ありがたい保育園の給食

新しい家族が生まれ、妻と生まれた娘は妻の実家に帰っています。
それで、現在は上の娘(Hanna)と二人で暮らしています。実はHannaも一緒に妻の実家に行っていたのですが、いろいろな事情により、Hannaは戻ってきました。
二人の生活は順調なのですが、唯一心配なのが、食生活です。料理が得意な妻に比べると、私の作る食事は品数、栄養バランスとも劣ります。時々は私の母が作ってくれますが、それでも普段の食事に比べると見劣りします。
そう考えると、保育園では正しい時間に、栄養バランスの良い食事が出してもらえるのは、非常に心強いです。生活リズムも保育園に行くと必ず守れて、本当に助かります。

保育園の言葉

保育園へ行って、非常に気になるのは、保育士のことばに、やたら「お」が付くことです。「おいす」「おつくえ」「おちゃわん」・・・
浮世離れした上流階級の社会ではどうか知りませんが、うちのような、一般家庭では使わない言葉です。保育士も、その言葉を普段の友達との会話で使っているとは思えません。
私は小さな子供に対してのみ特別な言葉を使うのはよくないと思っており、うちの家庭では幼児言葉は使いません。

まだ、言葉を話さない子供にも
「ごはん、おいちぃでちゅねぇ」

なんて言うのではなく
「ごはん、おいしいね」

と言います。
言葉を覚えはじめた子供が、幼児言葉しか使えないのというのは勝手な思いこみです。もちろん、最初は発音しにくくて言えないときもありますが、正しく言い聞かせていれば、直ぐに正しく覚えます。うちの子は最初から正しく話せています。
ところが、最近保育園言葉に汚染されつつあります。

保育園での「お」つき言葉は、もちろん幼児発音ではないのですが、子供に対してのみ使っている言葉だと思います。保護者との会話ではそんな単語出てこないですから。
ならば、大人になってからでも使い続けられる普通の言葉で話して欲しいです。

こだまに乗る贅沢

私が出張で一番良く行くのは東京です。名古屋から新幹線に乗って行きますが、ほとんどは「のぞみ」に乗ります。理由は、本数が多いことと、所要時間が短いことと、エクスプレス予約なら「のぞみ」でも「ひかり」と同じ料金であることです。
エクスプレス予約は、携帯電話で指定席が取れるので便利です。ただ、指定席を取った列車に全ての時間を合わせなければいけません。たまたま早く駅に到着しても、その列車が来るまで待たなくてはいけないし、遅れそうな場合は走ったりしなければいけないときもあります。
なんか、便利になったはずなのに、以前にも増して時間に追われるようになりました。

今日は、珍しく京都へ行ったのですが、時間的にも余裕があって、自由席の切符を買って、中央線で名古屋へ向かい、名古屋に着いた時点で、来た「こだま」に乗りました。自由席でも問題なく座れます(隣の席も空いています)。
とても贅沢に感じました。いつもなら新幹線の時間に合わせて、乗らなければいけない中央線の電車を調べ、それに合わせて駅に向かいますが、今回は適当に駅に行って、次に来た中央線の電車に乗り、名古屋でも次に来た新幹線に乗る・・・、全く時間に追われていない移動です。
世の中で自由に使えて一番贅沢だと感じるのは、やはり「時間」でしょうね。
今度は東京にもそういう移動をしてみたいです・・・が、当分は、無理でしょう。

チームリーダーの仕事

うちの会社では、システム開発とデザイン的な仕事を行っています。

システム開発は、新しい技術を使った取り組みでなければ、それほど試行錯誤することはなく、力業で作り上げてゆくことができます。
本当はそういう開発よりも、いろいろ試行錯誤しながら行う、研究開発的な開発の仕事の方が開発者は楽しいのですが、実際は単純な開発仕事の方が多いです。特にその開発者のスキルが上がれば上がるほど、試行錯誤せずに最初から正解を見つけることができます。
しかし、ひとそれぞれの向き不向きがあり、論理的な思考というか、論理的分解ができる人でないと、いくら頑張ってもプログラマとしてのスキルはあがりません(ある程度以上になると)。

デザインについても、似ているところがあります、なれないうちは色の組み合わせや、文字の大きさ、配置など、実際に置いてみないとわからないので、いろいろ試行錯誤をしながら作業を進めなければいけません。でも、なれてくれば実際に置かなくてもある程度、頭の中で考えて組み合わせやバランスが見えてきます。
しかし、もともとセンスが良くなければ、何時間頑張ってもカッコイイものに仕上がりません。

先日、聴いた経営者向けの講演で、向かない仕事をスタッフにやらせようとしてもダメだという内容のことを言っていました。牛にまたがって必至にむち打ったところで、馬のようには走らない、その代わりおいしい牛乳を飲ませてくれるかもしれない。問題は、本人がそれに気づいていないことも多いことです。

チームリーダーにとって重要なのは、メンバーの向き不向きを見極めて、最も力を発揮できる状態にチームを導いてゆくことだと思います。ところが日本の年功序列会社では、リーダーそのものを、歳で決めることになり、リーダーに向かない人でもリーダーになり、現場に向かない人は成績が伸びずにリーダーになれない、というおかしなことになります。

あと10分

昨日から出張で、東京と長野に行きました。今回の出張では、具体的な商談もいくつかまとまり、また、楽しそうな新しい共同プロジェクトもいくつか進展し、実りの多い出張となりました。
・・・が、長時間の打合せと移動で、ちょっと疲れました。ところが、最後の仕事を終え、松本駅に送って頂き、駅のホームに着き、5分後に到着する特急しなのに乗って帰るだけ、と思っていたら放送が入り「隣の駅で人身事故が発生し全ての列車が運転を見合わせている」とのこと。
結局1時間50分遅れで、帰ってきましたが、とにかく最後に疲れた出張でした。疲れを増加させた原因は不達です。どんな事故か分からないので、事故についてはコメントしませんが、最大の問題はJRの連絡体制の悪さです。最初の放送から1時間くらいの間「人身事故のため全ての運転を見合わせている」「復旧の目処は立たない」を繰り返すばかり。駅員に直接確認すると「10分後かもしれないし、30分後かもしれないし、1時間後かもしれない」と言う。実際、松本駅には情報が来ていないので、駅員も答えられないのだろうけど、なぜ、その情報を事故のあった駅から連絡が来ないのか? それが問題です。現場にいれば「10分では復旧するわけ」とか「1時間以上はかかるだろう」程度のことは判断できないのだろうか。しかも、情報が電話(専用?)やFAXで届いているようでした。今時、インターネットを使って近隣の駅に情報を動じ配信できないのだろうか?
待たされる側の心理を考えてもう少し対応体制を整えて欲しいと思います。
再開の目処が立ったらメールでご連絡します、というサービスをしてくれれば、近所のコンビニに買い物に行ったり、食事をしたりできるのに、いつ再開するかわからないので、おなかをすかせて寒いホームで待ち続ければ、酔っぱらいのおじさんが駅員に絡む気持ちも想像できます。なんならジーアップで開発しますので、JR東日本様、是非ご依頼頂きたいです。ご依頼頂ければアイレセプション(http://www.junban.jp/)の駅版を直ぐにでも開発させて頂きます。

最後に、腹が立ったのは電車が1時間50分遅れで目的駅に到着したことです。駅で聞くと2時間遅れれば特急料金を返してくれるのだそうで、今回は10分早すぎたため、通常料金なのだそうです。せこくて申し訳ないのですが、それなら後10分電車を止めててもらいたかったです。