捨てられる夫たち

最近話題(?)の熟年離婚ですが、95%以上が妻から言い出されているそうです。
しかも、離婚後、夫は寿命が10年縮み、妻はいきいき生きられるそうです。

言い出されるまで(というか言い出されても)夫は、妻が離婚したいと思っていたことに全く気づいていないことです。つまり、突然妻が離婚を申し出たように思えるのです。しかし、妻の方は何十年も前からの不満が積もり積もって、とうとう言い出したのです。
何が可哀想って、妻はずっと「離婚したい」と思っているのに、夫はそれに気づかずに何十年も一緒にくらしていたという事実です。
たいていそういう夫婦は、妻は家政婦のように使われているので、夫は生活に関する基本的なことが何もできません。離婚後に生活が乱れて早死にします。

妻は自分が家政婦のように働いていると思っているのに、夫は全くそんな風に思っていない。自分が給料を持ってきているのだから、家のことは妻がやって当然と考えているためです。

本当に可哀想です。直接的には、妻に関心を持たず家政婦のように使ってきた夫が悪いのですが、それは、そういう状態が悪いことだと夫が知らないからであって、悪意を持ってやっているのではないのです。特に団塊の世代の人たちなどは、その傾向が強いと思います。
夫婦というのは人生を共に歩むパートナーであって、常に開いてのことを思いやってあげなければいけない。給料を持って帰るだけでは全く不十分である。という教育も受けていなければ、勉強もせず、知らずに数十年過ごし、本人は「俺は家族のために働き、毎月給料を持って帰り、こんな立派な家まで買ってやったのだから妻は満足しているだろう」なんて思っていたりするのです。

夫婦とは何かを正しく認識する暇もなく、身を粉にして働き、高度成長期を支え、日本経済を世界のトップにまで押し上げた熟年男性が、老後を前にして、妻に捨てられ、寂しい人生の終演を待つ・・・悲しすぎます。

数十年、家政婦のように働いて、老後を前に自由を得る妻と、数十年家のことは妻に任せきりで、ただひたすら働き、老後を前に捨てられる夫、どちらが悲劇なのでしょうか?

ちなみに、私はそうはなりたくないと思いつつも、万が一妻に捨てられるようなことがあっても、しっかり生きてゆけるように、妻にちゃんと事情を話して料理を教えてもらっています。だいぶ包丁さばきもうまくなりました。寝る前に洗濯機をセットして、たまに洗濯物を干し、たまに掃除もします。

布団乾燥機が壊れました

私が18歳で初めて親元を離れて暮らし始めたとき購入し、以来17年間私の布団を暖め続けた布団乾燥機がとうとう壊れました。

布団乾燥機は、布団を干す代わりに使う人が多いと思うのですが、我が家では寒い季節は毎晩寝る前に30分ほど使用して布団をほかほかにするために使っています。かなり快適です。

確か3000円ほどで購入したものなので、17年も使えれば十分大往生だと思います。布団乾燥機よ17年間どうもありがとう。安らかに眠れ・・・

霜月に霜

霜月に入った初日に、初霜でした。

朝、車のフロントガラスに霜が降りていて、溶かしてからでないと出発できませんでした。
もう冬が間近に迫っているようです。

週末に断熱材を屋根裏に敷いたのに続き、今日、妻がカーテンレールとカーテンを取り付けました。冬が来る前に、冬の準備を完了できそうです。あとは、窓ガラスに断熱シート貼って、サッシと障子の間に発泡スチロールの板を取り付けて、オイルヒータを買って・・・

スズメバチの廃墟

それまで、母屋で寝ていたのですがYouが生まれてから、茶室(と勝手に呼んでいる部屋)で寝るようになりました。
Youは4月生まれなので、茶室で冬を迎えるのは今年が初めてです。

11月を前にして、夜はかなり寒く、寝相の悪い子供達は布団をはねているので、かなり危険です。そこで、茶室の補修第二弾(第一弾は雨漏り対策です)として、天井裏に断熱材を敷くことにしました。

ところが、茶室(六畳一間)には、天井裏へ上がる点検口がありません。点検口を作ることから作業開始です。幸い(?)前回の屋根の補修時に、屋根の横から中に入れそうだと言うことを見つけていたので、そこを破壊(?)して、点検口としました。

いよいよ穴を開けて中をのぞいてびっくり、目の前に巨大なスズメバチの巣があるのです!
何年か前に作られたもののようで、蜂はいないので安全なのですが、そんなところに顔を入れて作業するのはかなり怖いです。よく見ると、他にも数個の蜂の巣が天井裏にありました。

ちなにみ母屋の天井裏には、もっと大きなスズメバチの巣があります。どなたか欲しい方がいれば無料進呈致します。ただし、とても点検口からは出せないので、屋根を取って、取り出さなくてはいけません。屋根の修理代はご負担ください。

さて、スズメバチの巣の不気味なにおいにビビリながらも無事、断熱材を一面に敷くことができました。
これで、少しは暖かくなるかもしれません。というか、この寒い地方で、いままで数ミリのベニヤだけで天井と部屋が仕切られていたことが不思議です。