オーストラリアのスーパーのレジで預金引き出し

オーストラリアにいたときにできていて、日本には無いサービスが、スーパーのレジでの預金を下ろすことです。

 

日本でも何年か前にデビットカードサービスが始まったのですが、私の周りではそれほど普及している感じがしません。銀行のキャッシュカードが使える店は増えてきているのですが、利用している人をあまり見かけません。

 

オーストラリアにいる頃、つまり10年以上前ですが、もっとデビットカードが使われていました。その理由は、(私が考えるところ)お金が下ろせるからだと思います。

 

スーパーのレジで、キャッシュカードを出し、$50下ろす、ということができます。なんか不思議な感じです。買い物をしてお金をもらうのですから。

でも、便利です。

オーストラリアは世界でみるとかなり治安はよいですが、日本の治安の良さとは種類が違います。普段は、あまりたくさん現金を持ち歩きません。逆を言うと、頻繁にお金をおろす必要があります。

スーパーで買い物帰りにお金をおろせるのはとても便利なので、デビットカードで支払って、ついでにお金もおろすのです。

 

日本のデビットカードでも、お金がおろせるようになっていればもう少し利用されたかもしれないと思います。

ただ、日本では、現金を比較的まとめておろして持ち歩くし、最近ではコンビニでお金がおろせるようになったし、もともと、デビットカードが普及しない運命だったのかもしれません。

Gmailの新バージョンを使い始めました

Googleが提供している無料メールのGmailが最近連続してサービスの強化を発表・実施しています。

容量アップについては、すぐに便利さを実感すると言うことはなく、安心して使えることが大きなメリットです。

私は2年ほど前からすべてのメールをGmailに転送するようにしており、1年ほど前からはメインのメーラーとしてもGmailを使用していますが、全体の容量が2Gbyteを超えているので、以前の容量では1年以内に容量オーバーになりそうでした。

別のアカウントを取るか、有料サービスに申し込むことを検討し始めていましたが、今後は順次容量をアップしてゆくようなので無料でGmailを使い続けられそうです。

 

さらに、今週から以前に発表されていたGmailの新バージョンが提供し始められたので、早速使ってみました。

11月9日現在では、英語版でしか提供されていないようなので、設定ページで、言語を「English(US)」を選択して、使用しています。

英語と言っても、メールの本文が英語になるわけではないので、使用上は問題ありません。

 

その使用感ですが、かなり速いです。メールの一覧から特定のメールを開くときは(データを先読みしているので)瞬間的に開くようになりました。

メールの入力や表示部分は、見た目としてはほとんど変わっていないので、パッと見た感じでは新バージョンの良さがわからないのですが、しばらく使うと快適さが実感できます。実感できるというか、すぐに当たり前に感じて何とも思わないのですが、急バージョンに戻ったときに、ものすごくストレスを感じます。

 

Gmailが、今後もどんどん進化してゆくことを大いに期待したいと思います。

私としては、E61用のGmailアプリをバージョンアップして欲しいです。宛先の選択がかなり使いにくいです(バグっぽい仕様のため)。Googleさん、よろしくお願いします。

 

 

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【本の感想】オタクで女の子な国のモノづくり(川口盛之助)

奥さんがアメリカ人である筆者が、いかに日本のモノづくり(サービス)がすごいのかを紹介しています。

日本の文化をよく知っている外国人(奥さん)が、驚嘆するようなサービスが日本にはたくさんあるそうです。

私も含め、多くの人は当たり前のように接しているために、それほど驚かないのですが、世界的に見たら極めて特殊なものが多いようです。

 

例えば、トイレ。

最新式のトイレは、ドアを開けると自動的に便座蓋が上がります。しかも、便座は適温に暖まっています。用をたして、立ち上がると座っていた時間によって、どんな用をたしたのかを判断し、適切な水の量が流れる。

手洗いでは手をかざすと、水が出て手が洗える。

女性用には、用をたしている間に、その音をかき消すための音が流れるし、便座を暖めるヒーターは普段は停止しており、人がトイレに入った瞬間から座るまでの間に適温に暖める。

流す水の量も、昔に比べて遥かに少なくてもよくなっっている。

 

これって、改めて考えるともの凄いです。そこまでするか?という、おもてなしです。機能的に言えば、ただ、水がちゃんと流れさえすればトイレとしては成り立ちます。そんなところに、ここまでの気遣いができるのは日本人ならではの物作り感覚なのだと本では謳われています。

 

トイレ以外にも、日本が開発した猛烈な余分機能がたくさん紹介されています。

 

これらを作るために高度な技術力が必要なのはもちろんですが、それを思いつく発想力がもっとスゴイのです。これは日本の文化や、国民性が生み出すモノだと思います。

と言うように書くと、右に偏った人の意見のようですが、優越民族であるという意味ではありません。あくまでもこういう猛烈なおもてなし機能を生み出すには、日本人は他の国の人よりも優れているのだと思います。

なぜその様なモノが思いつけるのかと言うことを表しているのが本のタイトルにもある「オタクで女の子な国」だからなのかということが本を読んで分かりました。

オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)
オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ) 川口 盛之助

おすすめ平均
stars爽快な読後感
stars現代日本の消費と社会を視る最高の教科書
stars凄くポジティブな・・・
starsモノづくりにこだわりすぎかも
starsオタクで女性的にならざるを得なかった必然性

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DMの極意

先月購入したPCサーバーが故障していて、大変困った状況になっていることは前回の記事に書きました。

その後、なんとか返品できることになり、その手続きを進めています。

 

今回のトラブルは、PCメーカーの立場から言えば、防ぐことのできない初期不良で、たまたまたちの悪い問題で、修理しても直らなかったということで、一言で言えば運が悪かっただけかもしれません。

 

しかし、ユーザーの心理としては、最悪で「二度とこのメーカーの商品は購入しない」と思ってしまいます。実際は1年もすれば、これだけ腹が立ったことは忘れて、また注文をするかもしれませんが、少なくとも今回購入し直す商品は別のメーカーにします。

 

そんなときに、いつもはちらっと見て直ぐにゴミ箱行きのN社のPCサーバー販売のDMが私の机の上に・・・

 

内容を見ると、それなりに魅力的です。ちょうどタイミング良く

「今、PCサーバーが欲しい」

しかも

「今まで購入していたD社以外で」

と思っているときに、条件にあったDMが届いたのです。

 

即、購入を決定しました。

 

DMは見込み客の開拓には有効な手段です。しかし、1回だけスポットで送ってもあまり意味がありません。そんな良い例が、今回の件です。

 

今回のDMが、特別デザインが良かったわけでも、特別キャンペーンの内容が良かったわけではありません。いつも通りです。

しかし、私(客)の心理が今までとは全く違います。絶妙なタイミングで届いたのが良かったのです。

 

見込み客開拓のためのDMを送る際に、最重要なのはこれだと思います。商品やサービスが他社に比べて特別優れているというわけではなくても、タイミングさえ良ければ契約につながります。

そもそもDMの大半は読まれる前に捨てられるので、どんなに魅力的な商品やサービスでも、それを知られる前に捨てられてしまうのです。

 

それが、タイミングさえ良ければ、DMを読んでもらえてしかも、高確率で契約につながります。

 

しかし、このお客さんが求めているタイミングは、お客さん毎に違うので送るときにそのタイミングを見計らって送ることは不可能です。であれば、どうすべきか?

 

(拒絶されない程度に適度に間隔を開けて)継続的に送り続ける

ことです。これがDM送付(DMで契約に結びつく)極意だと思います。

 

この経験を、自社の営業でも役立てたいと思います。 

 

そんなことを、身をもって確かめることができたD社の不良サーバー。少しは役に立っているかもしれません。

 

■関連リンク

 

世界最大のPCメーカーの対応

先日、会社でPCサーバーを購入しました。

 

購入元は、世界最大のPCメーカーD社です。

あまり、ブログには批判的な生地を書かないつもりでおりますが、今回はちょっとあまりにも納得できない対応なので、書いてしまいます。

 

PCサーバーを購入して、OSをインストールしたのですが、朝までに電源が落ちてしまいました。設定が悪いかもしれないので、設定をいろいろ変えたり、OSを入れ直したりしましたが、症状は変わりません。

 

仕方なくサポートセンターに電話したところ、オンサイトでの部品交換といわれ、翌々日に部品交換をしてゆきました。

 

しかし、その後も症状はあまり変わらず、最長でも3日以内に電源が落ちました。サーバーが3日以上連続稼働できないというのは致命的です。

 

もう一度サポートセンターに電話したところ、BIOSのログを確認せよとか、BIOS画面で何日か放置してみてくれとか、言われてその通りにしていました。結局、以前と変わらずログなどは残らずに、突然PCが落ちます。

 

また、電話をしたら、もう一度オンサイトで部品交換をすると言われて、翌日部品交換されました。しかし、症状はかわりません。

 

別のOSをCDブートしても症状が変わらないので、間違いなくハードの障害です。

 

既に購入から1ヶ月以上経ち、リースの引落も始まっています。

 

そこで、さすがにちょっと怒り気味に文句を言いました。

動かないPCにお金を取るのはおかしい、即座に代わりの商品を送るか返品させてくれるように言うと、既に返品できる期間を過ぎているから返品できないと言われました。

 

1ヶ月も待たされたのは、こちらのせいではありません。何度も修理をしたり、実験的に電源を入れておいたりしているうちに1ヶ月も経ってしまったのです。

 

返品はできないから修理をするというのですが、2回も修理に来て直らないものが、どうして3回目で直るのでしょう?

また修理をして直らなければ、またまた修理に来るというのでしょうか?

そんなことをやっているうちにも、リース料は引き落とされ、保証期間はドンドン短くなっていきます。

 

これで、リース料が落ちないように銀行に手配などすると完全にこちらが悪者となって訴えられるように、購入規定やリース規定に書かれています。そう言うところは法務対策部門を持っている大企業は抜かりはありません。 

 

結局、なすすべもなく、いつ直るともしれぬ修理を繰り返すしか方法は無いのでしょうか。本当に腹が立ちます。

二度とD社では買わないと、誓うのですが、うちなどせいぜい年に1台PCを買うかどうか超零細顧客なので、D社にとってはうちが買わなくなったところでどうってことはないのでしょう。そちらもくやしい。