小型船舶操縦免許

先日、船舶免許の更新に行ってきました。

 

私は17歳の時に船舶操縦免許を取得しました。

もちろん船を持っていたわけでもなく、知り合いに船を持っている人がいたわけでもありませんが、なんとなく、免許を取得しました。

 

実際、免許取得後は、オーストラリアにいたときに、釣りに行くときにレンタルボートを借りて数回と、オーストラリアでライフセーバーをしていたときに、パトロール用のボートに数回操縦しただけです。

 その後は10年以上操縦をしたことはありません。

 

・・・が、免許の更新だけは行っております(時々忘れていますが)。

 

この10年で船舶免許の法律は、大幅に変わりました。

私の場合、20年前に当時の4級小型船舶操縦士免許を取得しました。当時の法律では、5トン未満の船で5海里まで行ける免許でした。

その後、何度か免許の更新をしているだけで、現在は2級小型船舶操縦士となり、操縦できる船の大きさは20トン未満となりました。しかも、その後できた区分の「特殊」と呼ばれる水上オートバイ専用の免許も自動的にもらえ、また、小型旅客船や遊漁船の船長になるために必要な小型旅客安全講習も受けたことにしてもらえています。

 

また、現在の2級から1級へのステップアップする場合、実技試験と、学科試験3科目が免除されます。

 

簡単に言えば、法律上乗れる船の種類や大きさが広がったということです。もう少し勉強して1級を取得したら、 5海里という制限も取れて、外洋まで行けるようになります(他にもいろいろ制限はありますが)。

 

ただ、実際私が20トンの船を操縦して、海図を見ながら100海里くらいまで行けるかと言われると、間違いなく出来ません(笑)。

 

もし、船を操縦する機会があれば、それ相応の練習をして、他の人に迷惑をかけないようにしたいと思います。

マイ箸の会

先日、マルイ不動産小原さんと水泳の練習の後大衆割烹浪速さんで食事をしました。

 本日のおすすめが書かれたホワイトボードを見ていると、マイ箸の文字が・・・

 すかさずマイ箸の会副会長の小原さんから「とりあえずひとつ買っとけ」の指示で、購入させていただきました・・・なんて書くと、新手のデート商法のようですが、もちろんそんなことはありません。

 以前からマイ箸の会については、小原さんから聞いていたし、最近、多治見市で食事をすると、いろいろなお店でマイ箸の会のポスターを見かけており、箸を買いたいと思っていました。

 

 

 一人の人間が、割り箸を節約するだけで、どれほど地球環境に役立つのかを考えると、本当に大したこと無いと思います。しかし、その考えを持って行動していることが、大きな力となって、もしかしたら地球環境も救えるのかもしれません。

 

 皆さんもぜひ、マイ箸を持ち歩いてみてはいかがでしょう。

 

【本の感想】レバレッジ・リーディング(本田 直之)

著者は、年間400冊以上のビジネス書を読んでいるそうです。そして、大量にビジネス書を読むことを進めているのがこの本です。

 

 

私は、最近時間が無くて本を読めなくなってきたとブログにも書きましたが、その「時間がないから読めない」という言い訳そのものが間違っていると、この本では書かれています。

本は、時間があるときに読むのではなく、毎日時間を決めて読むべき物だと言うことです。

 

速読のようにそれほど訓練をしなくても、著者の言う「リバレッジリーディング」は誰でも可能だそうです。

 

簡単にいうと、全部読まないということです。それでは、本の内容が理解できないような気がしますが、そうではない理由がこの本で説明されています。

 

 

そして、重要と感じた場所に、自分なりの線やマークを付けて、本の端を折る。

読み終わったらその箇所を、ワープロで打って、毎日のように読み返す。

 

 

とにかく大量に読むことが重要なんだそうです。そうすることによって、本の代金の100倍のリターンを得られる。本を読むことは自分への投資であるが、株などの他の投資と違い、かなり確実に成果が得られるローリスクハイリターンの投資だということです。

 

この本の著者ほどでなくても、成功者と呼ばれる人の多くは、たくさん本を読んでいます。私も、できれば成功者と呼ばれるようになりたいですし、是非とももっともっと本を読もうと決心させてくれた本でした。

 
もう一つ、本のことだけではないのですが、この本の中に書かれていることで心に響いたのは、

お金は後で取り戻せるが、時間は決して取り戻せない

という言葉です。時間の浪費には今まで以上に注意したいと思います。

 

 

 ちなみに、ここ1週間くらいは、ちょっと本を読む量が増えました。

【本の感想】誰も知らなかったケータイ世代(市川茂浩)

Under79世代と呼ばれる1979年以降に生まれた世代の人たちを、「ケータイ世代」と呼ぶのだそうです。

私自身、自分と同じ世代の人たちよりはかなりケータイを使い込んでいる方だと思っていますが、この本に書かれているケータイ世代とは、大きく違っていることに驚きました。著者は、ケータイ世代向けのサービスを展開する会社の社長で、この本は、実例や実体験を元にした内容なので、説得力があります。

 

いつの時代でも、大人は若者の行動が、理解できず、不愉快に感じたり、バカにしたりします。しかし、私(30代後半)も含め、これまで過去に若者だった人たちと、今の若者が決定的に違うのは、ケータイを持っていることです。

 

ケータイ電話は、いつでもネットワークにつなげられる装置であり、誰もが肌身離さず持ち歩く装置です。そんな物は、これまで存在していませんでした。それを今の若者は持っているのです。

 

大人たちがある程度、実用性を求めてケータイを使っているのに対し、ケータイ世代と呼ばれる若者たちは、別の理由でケータイを使っています。なぜそんな使い方をするのかを、ケータイ世代以上の年齢の私たちが理解するのはかなり難しいかもしれません。

 

パソコンよりも、遙かに遅くて、画面も狭く、文字入力もしにくいケータイは、あくまでも移動中にやむを得ず使用する情報ツール、というのが大人の認識です。しかし、ケータイ世代は、パソコンではなくてケータイを使うのです。しかも、無駄のないわかりやすいサイトよりも、余分な情報などもあって、楽しみを見つけられるサイトを好み、短時間で用件を済ますのではなくて、時間がかかるサイトや、サービスを利用する傾向があるのだそうです。

 

感覚的に理解をするのは、難しいかもしれません。しかし、ケータイ世代はケータイビジネスにおいて非常に大きな存在になっており、今後はもっと大きな存在になっていく中で、理解するのが難しいからと言って無視するわけにはゆきません。

 

特に若者向けにサービスを展開する企業や、若者を対象とした商品を販売する企業にとっては、非常に重要なテーマであり、それがわかりやすく書かれているこの本は、お薦めです。

 


 

 

■関連リンク

 

仮説と検証

先日、マルイ不動産小原さんと話をしていて、自分がなぜ仕事をしているのかということを改めて考えました。
収入を得るため、社会的責任、注目されたい・・・など、いろいろな理由はありますが、でも、一番の理由は、やはり「楽しいから」です。

では、なぜ楽しいのか。何を楽しいと感じるのかを考えたところ、たぶん「考える」ことが楽しいのだと思います。自分の知識や経験、感などを元に、こうすれば売れるという仮説を立てて、それを実行し、その通りになるのがとても楽しいのです。もちろん、仮説通りにいかないこともありますが、その場合に、何が間違っていたのかを考えて、仮説を修正したり、次のチャンスを待ったりしますが、基本的にはそれも楽しいです。

販売だけでなく、プレゼンや企画でも、決定者の心理なども想像して、こうすれば採用されるという仮説を立てて、実行して結果を待つのが楽しいのだと思います。

相手が人間でなくて、コンピュータなどの物である場合は、少し勉強をすればかなり高確率で、正しい仮説が立てられます。しかし、相手が人間の場合は、一人一人考え方も違うし、置かれている立場も違います。また、相手が一人ではなくて、不特定多数の人であると、もっと難しくなります。考える要素が深くて多いほど楽しさは増します。
たとえば、「選挙の投票率を上げる」というような目標があった場合の対策ができるのであれば、ものすごく難しいとは思いますが、ものすごくやりがいもあって想像しただけでワクワクします。もちろん、そんな仕事はやれそうにありませんが。

小原さんも、同じようにいろいろ専門の分野で、たくさん情報を収集し、小さな検証をしながら、論理的に考え抜いて、仮説を立て、それを実施するのが楽しそうです。今の事業の成功が、正しい仮説を導き出す確率(勝率)が高かった証拠でしょうね。