き業展6の成果

先週の金曜日と土曜日に「き業展」という展示会に出展しました。

き業展の様子については、小原さんのブログに詳しく書かれているので、そちらを参照してください。

交流会で、小原さんに指名していただいて、お話しをさせていただきましたが、いまいち会場の空気が重く、(小原さんの仮装同様)私の話でも、あまり笑ってもらえませんでした。

 

前回(第5回)は、出展しませんでしたが、1回目から出展しています。いろいろな意味で大きく変わってきました。規模はもちろん大きくなって、出展者も来場者も最初の頃に比べると多くなっています。

 

実行委員会などの方々の努力によって少しずつ改善して、き業展が進化してきているのだと思います。ますますの発展を願いつつ、今後も参加してゆけるように会社としても発展しなければと思います。

私にとって、今回のき業展がこれまでと大きく違っていたのは、知り合いの人が多かったことです。ジーアップを多治見で設立してから約10年間は、ほとんど地元の業者さんとつきあいもなく、知っている人も極々少数でした。それが2年くらい前(小原さんと再会して)から、急速に多くの方と知り合うことができて、こういうイベントでも、お話しをさせていただくことができるようになりました。

本来、こういうイベントでは初めてお会いする人と知り合いになり、交流を深めてゆくのが大きな目的ではありますが、それ以外に、知り合いの人から別の人を紹介していただいたり、少し知っている程度の人と交流を深めてゆくのも、重要だと思います。

そう言う意味では、大きな成果のあったイベントでした。

本当は、ここで契約が取れたりするとよりよいので、次回までにそれができる準備をしてゆきたいと思います。

 

CHANGE

今日から2009年が始まります。

どんな経済学者も、経済評論家も、今年の前半は今まで以上に景気が悪化すると言っています。景気回復は早くて来年。

もし、うちの会社に有能な経営コンサルタントが来て調査をしたら、今年の大晦日に、うちの会社が存在している確率は10%以下と言うでしょう。元々の経営状況が悪かったのに加えて、未曾有の経済危機が追い打ちしています。

 

でも、10年以上前から「どうして、こんな会社が存在しているのか分からない」とか「こんな経営状態の会社が存在しているのは奇跡だ」と言われていたジーアップです。今回もこの危機を乗り越えて見せましょう。

 

そして、今度こそ大きく成長(決して経営規模を大きくするという意味ではありません)し、高収益企業に転身してみせます。

 

ジーアップ関係者の皆さん。是非是非よろしくお願いします。

 

もちろん、私自身も大きくCHANGEします。とひとまず宣言します。私は比較的意志が弱いので、いろいろなところでいろいろな人に、言いまくらないと実行できないので、ひとまず宣言から。

まずは、今月、

・会社の滞在時間をこれまでの半分にします! 走り回ります!

・声のトーンを少し上げます!

・声の大きさを少し上げます!

 

ウーマン・オブ・ザ・イヤーから分かる成功の条件

今月号の日経ウーマンで、ウーマン・オブ・ザ・イヤーが紹介されていて、受賞した32名の女性が紹介されています。

 

そこに各受賞者の人生グラフが載っています。横軸が時間、縦軸が幸せ度(?)で、幸せな時を+側、幸せで無いときを−側にした折れ線グラフです。大きくグラフが変化するところには、その理由的なものが書かれています(就職、転職、結婚、出産など)。

 

それを見ると、ほとんどの人が−側にはグラフが入っていないのです。悪くて、±0、あとはずっとプラス側です。

 

これが何を意味するのか?

「みんな恵まれた人ばかりなんだ」

と思いますか? それは大きな間違いです。ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるような人たちですから、みんな人並み以上の苦労もして、努力もしています。でも、本人はそれを苦労や努力と感じていないということです。

 

運がよいとか、幸せというのは、本人がそう思いこむだけでなれます。そして、「私は運が良い」「私は幸せだ」と常に思っている人は、本当に運がよいことも起きるし、幸せになれます。

 

その一つの証明が、今月号の日経ウーマンに載っている人生グラフだと思います。

ヘアサプライ・ピア 佐藤さん

先日、ヘアサプライ・ピア佐藤さんとお会いする機会がありました。

 

佐藤さんは、日経ウーマンのウーマン・オブ・ザ・イヤー2009のキャリアクリエイト部門5位に選ばれた人です。お会いしたのは、その授賞式の(後の祝杯?)の数時間後でした。

お話しできたのは短い時間でしたがとても楽しい時間でした。

 

事業については、ピアホームページや、佐藤さんのブログに詳しく書かれているので、そちらをご参照下さい。簡単に言うと、抗ガン剤の副作用で悩む女性に、専用のカツラを提供したりカウンセリングしたり、トータルでサポートしてQOLの向上のお手伝いをされています。

 

お話ししていて、共感を持てたのは、「自分のキャリアの一貫性が他人に理解されにくい」という点です。佐藤さんは、苦労して大学に入ったら大学を辞め、留学したり、広告代理店に就職して、看護師になって、美容室経営・・・確かに全く一貫性が無いように見えるのですが、実際、現在の自分の位置に来るには、全てが必要なキャリアであって本人としては、自分のルールというか考えに従ってぶれることなく、進んできているのです。

私も、仕事の内容(普段の生活で最も時間を費やすことがら)は、日々変わっていますが、自分としては一本の道を歩いているつもりです。でも、他人にはそう見えないようです。これを普通の人が理解できないことや、こういう人を一般的に「おかしな人」と呼ぶことに気がついたのは最近です(笑)。

 

佐藤さんも、恐らく一般的には「おかしな人」に分類される人だと思います(佐藤さんすみません)が、私にとっては、それが一緒に仕事ができたらいいなと思える最大の理由になります。

困っている人の役に立つ仕事、世の中のための仕事であれば、なおさらです。

待ってました!大不況! よくぞ来てくれた大不況!

新聞やテレビでは、連日、不況のニュースが報じられています。

また、いろいろな経営者の人たちと話しても「こんなにひどいのは初めてだ」「バブル崩壊後でも、こんなにひどくなかった」というような言葉が聞かれます。「○○が倒産した」「△△も危ないらしい」 そんなこともよく聞きます。

 

これは経営者にとって非常に良くない状態です。良くないのは景気が悪いことではなく、四六時中「景気の悪い話を聞くこと」と「景気の悪い話をすること」です。

医学的にも証明されていることですが、人間は「失敗する、失敗する」と思いながらやっていると、本当に失敗します。「自分にはできる」と思いながらやっているとできるのです。

 

多くの成功している経営者は、とてつもなくポジティブシンキングをする人です。

一般的には「おめでたい人」と言われるくらいでちょうど良いのです。なのに、最近は、そういう経営者ですら弱気になってしまっている人も少なくありません。

 

しかし、こんな未曾有の大不況なときだからこそ、ポジティブな話を聞き、ポジティブな話をして、ポジティブなことを書き、常にポジティブな空気を吸い、ポジティブに考え、思いこんでいないといけません。

 

よくぞ来てくれた大不況!

待ってましたよ大不況!

あいつも前からおかしいと思っていたが、本当に頭がおかしくなったか、なんて思われるかもしれませんが、それくらいでちょうど良いのです。これくらい前向きに状況を受けとめて、がむしゃらに新しいことに挑戦してゆきたいと思います。

そのうちに、ふと気づくと、ライバルはみんな倒れ、会社の底力も付き、「結構ラクかも」 と思える時が来ると信じて。

 

幸い近くに、私など足下にも及ばないポジティブな人もいるので、ぜひ、ポジティブな空気を吸わせてもらって、ポジティブパワー全開でゆきたいと思います。