしつけるのに30分以上はかかります。本を3冊読んだら寝る、と約束しても、3冊読み終わった後に、しくしく泣き出して、もっと読んで欲しい〜とか、抱っこして寝る〜とか・・・
この暑さの中、抱っこなどして寝られるはずもなく、5分くらいすると「暑いから下りる」などと言い出します。
原因のひとつは、保育園の昼寝だと思います(昼寝のない保育園に通っていた3月までは、個々まで寝付きが悪くは無かった)。でも、私が出張でいないときは、ちゃんと寝ているようなので、 「甘え」も大きな原因です。
0歳の頃から保育園に行っていたのだから、少々の甘えは許してやりたいのですが、この夜更かしは、翌朝本人が一番辛いので、なんとかしたいです。
妻と娘達は妻の実家に行っていたのですが、Youが発熱して調子が悪いと言うことで帰ってきました。
前日、川へ遊びに行ってそのまま昼寝をしてしまったらしく、水分不足による熱射病かもしれません。
熱が高いだけで、他の症状は無いのですが、念のため病院へ連れて行くことにしました。ところが、今日は水曜日、良く行くクリニックは全て午後休診です。他の行ったことのあるクリニックに電話をすると、お盆休み。
仕方なく、土岐市総合病院へ行くことにしました。
通常の外来診察は終わっており、時間外診察となりました。
かなり熱が高く、ぐったりしていたのですが、前回、別の病院で点滴を受けたとき、かなりいやな思いをした(手足に何度も針を刺され、かなり泣き叫んだ)記憶が残っているらしく、白い服を着た女の人が近づいてくるだけで、大声で泣き出してしまいました。
熱を測ってみると
39.9℃
ぐったりするわけです。
名前を呼ばれ、今日の時間外担当の若い医師の前に座ると、ものすごい勢いで泣き出しました。
問診を始めた後に、(処方箋を作る人から聞かれて)医師は前に診察した人のカルテを見たり、他のスタッフと話をしたりして、泣き叫ぶYouを押さえながら、私は汗だくになっていました(39.9℃の子を抱きかかえているのですから)。
問診(カルテに書き込む速度)が、やたら遅く(感じました)、その間、Youはずっと大声で泣いています。
次に聴診器で聴診をし、その後、のどを見るために、口に舌圧子(?)を入れたとき、Youが首を振りながら抵抗をしました。看護士が
「お父さん、手を押さえてください」
といいながら、頭を押さえて、再び医師が舌圧子を入れると、Youがもどしました。私が手でそれを全部受け止め、Youに
「ゴメンね。ゴメンね」
と言っているうちに涙が出そうになってしまいました。
手を洗ってくださいと言われて、Youを看護士が抱っこすると、Youは、ますます声を張り上げて泣きながら、私の方を見て手を伸ばします
(父ちゃん、行かないで〜)
と涙をボロボロ流しながら訴えているのです。手を洗って戻ってきたときにその顔を見たら、私も涙がポロリとこぼれました。
結局、のどの奥が見えていないと言うことで、もう一度検査。そして、また同じように嘔吐(また、手でキャッチ)。
次に、のどの粘膜の検査。綿棒の長いようなものをのどに入れて、のどの粘膜を取るのですが、 またもや嘔吐(また、キャッチ)。
もう悲しくて辛くて、私はひたすらYouに謝りながら抱きかかえるのでした。
拷問のような検査が終わり、結果が出るまで診察室の前で待っていてくださいと言われて、診察室を出ると、Youは泣きながら病院の出口を指さします。
(あっちへ行く)
と訴えているのですが、
「ゴメンね。先生に検査の結果を聞くまで帰れないの」
と言いながら抱っこして待ちました。
「もう、痛いことはしないから」
「お話し聞いて帰るだけだから」
と、何度も言いながら抱っこしていると、疲れ果てて寝てしまいました。
もう一度、名前を呼ばれて診察室に入ると、さっきの医師とは違う医師が、こともあろうかもう一度診察を始めるのです。聴診、打診(?)、触診は、大泣きしながらも、どうにか終わりましたが、また、のどの検査。
また嘔吐。
今度は、私の手に収まりきらず、服まで汚れてしまいました。
診察が完了し、待合室で、悲しくて辛くて、もう、ひたすらYouに謝りながら、着替えをさせました。待合室にいる人は、Youの泣き声は、ずっと聞いているので、大丈夫か?という感じで、泣きながら子供の服を替えているオヤジと、大泣きしながらもオヤジに縋る子供を見ていました。
結局、変な細菌などは見つからず「夏風邪かなぁ」という感じの診察で、薬をもらって帰りました。
ただ、もう、本当に子供と行く病院はいやです。自分が痛いことされるのはよいのですが、子供が痛いことや苦しいことをされるのを、抱きかかえて耐えるのは、本当に辛いです。
Hannaが中耳炎で鼓膜を切開したときも、今回もですが、子供と同じくらい泣いてしまいます。
病気にならないようにするのが一番なのですが、子供に病気になるなと言ってもしかたがないし、せめて、痛くない辛くない診療を受けさせたいです。