寿退社推進用制服?

東京駅に新幹線が到着すると、清掃員が作業をして、折り返し下り列車になります。

その人たちは、しっかり教育が行き届いているなぁと感心します。気をつけして列車の到着を待っていて、乗客が降りたらすぐに、乗り込んでテキパキと作業をこなしてゆきます。

ただ、ひとつ気になるのが制服です。制服を選んでいるのは実際に着ている人たちでなく会社の偉い人たちだろうから、清掃員の人たちには責任はないのだけれど、「ピンク」はないでしょう、ピンクは。

結構年輩の女性の方が多く、私の親たちの世代ではないかと思われる人たちが、ピンクのかわいい制服に身を包み・・・痛々しい感じです。

以前、誰かが言っていたのだけど、ピンクのかわいい制服がある会社は、有能な女性の人材を使う気がないのだそうです。
年相応の着たい服、似合う服というのがあるのに、若い女性誌か着られないような制服があること自体、旧態依然とした寿退社推進企業だということです。

もちろん、年輩の女性がピンクの服を着てはいけないとか言っているわけではありません。ピンクでかわいい服が似合う年輩女性もいるでしょうし、ピンクでも大人の女性に合う服もあるでしょう。ただ、こと「制服」に関しては、ピンクは難しいと思います。

どうしてもピンクの制服にしたいのであれば、男も同じ制服にして、かつ、役員もその格好で仕事をすればよいと思います。それができるのなら納得できますが・・・。

ダイヤルQ2の社長直通回線

毎日、怪しい資産運用会社や、闇金融業者?から、勧誘の電話がかかってきます。

うちの本当の取引先で、私のことを「社長」とか、「社長様」なんて呼ぶ人はいないので、「社長様をお願いします」なんて言う相手は、ばほぼ間違いなく怪しい勧誘電話です。

そんなときは、私が電話に出た場合でも、私以外のスタッフが出た場合でも
「いま席を外しておりますので、折り返しこちらからお電話させて頂きます。電話番号を教えて頂けるでしょうか?」
と言う。そうすれば、ほぼ100%「また、電話します」と言って切る。

それだけのことなので、大した負担になるわけではないのですが、1日に2度も3度もかかってくると、結構鬱陶しいです。そこで考えたのが、ダイヤルQ2の社長直通電話回線設置です。
この手の電話がかかってきたときに
「社長は別の場所で仕事をしておりますので、そちらにお電話下さい。電話番号は 0990-XXX-XXXです。こちらの電話には社長が直接出ます」
と言います。
それで、1分100円くらい課金できるのであれば、私も「社長様に最適な資産運用」の話などもゆっくり聞いてみても良いと思います。何なら2,3曲アカペラで歌ってもよいなぁと、思ったのですが、ちょっと調べてみると、ダイヤルQ2の回線設置したり、その月額費用がかなり高額なので、一日中そう言う電話を受けていないと、とても商売としては成り立たないようです。残念(笑)。

我慢を我慢と感じないことが成功の必須条件

大きな成功を得るには、大きな努力(我慢)が必要です。

この書類を片づけたら、コーヒーを飲もう。
今日の仕事が終わったら、おいしいビールが飲める。
後1日働けば週末には子供と遊びに行ける。
このプロジェクトが成功すればボーナスが払える。

短い期間の小さな我慢なら、誰でもできると思いますが、それが、長く大きくなると、人によってできる人とできない人がでてきます。
どこまで先のことまで我慢できるのか、それがその人の器量なのかもしれません。

ただ、成功している人が、我慢強いだけなのかというとそうでもないと思います。私の知る限り、とにかく我慢我慢で、ひたすら耐えて、成功した人はいません。いるのかもしれませんが、そういうことを口に出したり、雰囲気として醸し出している人はいません。
端から見ると、ものすごい大変な状況で、我慢している状況であっても、本人はそれほど、苦にしていない。
今、成功したベンチャー企業の社長として脚光を浴びている人たちも、多かれ少なかれ、休みなしで働きまくった時期があります。ほとんどの人は現在もそうでしょう。そして、それが苦でない、むしろ楽しいと感じるから続けられ、それにプラスして才能と運があれば大成功できるのだと思います。

私は、才能と運がないのか、今のところ社長として成功している状態ではありません。でも、毎日が楽しくて仕方がないという感覚は得られました。借金まみれで、給料少なくても悲壮感も悲観も全くなく、楽しく生活しています。

男と女のファッションの自由度

誰が言っていたのか忘れましたが、日本のビジネスパーソンのファッションについて次のようなことを言っていました。

男は、社会的地位が上がれば上がるほどファッションの自由度が減り、女は、社会的地位が上がれば上がるほどファッションの自由度が増える。

自分の趣味がどうであれ、人と会って打ち合わせなどをする場合、相手が不快に思わない格好というのが最低必要で、それプラスどのように自分を見てもらいたいかに合わせた格好をする必要があります。

私の場合、社会的地位はまだまだ低いですが、ある程度までは高くなりたいと思っており、また、最近は社会的地位の高い人とお会いする機会もでてきたので、それなりに気を遣うようになってきました。

と言っても服装は、すべて妻に任せています。最初は自分の趣味と合わないと思うこともありましたが、妻の言うなりに服を着ていって、人に服装について誉められることがでてきて、最近は完全におまかせです。どういう男になって欲しいのか、どういう風に見られて欲しいのかを考えて、決めてもらっています。

それでも、以前大失敗したことがありました。自社製品の販売について相談していた大手企業の取締役からす「スーツにしわが寄っていますよ」と指摘されたのです。その日は、しわの寄った感じがおしゃれなカジュアルスーツを着ていたのですが、その指摘にちょっとショックを受けました。
プライベートであれば「わからない人はわからなくてよい」と思うだけでよいのですが、仕事で人と会っている場合、それで社長の印象が決まり、取引に影響する可能性もないとはいえません。

それ以来、あまり何度も会っていない年輩の人に会うときには、服装の自由度を減らしました。具体的には「23区」ではなく、「五大陸」のスーツにしています。

こうして人はおじさんになってゆくんだなぁと思いながら、おじさんっぽいスーツを着て出張に行きます。
おじさんスーツでもかっこよく着こなして、かっこいいと思われるようになりたいです。

展示会に出展してきました

今日は午後から展示会に出展してきました。
展示会に出展する場合、始めに目標を立てて、それに向かって準備をしなければいけません。例えば、10件契約をする、30件訪問予約を取る、300枚名刺をもらう・・・など。
ただ、目標を立てるためには、どういう種類の人たちがどれくらい来場するのかを予測できないとできません。また、目標を達成するための戦略にしても、立てられません。
何度も開催されている展示会であれば、前年度の来場者数や来場者のプロフィールを見て、ある程度想像することができます。

しかし、今回出展した展示会は今回が「第1回」という展示会で、全く想像ができませんでした。そのため、何をどのように宣伝するのかもちゃんと計画できず。取りあえず自社製品をずらずらと並べて展示しました。病院向けの商品、一般企業向けの商品、開発会社向けの商品。
そのため何をやっている会社なのか、何が売りの会社なのかがはっきりしない、展示となってしまいました。

それでも、事前に取材申込みのあった新聞社2社の取材を受けましたし、今回新発表した製品への(数少ない訪問者ですが)反応も非常に良かったです。
秋と冬に開催される4万人規模の来場者が来る展示会で、十分に戦略を練ってこの製品を宣伝すれば、かなり成果が出るのではないかという自信が持てました。出展申し込みを出すか出さないか迷っていましたが、出す決心ができました。

この決心が今回の展示会の最大の成果です。