セミナーの講師を務めます

8月10日(月)に岐阜市のハートフルスクエアーGで開催される「実践的資金調達法」というセミナーの講師を務めることになりました。

「債務超過、連続赤字決算でも銀行からお金を借りる方法」 なんて、かなり怪しいスパムメールのようなキャッチコピーが付いていますが、主催は「岐阜商工会議所」なので、とても健全なセミナーです(笑)。

 

主には、公的な支援制度を利用した資金調達のお話しをさせていただきます。昨年からの経済危機の対策として、現在は未曾有の公的中小企業支援制度盛りだくさん状態です。一部では、それが「ばらまき」との批判されるほどです。

 

もちろん、公的な支援制度で、会社が儲かるわけではありませんので、利益を出す事業を作ったり、利益率を上げる変革や努力をする必要はあります。

今回の突発的な経済危機の為に、資金繰りが悪化し、その対応に追われて、新たな挑戦ができない人には、是非公的支援制度を利用して、新しい挑戦をしていただきたいと思います。

そのための、より具体的なテクニックとしての公的支援活用資金調達法を勉強できるのが本セミナーです。

お申込みは、岐阜商工会議所の地域力連携拠点ぎふホームページ(http://www.gcci.or.jp/kyoten/)のセミナー情報ページからどうぞ。

 

また、もし「岐阜は遠い」と感じられている方は、地元の商工会議所や商工会などに、こういうセミナー開催を依頼してみてください。私はどこへでも伺います。

脳死について

先日衆議院で可決された臓器移植法案では、脳死は人の死であるとされました。
ものすごく重いテーマですが、私の見解を述べたいと思います。

私は、医学的な専門家でないので、医学的に死というものが、どういうものなのかを述べることはできません。脳のこの部分の反応が無くなったら「死」である、とか、心臓が止まったら「死」なのか、そういう観点からの意見ではありません。

 

人の死というのは、死んだ本人以外に、周りの人たちがそれを受け入れられれて、初めて本当の死なのではないかと思います。

家族や友人など、本人とつながりの強い人たちが、その人の死を受け入れて初めて、完全にその人が死んだと言えるのではないかと思います。

 

病気で、だんだん体が弱り、死んでゆく姿を、何ヶ月かに渡って家族に見せて死ぬというのは、本人がちゃんと家族に対して「死」ということを受け入れさせる準備をさせます。

しかし、自己などで突然死ぬのは、家族にとって準備をできておらず、死を受け入れるのには、時間が必要になります。

 

脳死状態というのは、そういう意味ではとても難しい状態です。医学的には「死んでいる」状態であっても、突然の「死」であり、家族はまだ準備ができていません。しかも、脳以外はまだ生きているときと変わらず、心臓も動いていて(自発的でないにせよ)、顔色なども悪くないとすれば、家族にとって、その人はまだ死んでいない状態なのです。

 

一方で、臓器移植以外に生きる方法の無い病気の患者さんにとって、脳死という死んだ状態の人の助けによって、その先何十年と生きられる可能性が出てくるので、少しでも早く「死」と判断してもらい、臓器移植をしてもらうことを強く望まれるでしょう。

脳死については、宗教観や倫理観などとても深くて重いテーマです。もっともっと議論をするべき問題だと思います。

スーパーのレジの人について思うこと

スーパーで買い物をしていて、よく思うのですが、人の性格って仕事に出てしまうものです。

 

たいていのスーパーは、教育研修のシステムが整っているので、手順については、皆さんちゃんと正しく、効率よく行われます。挨拶も、きちんとできます。

ちゃんと、前の人がおつりを受け取ったら、次のお客さんに向かって、お辞儀をして「大変お待たせしました」と言う・・・というようにマニュアルに書いてあるのでしょう。それを、教育係相手に何度も練習するのでしょう。みなさん、ちゃんと淀みなく、一つずつの行動をこなせます。

 

かごから商品を取り出し、バーコードをできるだけ効率よく読ませて、隣のかごに移します。この動作も問題ありません。つぶれそうな商品はかごの横に置いておき、重いものを入れた後に上に載せます。この辺りもちゃんとマニュアルに書いてあり、指導されるのでしょう。多少の動作の速い遅いはあっても、みなさん、ちゃんとこなせます。

 

しかし・・・

 

問題は、かごへの入れ方です。商品をかごへ入れるときの、ほんの少しの丁寧さって、これは性格が出てしまっています。私がよく行く、大手スーパー2社とも、動作の速い人、遅い人、新人、ベテラン関係なく、商品の取り扱いが丁寧な人と、がさつな人がいます。

特に何がとは言いにくいのですが、ほんのちょっとした商品の置き方が、ほんの少し雑なんです。それが、積み重なってすごく雑な印象になります。

もちろん、缶詰を卵のように扱って欲しいとは思いませんが、少なくともお客さんよりは、ちょっとだけ丁寧に扱って欲しいと思います。冷凍食品の袋が破れてしまうのではないかとか、中の食品が崩れるのではないかと、お客にドキドキさせない程度に、丁寧に扱って欲しいです。

 

たぶん、マニュアルには「商品は丁寧に扱いましょう」と書いてあると思います。でも、「丁寧」には、人それぞれの基準があって、それに従って商品を取り扱っているのだと思います。私が気になる扱いをするレジ係の人も、その人なりの「丁寧」に扱っているのかもしれません。

 

どんな仕事も、丁寧だとお客さんは気持ちが良いし、ものすごくできる印象が与えられます。逆に細かい部分が「がさつ」だと、本当は良い仕事をしていても、印象が悪いです。

 

ちゃんと調査したわけではありませんが、私の印象としては、仕事が早い人は、かなり仕事が丁寧です。ものすごく早くその仕事をこなす人は、ものすごく丁寧にこなせている人であることが多いです。逆に、がさつな人は、「早くやろうとしている」ということは伝わっても、実際には遅くて、雑な仕上がりになります。

スーパーのレジにも、ものすごく手際が良くて仕事が早く、しかも、とても丁寧な人もいます。そう言う人に出会うと、その日一日とても幸せな気分になります。

 

今更ですが、大人になったと思う

今日は、かなりスケジュールがバッティングしていて、それぞれ遅刻したり、早退しながら沢山こなしています。

 

一番重要で深刻なのは、自宅の井戸の水がものすごく汚染されてしまったことで、これの対処を本当は何よりも優先させなければいけません。これについては、いずれブログで報告します。

これ以外に、G-netのインターンフェアがあり、その後、別のお客さん(NPO)の年次総会に出席します。本当は、プールにも行きたいところです。簡単に分類すると以下のようになります。

  1. 家のこと(井戸の問題)
  2. 楽しい仕事(インターンフェア)
  3. 重要な仕事(総会)
  4. 楽しいこと(プール)
  5. 町内のこと(ホタル祭り)

私の信条としては、4,1,2,5,3という優先度にしたいところなのですが、本日の私の実際の行動は、3,2,5,1,4です。

今日のスケジュール調整は、苦渋の選択でした。特に一生懸命広報してきたホタル祭りに参加できないことや、インターンフェアの後、大学生達との飲み会に参加できないのは、とても残念です。

 

 

それでも、重要な仕事をこなす自分が、大人になったと感じます(笑)

普通の社会人は当然の選択なんでしょうけど・・・

 

インターンフェアで「私は好きなことばかりやって生きています」とプレゼンした直後に退席するのが、ちょっと後ろめたかったです。

インターンフェアで私の話を聞いていた学生達に補足です。ちょっと年を取ると好きなことができないようになってきます。だからこそ、若いうちに必死に好きなことをやっておくべきです。

 

 

 

 

景気回復?

政府系機関などが発表する景気動向でも、上方修正されたりしています。もちろん、景気が良くなったということではないと思うのですが、なんとなく気分的には最悪ではなくなってきたようです。

 

昨年の年末からこのブログにも何度も書いていますが、経済状況の悪さを日本のマスコミは大げさに報道しすぎ、そして、それを見ている視聴者は、煽られすぎなのです。

ボーナスが減ったり、給料が減ったりしたと言っても、公務員や大企業の人たちなど、もともと多くもらっていたのだから、ちょっとばかり減ったことで、ビビッて買い控える必要は無いのです。ちゃんと普通に生活して、普通に贅沢もしてよいのです。

 

公務員や大企業の社員が、生まれて初めて給料が減ったものだから、実態以上に気分が落ち込んで、余計景気指標がわるかったのが、年末から3月くらいまでにかけての状況だと私は思っています。

 

半年くらい経って、やっと、状況が理解できてきた(ちょっとばかし給料が減っても大丈夫なんだと分かってきて)のが、最近の経済指標に現れているのだと思います。

 

日本の皆さん、ほんと、大丈夫ですよ。貯金などしている場合ではありません。お金を使ってください。特に公務員の皆さん、定年まで並以上の給料が保証されているのですから、いまこそ社会のためにじゃんじゃんお金を使ってください。