最終的におまかせで。

Hannaは毎年サンタクロース宛にリクエストの手紙を送ります。保育園の頃は「○○にんぎょうください」程度のシンプルなモノでしたが、最近はかなりの長文です。欲しいモノの具体的な内容(どの雑誌の何ページについていた○○の青いモノ、など)が書かれています。そして、第一希望が通らない場合の、第2希望、第3希望なども書いてあります。

 

しかも、4月頃から準備が始まります。

今年は、4月頃から何度となく手紙を書き直しています。

 

生活の中で、欲しいモノが見つかると、手紙を書き直しています。優先順位をどうするのか、悩みに悩んで手紙を書き、翌日、やっぱりあれのほうがいいや、と書き直す・・・そんなのの繰り返しです。

 

ところが、9月に入り、もう欲しいモノがたくさんありすぎて、自分でも優先順位がつけられなくなり、手紙を書き直したそうです。

おまかせでお願いします。

と。

 

正直、サンタさん的には細かく指定してあった方が、そのものを用意すればよいので簡単なのですが、おまかせと言われてしまうと、悩みます。これまでボツになった手紙も全部見せてもらって、また、12月頃の日本の経済情勢を鑑みながら決定したいと思います。

ツイッターもブログも義務と思っているうちはつまらない

ブログをビジネスに活用しましょう、ということが言われて久しいです。そう言うセミナーもたくさんあります。また、最近ではツイッターをビジネスで活用しましょうてきな本やセミナーもたくさんあります。

 

実際、ブログやツイッターを活用して商売繁盛につなげているところも少なくありません。しかし、多くのところでは、十分に活用できているとは言えず、メリットを出せずにいます。

 

成否の分かれ目は何かと言うと、担当者の気持ちと、向上心です。これについては、ブログやツイッターに限らず、ビジネス全般に言えることだし、人生そのものにも言えることですが、今回はブログやツイッターについてのみ書きます。

 

多くの場合、勉強熱心な経営者や、上司が本やセミナーなどで「ブログをビジネスに活用するとよい」という情報を仕入れてきて、部下に「ブログをやれ」と指示します。

指示された方は、ほとんどの場合、何か別の仕事の代わりにブログをやるのではなく、単に仕事が追加されるだけなので、まず、ネガティブなスタートとなります。

ブログやツイッターというのは、一度頑張って作ったら終わりというものではなく、ずっとやり続けなければいけないものなので、「終わりが見えない」という点でも、担当者にはネガティブなイメージが加えられます。

目標が見えにくく、仕事が増えるブログやツイッターは、そもそも、やる気を持って取り組ませるのが難しい業務なのです。

 

でも、世の中でこれだけブログやツイッターが普及しているのは何故でしょう? 大半の人は趣味でやっているからです。同じ事でも趣味でやっている人にとっては、楽しくてやっているので、ついつい睡眠時間を削ってでもブログのコメントを書いたり、つぶやいたりしてしまいます。

決定的な違いは「つまらなければ辞められる」かどうかです。趣味でやっている限りは、つまらなければ辞めればよいのですが、業務命令の場合はつまらなくても辞められないのです。

 

つまらないなぁと思いながらやっていると、それは、直接的にも間接的にも見ている人には伝わり、読む人も増えず、余計つまらなくなります。

ブログやツイッターの最大のおもしろさは、多くの人とのコミュニケーションです。普通の日常生活では、出会うこともできないような人と出会い、コメントやつぶやきを通して、コミュニケーションを図ることです。

私自身、ブログを書いていて、一番うれしいのはコメントを書いてもらったり、メールや直接会ったりして、ブログの感想などを言ってもらえることです。ツイッターでもそうです。自分のつぶやきが、いろいろな人にリツイートされたりすると、うれしくて仕方がありません。

 

このうれしさをさらに増やそうとどうしたらよいのかを考えたり、勉強したりするのは楽しいことです。誰かにやれと言われてやっているものでもないし、やらなければいけないと思ってやっていることでもありません。

上司に言われてやむを得ず始めたブログでも、その人がその業務(ブログを運営)の中で、小さな楽しみを見つけ自分なりに工夫してやれれば、ブログは楽しいモノになり、それは多くの読者を獲得し、最終的には業績にも影響するようなことになるかもしれません。

しかし、上司に言われ仕方なく始め、とりあえず、最小限の時間で、上司に文句を言われないギリギリの頻度で記事を書いているだけだとすると、やっている人もつまらないし、業績にも全くプラスにはならないはずです。

 

義務から楽しみに変わったときが、本当のブログやツイッターデビューの日と言えるかもしれません。

クレームの電話

最近、ありがたいことに予定がとても詰まっています。

予定が詰まっているので、打合せの時間が取れなくて、朝の5時からとか、夜の9時からというような打合せをお願いしたりしてしまっています。

会議が続いて、電話やメールの返信が遅れ気味になり、CS(Customer Satisfaction)は下がり気味ではあります。ただ、全体としては悪くない状態を維持できていると思います。

深刻なのはFS(Family Satisfaction)です。FSは急降下です。

 

出張で宿泊したあと、翌日は家族が寝静まった深夜に帰宅して、その翌日はまだ誰も起きていない早朝に出て行く、という感じなので、子供達が意識があるうちに家にいる時間はほとんどゼロです。家族とのコミュニケーションは専らメールや電話になります。

Hannaの不満は高まり、クレームの電話が入ってきます。電話に出るなり

「今日は一緒に寝れるの?」

と聞かれ、

「今日も帰りは遅くなるよ」

「えぇ〜〜〜〜!」

と言う感じの通話を何度したことか。

 

日曜日は小学校の奉仕作業がありますが、終わったらせめて市民プールにでも連れて行ってあげたいと思います。

引っ越せない

耐震性どころか耐雨性も怪しいボロ家ですが、我が家族にとっては愛すべきボロ家です。

引っ越すことはできません。都会のマンションとかに引っ越したら、近所迷惑などで通報されまくります。きっと。

 

歌を歌ったり、踊ったり、叫んだり、とにかく、音が大きい。Youは、相変わらずお狐様が1日に何度か下りて来るので(笑)、絶叫するし。

パンツ一丁で、庭の水まきしたり、気が向いたら猛烈に煙を上げながらサンマを焼いたりバーベキューしたり。

 

ホタルやカブトムシやクワガタなどの一般的に人気者の虫だけでなく、ネズミや大クモが部屋の中を走り回りますが、特段気にすることもなく共生してます。これらの全てを含めて「愛すべき我が家」です。

 

昨晩も、手作りの傾いた縁側で、月とホタルを見ながら、ちょっとお酒などを飲みながら、子供たちと花火をしました。今飛んでいるホタルは、ホタルまつりの頃とは違い、大型のゲンジボタルの最後の一団です。

元気を補充

先日、久しぶりにZIP COMMUNICATIONSの橋本さんと、橋本さんの新しいお店で、食事をしながら深夜までゆっくり話しました。

 

このブログでも、何度か書いていますが、橋本さんとはオーストラリアにいた頃に出会い、公私ともにどっぷりお世話になっている方です。

オーストラリアにいた頃は、二人とも貧乏生活をしながら、いっしょに、苦楽を共にしてきました。思えば既に15年以上経っています。当時は二人とも若く、とてつもなく無茶なことばかりをしていました。いつも夢を語り、いつかは二人で事業を大きくして、夢を実現することを考えながら、熱い日々を過ごしていました。

そんな思いを共有した仲だからこそ、今でも何でも相談できるし、お互いに認め合って、意見も言えるし、言わなくても分かり合えることもあります。今では、橋本さんは数十人のスタッフを抱える会社のボスで、僕は冴えない貧乏社長ですが、それでも、僕をちゃんと認めてもらえているのは、とてもうれしいです。

 

最近、ちょっと苦しい日々が続きましたが、オーストラリアで過ごした、とてつもなく苦しくて、とてつもなく楽しい日々を思い出して元気になりました。

リーダーは孤独で、自分で考えて自分で決断し、自分で責任を取らなければいけない。普段の橋本さんは、そんなプレッシャーなど全く感じていないように見えますが、やはり、様々なプレッシャーの下、何事もなかったかのように瞬時に決断を繰り返して会社や人生の舵取りをしているのです。

 

そんなことを改めて認識し、たっぷり元気を補充して、三重県を出ました。

 

・・・が、連日の寝不足の影響で、どうにも途中で眠くなりサービスエリアでちょっと仮眠をとったら・・・ほぼ朝になってしまいました(涙)。