忙しい時だからこそ

仕事ができない人程、言う言葉なので言いたくないのですが、思わず言ってしまいます。

忙しい・・・時間がない・・・

最近は、子供たちが寝てからの帰宅も多くなりました。そして、子供たちが寝ている間の出勤も多くなりました。

人生の中でも頑張りどき(常に頑張りどきですが、特に)なので、頑張りたいと思います。

ただ、こんな時だからこそ本を読もうと思います

「時間がない」を言い訳にせず、時間を作って本を読みたいと思います。幸い最近移動時間が多い(だから時間がなくなる)ので、移動時間を中心に本が読めます。

そこで、昨日、子供たちと図書館に行って本を借りてきました。こんな時なので、寝る間を惜しんで読みたくなるような、自分が好きな系統の本を中心に。

あと、車で移動中に聴けるように本の朗読のPodCastもたくさんiPhoneに入れてます。これは無料のものは名作系が多いですが、意外と子供の頃読んでいないので、今更ながら夏目漱石です(笑) 

職業訓練を開始しました

先週から会社で職業訓練を開始しました。

うちの会社は、小さなシステム開発会社なので、会社にあまり人が来ることはありません。少ない社員がパソコンに向かって、黙々と制作をする感じです。

そんな会社に、先週から7名の人が来るようになり、賑やかになりました。訓練の内容はWEBクリエータ養成。パソコンの基本的なことから、グラフィックデザイン、ホームページ制作まで、ほぼ毎日3ヶ月間行ないます。

WEB製作自体は、専門ですので多くの実績がありますが、これを体系的に教えることについては、初めての試みです。いろいろ試行錯誤しながら進めています。

職業訓練校としては、小規模な部類に入るので、きめ細かな対応をしてゆきたいと思っています。

私も時々講師としてお話する日がありますが、基本的に担当スタッフが実施しています。すべてが初めての試みだったのでいろいろ心配していましたが、始まってみると想像以上に順調に進んでいます。私が直接行うよりも断然うまくいっていると思います。

最近、少しずつ私が直接手を下さない仕事を増やしてきています。自分が怠けるつもりはありませんが、自分が全てを行うのも無理だし、それがこれまであまり会社にとってよくなかったような気がしていて、そのようにしています。

私自身がやるべき仕事と、スタッフに任せてしまう仕事をちゃんと見極めて、もっともっと会社がよくなって、スタッフの待遇も良くしてゆきたいと思っています。

そんな取り組みの第一弾が、今回の職業訓練事業です。

なんとしても成功させたいです。それも、私ではなく、スタッフが自ら苦労して頑張って成功させた事業としたいです。私はきっかけと見えない部分でのサポートを十分におこないたいと思います。 

岐阜大学講義「自分らしいキャリア設計」

昨日、岐阜大学の「自分らしいキャリア設計」という講義に参加してきました。

全15回(?)の講義で、学生たちに、いろいろな生き方(キャリア設計)があるんだよ、ということを教える中で、極端な例(?)として何人かの経営者が話をし「こんな無茶苦茶な人達もいるのだから、自分たちはもっと幅を広げて考えても良いんじゃないの」と考えてもらうというのが目的です(と勝手に私は思っています)。

形式としては、学生たちが6つのグループに分かれて、そこにひとりずつ経営者が入り座談会形式で話をします。事前に考えてきた質問を学生がして、経営者が答えます。

これまでに何度かこの講義に参加させてもらっていますが、だいたい、かなりの勢いで食いついてきてどんどん話を聴こうとする学生と、ポカンとしてしまう学生に分かれます。どちらかというと後者が多いです。

自分のこととしてリアルに想像することが出来ないのが理由だと思います。なので、できるだけ、ソフトな話にしたほうが良いのかなと思ったりもしましたが、講義の前に講師の秋元さんからは「激しくガンガンな方でお願いします」と言われたので、内容的にはいつもどおりな感じになりました。

今回話した内容で、一番伝えたかったのは、

20代では、とにかく貧乏になりましょう。

ということです。

大抵のモノはお金で買えるし、たいていの問題はお金で解決できるので、お金を持っていると何でもお金で解決してしまう。もし、お金を持っていなければ、知恵を絞り努力をする癖がつくので、とにかく貧乏になることがよい。

親元にいると親が助けてしまい、貧乏にも限界があるので、親の目の届かない海外に行くのはよい。

貧乏な私が実行した実例として、オーストラリアに着いた頃、お金を払わずに英語を勉強した方法は、

  1. 大学の日本語学科の前でウロウロして、出てくる学生に交換レッスンを申し込む。
  2. 英語学校に学生カウンセラーとして働かせてもらって、授業をただで受けさせてもらう。
  3. 教会に行きおしゃべり会(?)に参加する(私は無宗教なのであくまでもおしゃべり会へ参加するだけの目的です)。
  4. ボランティア団体に入り、資格を取る無料レッスンを受ける。

などです。多分お金を持っていたら、普通に英語学校に通うだけで、多くの日本人と一緒に、和やかに授業を受けていただけでしょう。でも、お金がなかったおかげで、現地の大学生と友達になったり、ボランティア団体の資格が取れたりと、どんどん楽しいことが広がってゆきました。

ちなみに、ボランティア団体というのはビーチパトロールをする団体ですが、オーストラリアのライフセーバーは、かなり人気で競技大会などはテレビ中継もされます。そういう大会に出たり、日本から日本最大のライフセーバーのチームが合宿に来たり、NHKのドキュメンタリー番組の取材が来たり・・・と、英語だけではない多くの楽しい経験と人脈を得ることができました。

どうして、こんなことができたのかを一言で言えば、

貧乏だったから

です。

若いうちに楽しく明るい前向きな貧乏になり、知恵を絞る癖をつけることが若いうちにやるべきことです。

今日の講義に参加した学生の中で、ひとりでも何か感じてもらえていたら嬉しいです。

事務所を改装しました

先週、事務所の改装工事をしました。

 

来月から、基金訓練と呼ばれる職業訓練を開始するため、教室を作りました。これまでの事務所スペースの半分を部屋にして、残りの半分を事務所スペースとしました。事務所の面積は半分くらいになったのですが、何となく狭くなった感じがしません。

これまで、広いスペースを無駄に使っていたので、戸棚などを積んで無駄なく配置したら、個人毎の占有スペースはほとんど変わらず、狭くなった感はありません。

 

ただ、お客さんと打合せをする場所が無くなったので、それをちょっと工夫する必要があります。

 

教室の方は、想像以上に格好良くできてしまい、なんとなくそちらを自分たちの仕事場にしたい気分にもなります。

 

まだ、備品やパソコンが散乱し、ケーブル類が散らかっていますが、11月4日の開講日までにはキッチリ仕上げます。

 

既に募集は終わっていますが、本日最終面接をして、生徒さんが確定します。11月から1月末まで3ヶ月で、ホームページ制作の基礎を学んでいただきます。

うちの会社にとって初の試みなので、不安もありますが、生徒さんに満足していただける講座にしたいと思います。

 

このコースが終わったら、うちの会社の本業である開発者養成的なコースや、ITパスポート取得コースなども計画しています。ご興味のある方は、会社までお問い合わせ下さい。

背伸びをすると成長する

背伸びをするとその分成長する。といっても体のことではありません。人間としての能力のことです。

 

今の自分の能力よりもちょっと高いモノが必要な仕事を請けて、ちょっと無理をしてでもそれを成し遂げると、能力がアップして成長します。同じレベルの仕事は簡単にこなせるようになります。

 

でも、あまり自分の能力とかけ離れたレベルを必要とする仕事を請けると、大きな成長も期待できますが、失敗するリスクも大きいです。

どれくらい自分の能力を超えたことに挑戦するのかの見定めが重要です。

 

若いうちは、自分の能力も低いわけですし、失敗してもやり直すことが難しくないので、どんどん高いレベルのことに挑戦してみるべきだと思います。私自身、20代の頃はかなり無謀な挑戦をして何度も撃沈されていました。おかげで大きく成長できたと思います。

 

そんな私も間もなく40歳になります。

考えてみると、最近無難な挑戦しかしなくなってきていました。無難な挑戦は、失敗のリスクが少なく、その分成長のチャンスも少ないです。

これではいけない。40歳で成長が止まるとしたら、人生の半分を成長せずに生きることになってしまいます。

 

今年は、無難ではなく無謀なくらいの挑戦をして行こうと思います。

手始めに、大きすぎて難しすぎるので断っていた仕事に挑戦してみることにしました。私自身も会社としても、大きな背伸びをしようとしています。