Hannaが信じていること(2) うちは「しまじろう」を申し込んでいる

幼児がいる家の方なら分かると思うのですが、ベネッセの幼児向け教育教材「しまじろう」は、かなりしつこくDMが来ます。もちろん、DMを送らないように頼めば止めてもらえるのでしょうが、HannaはこのDMが本体だと思っているので、毎月のように来るしまじろうのDMを待っています。

あまり楽しみにしているし、値段もそれほど高くないので、申し込もうかと妻が言うのですが、これこそまさに、ベネッセの思うつぼだと、私は固辞しています。

世の中の多くの同世代の子供と同じ教材を使って同じ勉強をしなくてもいいのではないか、同じことをしていたら同じレベルにしかならない・・・とも思ってます。Hannaには人と違う生き方をして欲しい。

そんな思いが通じたのか、最近HannaはそのDMを使って楽しく遊ぶ工夫をしています。ハサミで切り取って、貼ったり、付録の写真を使って指人形を作ったり、その自作おもちゃをみて、私は泣きました。
他の多くの子供達は、送られてきた付録の指人形をそのまま遊んでいるのだろうに、Hannaは自作の(ヘンテコな)指人形で遊んでいるのだ。
この想像力と応用力は、本物のしまじろうでは手に入らないぞ。
がんばれHanna!

Hannaの初オーストラリア(5) 「旅行後の変化」

Hannaは、旅行中および帰国後1ヶ月で、かなり、変わりました。
妻やジジババ曰く、もの凄くたくましくなった!んだそうです。

確かに、目に見える部分でも成長したことは多いです。もちろん、旅行に行かなくてもできるようになっていたことあるかもしれませんが、旅行がきっかけになったことも多いと思います。

1.父と(不満なく)寝られるようになった
 それまで昼間はかなり、父ちゃん子だったHannaも、夜寝るときだけはお母さんじゃ
 ないといやでした。お母さんの耳を触りながらでないと落ち着いて眠れませんでし
 た。それが、旅行後は、寝るときも父ちゃんご指名となりました。

2.オムツがとれた
 旅行中、オムツがなくなり、現地の巨大オムツ(やはり日本製の性能の良さは世界一
 です)を使用することになり、かなり不快だったのでしょうか。帰国後2週間以内に
 大も小も完全にオムツが取れました。

3.妹にやさしくなった
 妹が生まれて1ヶ月以内に出発しているので、それまでもそれほど妹と接していたわ
 けではありませんが、とにかく今は、妹に対して優しいです。

4.しゃべる内容がレベルアップした
 旅行後1ヶ月でかなりレベルアップしました。昨日、一昨日、数の概念など、これ
 まで、完全に理解できていなかったことが、正確に言えるようになりました。
 口調は完全に妻に似てきました。

3以外は、いずれできるようになっていたかもしれませんが、とにかく旅行へ行って良かったです。おかげで、親たちの生活はとても楽です。二人目の子育てはラクだと聞きますが、それにしても、HannaがYouに優しく、何でも手伝ってくれて、自分のことは自分でやってくれるので、ラクさ倍増です。

ただ、バカ親としては、あまりにもお利口なHannaに、ストレスをためていないか心配ではあります。

2ヶ月のYouと二人で風呂に入ってみました

Youが生まれてから、Hannaの寝る時間が遅くなるようになってしまいました。
Hannaは、私と一緒に7時くらいに帰宅するので、それから食事をして、Youを風呂に入れて、その続きでHannaと風呂に入って、頭を乾かし、水分補給、歯磨き・・・を3歳児のペースでやるとどうしても9時過ぎてしまいます。
そのため、最近Hannaが朝、とても眠そうでかわいそうでした。そこで、いろいろ考えた結果、先にHannaのことを全てすませて、Hannaを妻が寝せている間に、私がYouを風呂に入れられれば、一番よいという結論に達し、本日それを実践してみました。

とは言っても、Youはまだ2ヶ月、首も据わっていません。そのYouを風呂に入れる(ベビーバスで体を洗う)・・のではなく、一緒に風呂に入り、二人とも体を洗って出ようというのですから、ちょっと大変です。

ダメならダメで、別に1日くらい体を洗わなくても死なないだろうし、ちょっとやってみようと思って挑戦してみました。一人目の子だったら怖くて絶対できないでしょうが、二人目ともなると親も結構、大胆に(ずうずうしく)なっています。

Youを風呂に連れて行くと、ご機嫌になります。HannaもYouも風呂は大好きなので、その点はとても助かります。取りあえず、風呂の前でYouを待たせて、私が頭や体を洗い、次にYouをだっこして風呂に入りました。いつも通りご機嫌なYouは、素直に体を表せてくれました。膝の上に載せたり、肩にかけたり、いろいろな体制で全身洗って、最後にもう一度、二人で湯船に浸かって、ぷかぷか泳いで(?)でました。

結構ちゃんと入れられたと思います・・・が、実際Youは快適だったか、ちゃんときれいに洗えたかは不明です。

Hannaが信じていること(1) アニメはおばあちゃん家でしか放映されていない

うちは山の中で、非常にテレビの映りが悪いです。まともに見えるチャンネルは2つ、どうにか見えるチャンネルが2つの合計4チャンネルです。
そのような理由もあって、うちではほとんどテレビをつけていません。たぶん、1週間で3,4時間しかテレビは見ません。
私は子供の頃からテレビっ子で、本当によくてれびを見ていました。一人で暮らしているときなど、家にいる間はずっとテレビが付いていました。テレビのない生活なんてできないと思っていました。

でも、できました。・・というか映らないのだから見たくても見えないのですが、それが全く苦にならなくなりました。そうなって冷静に考えるとテレビを見ることで得られるものと失うものを考えると圧倒的に失うものが多いと思いました。失うもの、つまり、「時間」です。見ても見なくても何の問題もなく生きてゆけるのに、見たときにはかなり時間を失います。見なければいろいろ他のことができます。

それで、子供にもテレビをほとんど見せてません。いずれ放っておいても見るようになるでしょうけど、それまでは、今は極力見せないようにしようと思います。
Hannaもまだ別に特別テレビを見たがることもありません。平日は、夜7時近くに私と一緒に帰宅したら、食事をして、30分くらい遊んで、風呂に入って、頭を乾かしたり、歯磨きをしたりしてたら、もう寝る時間です。テレビを見る時間などありません。

それでも、保育園で友達に聞くのか、たまに見たがることもあります。そこでできた我が家の掟が

「アニメはおばあちゃん家でしか放映していない」

というものです。おばあちゃん家以外ではアニメは放映されていないから見ることができないのです。はい。

Hannaの初オーストラリア(4) 「2歳児のおみやげ選び」


旅行の楽しみのひとつはおみやげを買うことです。義理で買わざるを得ないおみやげは別として、家族や友人、そして自分へのおみやげを買うのは非常に楽しいことです。

大人の場合、どうしても、いわゆる「おみやげ」という感じの、お土産品を買ってしまいます。
「オーストラリアに来たのだから、コアラのぬいぐるみ、オパール、カンガルージャーキー・・などと、当然のように想像します。

今回、生まれて初めてオーストラリアに来たHannaには、後から思い出せるようにいろいろおみやげを買ってあげようと思っていました。それで、いろいろなお店にも連れて行ってあげました。いわゆる「お土産屋」というところから、普通のデパート、スーパー、雑貨屋などなど。
それなりに、気に入ったものがあると(高価でなければ)買ってあげました。

でも、Hannaが本当に持って帰りたかったおみやげは、それらではありませんでした。
道を歩いていると、「わぁー、大きい葉っぱ!」と喜んで拾い、
公園では、「父ちゃーん、めちゃくちゃでっかい松ぼっくり見つけたよーっ」と拾い、
駅の脇の街路樹では、「でっかい空豆」と行って、巨大な種子を拾っていました。

夜ホテルの部屋で、うれしそうに並べて見て、自分のカバンにしまっていました。ビデオレター風のビデオを撮っていたのですが、その時も「おかあさーん、こんなでっかい豆拾ったよー」とか喜んでいました。

Hannaにとっては、コアラのぬいぐるみや、カンガルーのおもちゃよりも、なにより自分の拾ったおみやげを持って帰りたかったようです。

でも、帰国前日の夜中、Hannaが寝てから荷造りしていた私は、それらを全部見えないところに捨てなければいけませんでした。オーストラリアはもの凄く、動植物の入出に厳しく、種子については一切持ち込みも持ち出しも禁止なのです。松ぼっくりや、巨大な豆型種子は、どう考えても持ち出し禁止です。植物も基本的には全て持ち出し禁止です。枯れ葉が本当に枯れ葉だと証明できれば持ち出せるのかもしれませんが、そんなものを申請すればカバンを全部ひっくり返して調べられるかも・・・と思って捨ててしまいました。

ダメなものはダメ!。ルールと約束は絶対に守る。この2点は家でも絶対に妥協していないので、今回もその原則に従ったのですが、ちょっとHannaがかわいそうな気もしました。
ビデオや写真を見ながら、妻に「ホントにでっかかったんだよ」と何度も説明する姿を見ると、よけい申し訳なく感じます。