起業家として
起業家としての投稿
自己破産しなければいけないくらいの状況になっても
昨今の経済状況を反映してか、いろいろなところで自己破産とか、倒産ということを聞きます。
今年から、岐阜商工会議所と多治見商工会議所で、外部専門家として「資金調達」などについて、セミナー講師や相談員をさせていただいております。
私が専門としているのは、資金調達でも、どちらかというと前向きなもので、新規事業を行うのに必要な資金調達とか、新商品の拡販のための資金調達などです。しかし、相談として最近は、
「今月末の支払いができないが・・・」
みたいなものも少なくありません。
そういう場合でも、いろいろな公的な支援制度や借入の方法をアドバイスさせていただきますが、中には、既に年間売上げの数倍の借入があり、自宅も担保に入っていて、配偶者も親も連帯保証人になっている。しかも、今年は利子しか支払っていない・・・みたいな状況の人からの相談もあります。
そんな場合は、やはり一度自己破産するなどして、リセットした方がよいです。
ただ、普通の人は「自己破産」と聞くと、人生の終わりくらいのイメージを持たれている場合が多いです。
自己破産をするかどうかと言うような状況になった場合、私だけでは手に負えないというか、それの専門の方に相談すべきなので、専門家を紹介しています。
競売にかけられる前に、自宅を任意売却することで、自宅に住み続けることが可能になる場合もあります。
今回、マルイ不動産さんの任意売却専門のサイトがオープンしました(サイトの制作はジーアップでやらせて頂きました)。
住宅ローンの返済が滞っている方、住宅ローン返済のためにサラ金などでお金を借りている方、その他、担保に入っている自宅が競売にかけられそうな方など、一度、上のボタンをクリックして、専門家にご相談されることを強くオススメします。
若い頃はなぜ貧乏の方が幸せなのか
先日、岐阜大学での講義で学生達に「若いうちはお金を捨ててでも貧乏になった方がよい」というようなことを言いました。
その一番の理由は、お金があると、何でも工夫しなくてもできるから、工夫したり頑張ったりする癖が付かないということです。私の場合、もしオーストラリアに渡ったときにお金があったら普通に英語学校に通ったでしょう。でも、お金がなかったおかげで、大学に言って日本語科の学生を探して、交換レッスンを申し込んだり、ボランティア団体に入って、その人達と話をしたり、ちょっと怪しい宗教団体に行って、雑談したり、いろいろ知恵を絞って英語を勉強できました。
しかし、貧乏のススメにはもう一つの理由があります。それは
贅沢な生活ができる
ということです。貧乏なのに贅沢な生活ってどういうことか?と思われるかも知れません。しかし、貧乏だからこそ贅沢ができるのです。
それは、こういうことです。
例えば、そこそこお金持ちの人が、いつも5000円のワインを飲んでいたとします。その人にとって5000円のワインは少しも贅沢品ではなく、当たり前のワインです。でも、普段1000円のワインしか飲めない人は、5000円のワインは、とても贅沢品だと感じます。
では、この二人が、自分の家以外で出されるワインで、贅沢を感じられる確率はどちらが高いでしょう?
貧乏な人です。
もちろん、お金持ちの人は、お金持ちの人たちとつきあうことが多いので、もっと高級なワインに出会うかも知れません。でも、どんどんお金持ち度が上がって、毎日何万円もするワインを飲むようになってしまうと、なかなかそれ以上のワインに出会う機会は減るでしょう。
一生貧乏生活がよいのかどうかは、個人の価値観もありますので、一概にはいえません。ホタルが飛んでくるボロ家を贅沢と感じる人と、東京の夜景を見渡せる高層マンションの部屋を贅沢と感じる人がいますから。
欲望と消費を押さえつつ、かつ、下品にならず、お金持ちになれれば理想です。これは、タダお金を稼ぐよりもずっとずっと難しいことです。
なので、やっぱり、若いうち(特に二十代)は貧乏が絶対良いです。体や頭が元気なうちは、体や頭で問題を解決してゆきましょう。
理想としては、体や頭が衰える頃に、多少のお金を持っている感じです。
目標は高く持っても良いです。目標を目指して、がんばれている時が、本当は一番幸せなのです。
グーグルストリートビューが多治見までサポートしましたが
最近、多治見市内もグーグルストリートビューで見えるようになったのに気づきました(いつくらいからなのだろう?)。
身近な所の写真が多くて、見ているだけでも楽しいのですが、さすがにうちの会社の前までは来ていませんでした。細い道の行き止まりのところにあるので・・・
でも、撮影カー(?)は、かなり近くまでは来てくれていたようです。一番うちの会社がよく見えるポイントが、
これです。真ん中に写っている建物です。
それにしても、こんな田舎まで撮影カーが来ているというのは驚きです。本気でグーグルは世界中の全ての情報を検索できるようにする気なのかもしれないと思えます。
頑張れGoogle! 次回はうちの会社の前まで来てくれ!