初レースまであと2週間

先週の月曜日に猛烈に左足ふくらはぎ下部から足首にかけて痛くなり、走るどころか歩けない状況が続いていました。その後、回復してきて現在は、ほぼ痛みはありません。
そんな中、ただ悶々と過ごしていたわけではなく、いろいろ振り返ったり勉強したり実験したりしてました。それでわかったことがいくつかあります。
  1. 時速12kmくらいで30分以上走ると左足首付近が痛くなる。
    たぶん、これは走り方に問題があるのだと思うけど、一晩寝れば治るレベルなので取り敢えずは無視する。
  2. 時速14kmくらいで走ると左足のダメージは大きい。
    今回の故障もこれに含まれる。特に下り坂を高速で走ると足への負担が大きく痛めやすい。これは体重の重いマッチョ系ランナーの宿命か。
  3. 走った直後に左足首付近をアイシングすると、その後のダメージがほとんど無い。
  4. トレッドミルは、足関節への負担が少ないので、ケガの回復期にはよい。
  5. トレッドミルは、暑さで参ってしまうため、外を走るよりも速度が上げられない。
    これは常に水の中で過ごしているスイマーの宿命で、放熱機能が弱いためか?
これらを踏まえて、2週間後に迫ったハーフマラソンのレースまでに、以下のことを実行しようと思います。
  • 下り坂の走り方を勉強する
  • 練習後は必ず左足をアイシングする
  • レースまでに1kg体重を落とす
  • 暑い日のレースを想定して暑さ対策を考える
体重に関しては、先月、本格的に走り始めてから着実に減ってきています。少しでも軽いほうが足首への負担が小さくなるのでよいのですが、グリコーゲンは貯めておきたいので、控えめな減量プランです。
今週1週間は走りこんで、来週は距離を落として疲れを取り、レースに備えたいと思います。

加齢に伴う肉体的限界

人間の可能性は無限だとか、口先では簡単に言えますが、実際には加齢と共に、限界を感じることが多いと思います。

私自身も30歳を超えてから、体力的にも脳ミソ的にも限界を感じていました。

しかし、4年前に水泳を再開し、猛烈なトレーニングと食事制限などをして、体の隅々まで意識できるようになってきました。最近は、体重を量らなくても1kg以内の誤差で体重がわかりますし、それ以上のブレがないように完全に体重をコントロールできるようになりました。ものすごく水泳を頑張っていたつもりの高校生の頃よりも、胸囲は3cm増(104cm)、体重は4kg減(64kg)です。高校生の頃に体脂肪率を測っていないので比べられませんが、間違いなく今のほうが低いと思います。

何よりも嬉しいのは、いろいろな病院へ行ったり、整体などに行ったりしても20年以上治らなかった腰痛が完全になくなったことです。

高校生の頃にはできなかった懸垂逆上がりもできるようになり、肉体的なかなりの部分で、18歳の頃よりも40歳の今が上回っています。

胸のデカさに、子供は喜び(?)、妻には気持ち悪がられていますが、「人間には限界は無い。あるとすればそれは思考の中で本人が作るだけなのだ」ということを身をもって証明できたと思っています。

そんな私が、次に取り組んでいるのは、脳の若返り。少しずつ成果を感じていますが、まだ道半ばなので、これについてはもう少し後にご紹介します。

力を抜ける人が、力が出せる

先日、練習の最後のダッシュのときに、普通では考えられない筋肉がつりました。

一緒に泳いでいた筋肉をこよなく愛するスイマーに笑われながら

「どんだけ力んどるんですか?」

と言われました。下手なスイマーは速く泳ごうとすると、少しでも速く手で水をかきたいと思うために、力を入れてしまいます。

しかし、実際それでは、指先まで完全にコントロールすることはできません。神経を研ぎ澄まして、指先、足先まで最も効率的な動きをさせながらでなければ、いくら力を入れても速く泳げません。一流選手なら、90%以上の力で泳ぎつつ、指先、足先までコントロールできるかもしれませんが、私のような普通の人は80%くらいでないと、効率良く泳ぐことはできないはずです。それなのに限界ギリギリまでの力を入れてしまうから速く泳げないのです。

力を入れすぎると、余分なところにも力が入ります。それなので、本来泳ぐときに使わない筋肉がつったりします。使わなくても良い筋肉も使えば、血液はそちらにも流れ、疲労物質の血中濃度が上がり、肝心の筋肉の疲労も早まります。

100%の力を出すためには、100%の力を使ってはいけない

なんか禅問答のようですが、無駄な力を抜き、必要なところに極限まで集中して力を入れることが、その人が持つ潜在的な力を100%発揮することができる秘訣です。

これは水泳だけでなく何にでも言えることです。サッカーなどでも、試合中ずっと全力疾走していたら、絶対に良い成績は残せません。

仕事でも同じです。とにかく力を入れまくって頑張っても、最高の結果を残せません。

ちゃんと力を入れる練習と、力を抜く練習もしてゆき、最高の結果を出せるようにしたいと思います。

目標設定&目標達成を繰り返す意味

今日、久しぶりに会った方に「痩せました?」と聞かれてしまいました。

最近、妻や子供にも「痩せた、痩せた」と言われています。

言われるほど痩せたわけではありませんが、体中の皮下脂肪はなくなったと思います。長時間座っていると、おしりが痛いのはおしりの脂肪がだいぶ減った証拠だと思います。

妻には「どうしたいの?」と聞かれますが、自分でもよくわかりません(笑)

ひとまず、体脂肪率を落としてみようと思って、そのとおり落ちた・・・目標を建てて実現する、ただそれだけなのかもしれません。

成功体験を繰り返すことで、自信がつきます。その為には、どんなことでもよいので、目標設定&目標達成をすることには意味があります。

悔しさをバネに

昨日、3年ぶりに、なごやマスターズ水泳大会に出場しました。水泳の大会としては、昨年の岐阜県民スポーツ大会以来の大会です。

結果については、目標タイムを大幅に下回るとても残念なものでした。情け無いので書きたくないのですが、自分を奮い立たせる意味であえて書いておきます。カッコの中が一昨年に出したベストタイムで今回の目標タイムです。

50m自由形 28秒45(27秒81)

50mバタフライ 31秒01(29秒71)

タイムも残念ですが、さらに泳ぎの感覚的にもとても納得できない感じだったのが悔しいです。

年を取ってきているのだから当然なのかというと、そんなことは全く無く、同じ年代や、私より上の年代の人でも、どんどん進化してタイムを伸ばしている人がいます。そういう人たちと話をしていると、余計悔しくて残念です。

自分だけが取り残されている感が増大して不安になります。

絶対的に練習不足であることは否めませんが、それよりも良くなかったのが、練習に驕りがあったことです。水泳の練習にしても現役の大学生と一緒に泳いだりして、ついてゆけてることに過信していたというか、満足していました。

今回の試合でも意外といけるのではないか?と勝手に思っていましたが、結果は惨敗。前日の疲労や、朝の町内の活動での疲労など多少の影響はあると思いますが、結局はこれが現在の自分の実力なんだと思います。

学生の頃と違い、仕事もあるし、家庭もある中で、水泳に使える時間は限られています。それでも、まだまだ無駄にしている時間を探し集め水泳のために費やしたいと思います。

今回の悔しさを忘れないように、今回の記録証は常に目につくところに掲示して、これまで以上の強烈な練習ができるように頑張ります。そして、次の大会(今のところ8月末の県民大会の予定)では、笑顔で帰宅できるようにしたいと思います。