【本の感想】5さいってたいへん−どうやってぼくをそうじゅうするか−(もりべちか訳)

仕事を一緒にやらせてもらっているデザイナーの森部さんから紹介(奥さんが翻訳した本)され、すぐに購入しました。

 

主人公の5歳の男の子が、自分がどんなにたいへんなのかを説明しているのですが、同じ年のHannaもきっと同じことを同じように考えているのだろうなぁと思いながら読むと、感動が倍増しました。

 

主人公は弟が生まれて、いろいろ我慢しなければいけなくなり、一生懸命我慢しているのだけど、ついつい、我慢できなくなって・・・

毎日のHannaそのものです。妹(You)のために我慢して、我慢して、とうとう我慢できなくなったとき、ついつい手が出て・・・、叱られて・・・。

 

主人公の男の子と、Hannaが、重なって見えて、「ストライクを出しても褒められない(チョコレートの箱でボーリングして)」あたりで、とうとう涙が出てしまいました。

子供たち以上に、大人が感動しました。5歳くらいの子供を持つ大人の人には是非お薦めです。
 

 

5さいってたいへん―どうやってぼくをそうじゅうするか
5さいってたいへん―どうやってぼくをそうじゅうするか ジェイミー・リー・カーティス ローラ・コーネル もりべ ちか

バベル 2007-12
売り上げランキング : 279852

Amazonで詳しく見る by G-Tools

高木貴行県議会議員互礼会

最年少岐阜県議会議員高木貴行さんの新年互礼会に参加しました。

 

政治家のパーティ(?)というものに参加したことがないので、招待状が届いたときにはちょっとビビリましたが、会費は2,000円ということで、どう考えても資金集めパーティではなさそうなので、勉強のためにも参加させてもらいました。

 

所謂政治家のパーティというのがどういうものなのか、見たいと思ったのですが、たぶん、高木さんのパーティはそういう感じなのではなさそうです。

 

議員である高木さんが一番若く(29歳)。その周りを固める後援会の人たちが30代の多治見の(有力)若手経営者と呼ばれる人たち(後援会長はマルイ不動産小原さん) 。

そして、今回のようなパーティに参加している応援者たちが、年配の実力者たちという構図も、普通ではないと思います。
 

若くて成功する人の多くは、年寄りに応援されています。孫正義さんや、、三木谷浩史さんなども、年配の有力者から猛烈に応援されていました。本人の実力が必要なのはもちろんですが、それだけでは大成功はできないと思います。

 

どうしたら応援してもらえるのか?

 

重鎮と呼ばれるような有力者たちは、お金などが目当てて、若い人たちを応援するわけではありません。志と熱意に賛同して応援するのだと思います。

 

高木さんには、年配の有力者たちに、

「この人を応援してやろう」

という、気にさせる才能(人柄)があるのだと思います。

 

また、年配の有力者たちが応援したくなる若手の有望経営者たちが後援会を構成している。そして、その人たちをその気にさせる才能が高木さんにはあるのだと思います。

 

・・・なんてことを思いながら、パーティに参加させてもらいました。

私も多くの人に応援されるような人になれるように頑張らないといけないなぁと思いました。

 

ちなみに、私は選挙区が違っていて、高木さんに投票することはできません。すみません(笑)

 
 

【本の感想】社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!(小山昇)

株式会社武蔵野というダスキンのフランチャイズ店経営をしている会社の社長が書いた本です。

ボロボロの会社を優良企業に育て、日本経営品質賞や、IT経営百選などに選ばれたりもしています。 

著者の小山昇さんは、これまでにもいろいろな本を出されたり、講演やセミナーもたくさんされていて、以前から知っていました。

 

本もセミナーも、大学や研究所で、研究して導き出した数字や公式ではなく、実体験から導き出したものです。本に出てくる数字も全て実際の数字だそうです。

 

本書は、経営者が見るべき数字について書かれていて、それぞれとても参考になるものですが、もっとも頭に残ったのは、

 

「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」

 

という文です。まずは自分が変わって、未来を変えることができる。他人(本書の中では主に社員)は、考え方を変えさせるのではなく、変えざるを得ない仕組みを提供すべきだということが書かれています。

 

この本だけでなく、小山昇さんの文や言葉では、かなりきつく社員を批判しています。「うちの社員は、バカばっかり」「早く辞めて欲しい」というような言葉が、バンバン出てきます。

その言葉だけを見ると、社長としてどうかと思いますが、実際には離職率も低く、会社が一丸となって成長しているので、言葉とは裏腹な制度や、社長の考えが社員に浸透しているのでしょう。

社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!
社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ! 小山 昇

すばる舎 2007-11-28
売り上げランキング : 41

おすすめ平均 star
starきちんとまとめられた良書
starチョキなしジャンケン ありがとうございます。(岐阜県)
starすぐにマネできるノウハウ。中小企業の幹部にも。

Amazonで詳しく見る by G-Tools

 

再会

今日、東京出張だったのですが、仕事が終わった後、とても懐かしい人に会いました。オーストラリアで知り合ったIさんです。

Iさんとは、私がオーストラリアにいたときの最後の半年程度しか一緒に過ごせませんでしたが、その間は本当にどっぷりとつきあっていました。今回話をしていて、計算すると間違いなく半年程度しか一緒にいなかったのですが、二人とも2,3年一緒にいたような記憶があり、それくらい濃密(?)なおつきあいをしていたのだと思います。

 

Iさんは、 某有名大学を出て、某有名商社に入り、駐在員としてオーストラリアに来ていた、一般的に言えばエリートです。そんな彼が、エリートとは全く正反対の私と仲良くしてくれていたというのは何とも不思議なのですが、休みの日はほとんど一緒におりました。お互い独身だったこともあり、むちゃくちゃ無茶しておりました。その頃の思いでは鮮明に映像が思い浮かぶほどはっきりと覚えています。

どれも本当に楽しく懐かしい思い出で、そんな話をしながら、今日はものすごく笑いました。こんなに笑ったのは久しぶりです。

日本に帰ってからも出世街道を進んでいたそうですが、商社を辞め、独立して会社を経営されています。

 

今では二人とも結婚し、二人の娘を持つ父親となり、置かれている環境は全く変わりました。でも、本質的なところは変わっていません。こういうのを気が合うというのでしょうか。

 

仕事に対する考え方、家族に対する考え方、幸福に対する考え方などなど共感できるところも多いし、尊敬できるところも多い。それが一緒にいて、嬉しくて楽しい条件なのかもしれません。

 

もう少し子供が大きくなったら、交換留学ではないけど夏休みに子供を交換して、大都会と田舎の生活を体験する計画など、話は尽きませんでした。本当に楽しい夜でした。

インターンシップフェアに参加してきました

インターンシップフェアというイベントに参加してきました。

 

長期のインターンシップをする学生と出会うための(?)イベントです。

4回目の参加ですが、毎回新鮮で楽しいイベントです。

 

いろいろ学生から質問を受けたりして、話していると自分がこれまでにしてきたことやこれからしたいことを、改めて考えることになり、自分を見直すよい機会でした。

 

 

今回は、起業をしたいと考えている学生が何人かいて、起業したきっかけや、その決断の時のことを聞かれました。

その頃の純粋で、無知な気持ちを思い出して、また明日から頑張ろうと思うのでした。。