パズルを解く荒技

1ヶ月ほど前、Hannaにはじめてパズルを買ってあげました。3歳児(当時は2歳)なので、50ピースほどのものです。最初は全く自分でできずイライラして直ぐに癇癪を起こしていました。

それが、祖母が遊びに来たときに一緒にやったらできるようになりました。できると言っても、かなりヒントを出してもらいながらですが、最後まで集中してできるようになったと言う程度です。

それから、3週間程経った今は、自分一人でできるようになっています。しかも、めちゃくちゃ速いのです。大人の場合、まず、四隅を埋め、次に直線のある周囲を埋めて、その周囲からだんだん内側に埋めてゆきます。

しかし、Hannaの方法は違います。中心部だろうが、周囲だろうが関係なく、手に取ったピースを正しい位置に置いてゆくのです。つまり、全てのピースの絵柄と、位置を丸暗記していて、置いてゆくのです。だから、ほとんど試行錯誤というものがなく、ピースを並べてゆくだけなので、当然速いのです。

Hannaはパズルの天才かと思ったのですが、新しい別のパズルをあたえると、それは全くできないのです。
最初は大人の手を借りて、2週間くらい毎日絵を見ているうちに全てのピースを覚えて、できるようになるのでしょう。
別にパズルの天才ではなくて、3歳児の有り余る記憶力を使った力業で、解いているだけなのでした。

それにしても、最近Hannaの能力に驚かされることが多いです。
どこのうちでも、そう思っているでしょうが、うちの子は天才かもしれない・・・。

Hannaの初オーストラリア(3)

見た目も話す言葉も全く違う人たちに、構われるのがストレスとなっていたHannaは、人混みでは私にベッタリでした。でも、誰もいない場所に行くと、かなり元気に遊びました。特にお気に入りだったのは、カモメでした。

朝食や昼食のパンやポテトを必ず残して、ポケットなどにしまっておいて、カモメのいる場所で、カモメにあたえるのでした。
シドニーでは、街の中でも結構カモメがいますし、海辺に行ったらめちゃくちゃ群がっています。
普段山の中に住んでいるので、人に近づいてくる鳥など見たことがないHannaにはとても新鮮だったのでしょう。コアラやカンガルーなどよりずっとよろこんでいました。

大人なら「オーストラリアに来たのだから、コアラでしょう」という感じで見に行くのでしょうが、実際、木に登ってちっとも動かないコアラは、名古屋の東山動物園でも見慣れています。それよりも、ポテトを持って走ると、自分に付いてくる大量のカモメの方が新鮮で面白いという方が、自然で正しい判断ですよね。

なぜそんなに眠いのか

なぜだか分かりませんが、子供を寝かしつけるときって、もの凄く自分が眠くなります。
どうしても娘より先に寝てしまいます。本を読んでいても、私が先に寝てしまうので「読んで〜」と娘に起こされ、2行くらい読むとまた寝てしまい・・・を繰り返します。

その後、どうにか娘を寝かせて、しばらくしてから起きて、仕事をするのが最近の日常です。
でも、これは本当にきついです。一番眠いときに起きることって、何よりもきつい気がします。

私は、これまでどちらかというと不眠気味だったのに、娘を寝かすようになってからは、とても寝付きがよいです。3歳児よりも寝付きがよいです。

それでも、頑張って起きて、仕事をした後、再びベッドに入っても、今度は眠れません。結局、本を読んだりしています。そして、朝、また眠い・・・という何とも体に厳しい生活をしています。

なぜ、子供を寝かそうとするときは、こんなにも眠いのでしょうね。

娘を見習いたい

イメージ 1

先日、保育園の遠足があり、Hannaは、お弁当を持って出かけました。
リクエストは「アンパンマン」です。

朝、Hannaが起きたときには、弁当はカバンに入れられていて、Hannaは確認することなく、保育園に出かけました。

帰ってきたHannaに、「お弁当どうだった?」と聞くと「アンパンマンだった!」とうれしそうに答えました。弁当箱は、ご飯粒ひとつも残さず食べられていました。連絡帳にも、ご機嫌でお弁当を全部食べたと書かれていました。

それだけで、妻はもう大喜びなのですが、極めつけは夕食の後かたづけをしている妻に近づいてゆき、
「お母さん、お弁当作ってくれて、ありがとう」
と、言うのです。
保育園で保育士に教えられたのかもしれませんが、それでも、感動しました。つい先日まで話もできなかった子供が、こんないい言葉を言うなんて・・・。関係ない私が泣いてました。

私は毎日、弁当を作ってもらっているのですが、未だかつて、弁当を作ってくれてありがとうとは言ったことがありません。ただただ、反省。

はじめてのオーストラリア For Hanna (2)

オーストラリア滞在中、Hannaはいつも以上に人見知りしてました。

西洋人の見た目に驚いていたと言うよりは、言葉が全く理解できないことに驚いていたようです。その証拠に日本語をべらべら話すオーストラリア人とは、うち解けていました。

最近やっと他人が話すことが理解できるようになってきて人生の新たなステージに入ったつもりが「なぜ、この人達の言っていることは全く理解できないのだろう?」という感じだったのでしょうか?

バスの運転手さんが、使用済み切符(これっていいのか?)を沢山くれたり、他の乗客は話しかけたり、変な折り紙くれたりするし、道ばた、電車内、バス車内、至る所でやたらとHannaは、声やちょっかいをかけられていました。それが結構、ストレスになって3日目には人混みを嫌うようになってしまいました。

私の密かな夢は、サーキュラキー(シドニーで一番大道芸人が多いところ)で歌って稼ぐことです。私一人では、歌うことはできても稼げないのでHannaと一緒に。道行く人の対応を見る限り、もし、Hannaが道ばたで(いつも家でやっているような)歌や踊りを披露したら、結構稼げると思うのですが・・・。