想像力

頭の良さと悪さを決める基準として、想像力というのはとても大きな要素だと思います。

目の前に見えているものだけでなく、その裏にあることを想像する。

人が発した言葉から、言葉通りの意味だけでなく、真意を想像する。

自分の行動が将来的にどのような影響を与えるのかを想像する。

 

現在の日本の教育制度では、記憶力が高い人が高く評価される傾向があります。もし、教科書や参考書を丸暗記できたとすると、かなり好い成績になると思います。

でも、記憶力というのは、社会生活を送る上で必要な能力としては、ごく一部です。それだけが高くても人間としての能力が高いとは言えません。

 

私は、記憶力の高い人よりも、想像力が強い人の方が社会への貢献、良い社会を作るのにより必要だと思います。

 

想像力が欠如している人は、町でゴミを捨てます。捨てたあとのゴミがどうなるのか想像できないから。

想像力が欠如している人は、人を傷つけます。傷つけられた人がどんなに悲しむのか想像できないから。

想像力が欠如している人は、戦争を起こします。戦争によって悲しむ人がどんなに増えるか想像できないから。

 

想像力が豊かな人は、種を植えて育てます。どんなに綺麗な花が咲くのか想像できるから。花が咲いたら自分がどんなにうれしいか想像できるから。

想像力が豊かな人は、ひとに優しくできます。その人がどんなに喜ぶか想像できるから。そして、その人が喜ぶと自分がどんなにうれしいか想像できるから。

 

うちの子供達には、想像力の豊かな人に育って欲しいです。

奇跡が起きた日〜セラパダイニング2010(3)

今回もまた、セラパダイニングの話しです。850人超の来場者があったセラパダイニングが無事終わったのは本当に奇跡的でした。

準備期間が短かったり、準備期間中のスタッフがすくなかったこともあり、準備不足や想定が甘かった点が多々ありました。

その数々の問題を、当日現場でかかわってくれたスタッフや協力者の方々が、解決していってくれたために、どうにか無事終わりました。

 

ゆるキャラの中に入っていただく人は、前の週に私がTwitterで呼びかけて、それに答えてくださった方が、わざわざ大阪から来ていただいたのでした。数日で入ってもらえる方が見つかったのは、Twitterのすごさを改めて認識しました。

それ以外のゆるキャラの人たちも、完全ボランティアで来ていただいて会場を盛り上げていただきました。しんぶんくん、とっくりとっくん、ぷらずまくん、ミナモ、うながっぱのみなさん。本当にありがとうございました。


みんなかわいい顔してますが中は、うながっぱ曰くライトな地獄状態です

 

セラパダイニングは、多治見市制記念花火大会のイベントで、主催も多治見市制記念花火大会実行委員会です。しかし、最初に企画を出した時点で、もともと花火大会本体でも人手は足りないので、本部からの人員的応援はゼロとして計画を立てるように指示があり、私もそのつもりで計画を立てました。しかし、絶対的に人は足りず、結果的に当日も最後まで会場で残っていただき、席を追加するのに、ブルーシートを買ってきてもらったり、会場内で急遽テーブルを移動させてブルーシートを敷く作業などをやり、当日の片付けまで手伝っていただきました。本当は、会場の準備ができているか視察して、軽くビールでも飲んで、花火会場に移動されるはずだったのだと思いますが、入場者が後を絶たないただならぬ様子に急遽残っていただきました。それがなかったら、席が足りないという苦情が殺到して大混乱になっていたかもしれません。ありがとうございました。

 

それ以外にも、たぶん最初は受付を担当のスタッフビールを飲みながらのんびり喋ったりしながら、過ごすつもりでこられた中川さんも、受付のただならぬ状況に、結局、ずっと受付の仕事をしていただき、かつ、片付けまで手伝ってもらいました。中川さんがいなかったら受付は、大混乱になっていたかもしれません。ありがとうございました。

また、音響設備のことを私が全く把握していなくて、何も音も鳴らない状況だったところを急遽駆けつけてきてくれて、設置設営をしてくれたキングラスホッパーズの近藤さん。その手は神の手に見えました。

準備完了した・・・と思っていた
当初の設営完了(ただし実際はあとで席を大量に増やしました)

 

本部の救護係として岐阜県の看護師協会から来ていただいた木村さんも、(幸いけが人もほとんどでなかったので)アンケートの回収や、本部の移動(席を増やすために)、その他、案内板を作ったり、受付の手伝いなど、ずっと動いていただきました。しかも、お客さん用の席やテーブルが足りなくて、イスはビールケース、机はサンテナという救護所で・・・。

 

当初想定していなかった多くの協力者の方々がいなかったら・・と考えるとぞっとします。きっと、みなさん「あれっ?私が手伝わないと大変なことになるぞ」という雰囲気を察していただけたのだと思います。

 

そしてそして、何よりも一番大変で、一番頑張ってくれたのはスタッフのみなさんです。圧倒的に人数が足りない中、それぞれの人が最高のパフォーマンスを出してくれたおかげで、どうにかギリギリの状態で無事終わることができました。誰一人欠けても、イベントは失敗していたと思います。

C-POWER肥田さん姉弟、PRセンター佐藤さんの子供達とその友達、中京学院大学の学生ボランティア、飲食店をとりまとめてくれた魚三の滝上さん、toukiの滝上さん、contactの長谷川さん。本当に本当にありがとうございました。

一番私が感動したのは、PRセンター佐藤さんの子供達とその友達です。見た目は今どきの子って感じですが、とにかく素直でよく働く。高校生くらいになると、親と一緒に出かけるのもイヤって子が多いと思いますが、友達誘って一緒に手伝いに来るというのは本当にすごいです。前日の準備から、炎天下でよく働くし。こんな若者が多ければ日本の未来は明るいと思いました。

 
夏草や兵どもが夢の跡・・・

 

最後に付け加えさせていただくと、今回のイベントには、うちの家族にもものすごく協力してもらいました。前日の朝、妻が実家に子供達を預け、昼頃から設営を手伝い。夜は賞品の梱包や、掲示物の制作などをし、当日は朝から晩まで、翌日の片付けもフルに手伝ってくれました。翌日は実家に行って倒れていたようです。

前の週くらいから準備のために帰宅が遅い日が続き、私と寝ることができなくてしくしく泣いてしまったHannaも、(ストレスのためか)いつも以上に癇癪を起こしまくったYouも、孫と翌日廃人のようになって倒れ込んだ娘(妻)の面倒を見てくれた実家の両親も、みんなの支えがあって、できたセラパダイニングでした。

 

お客さんも含め、かかわった全ての人に本当に心から感謝です。

みなさんのおかげで2010年8月1日セラミックパークMINOで奇跡が起きました。

セラパダイニング2010 バンザイ!

奇跡が起きた日〜セラパダイニング2010(2)

8月1日のセラパダイニングが、800人を超える多くの方にご来場いただき無事終われたのは、奇跡としか言いようがありません。

奇跡を起こしてくれたのは、スタッフおよび協力者と、ご来場いただいたお客様みなさんです。

 

まず、ご来場いただいたお客様について述べますと、実際、想定を遙かに超えるお客様が来場され、警備をお願いしていた警備会社の人からも、途中でこれだけ人が多くなるとちょっと危険ですと言われました(スタッフや飲食店関係者も合わせると会場には1000人近い人がいました)。その前にも、席が圧倒的に足りないので、急遽、ブルーシートのお座敷席を作りまくるほどでした。最終的に入場制限をしました。

19時頃の会場

そんな、運営者側のドタバタにもかかわらず、大きなトラブルはひとつもなく、みなさん指示に従って、テーブルの移動にご協力いただいたり、ゴミの片付け、分別なども、とてもよくしていただきました。一組でも質の悪いグループが入って、騒いだりすると、会場全体の雰囲気が一気に悪くなり、マナーも悪くなり、トラブルも急増します。

しかし、今回はそのようなことは全くなく、特にイベント終了後は、みなさん、整然とマナー良く帰っていただけ、しかも、多くの方に「楽しかった」とか「よかった」と声をかけていただけました。

  浴衣コンテスト

会場で会えなかった方からも、Twitterやメールでも「よかった」と言っていただき、本当にうれしかったです。

 

奇跡を起こしたスタッフ及び協力者については、書きたいことがいっぱいあるので、次回書きます。

奇跡が起きた日〜セラパダイニング2010(1)

ブログやツイッターで、ご紹介していたセラパダイニング2010を、無事8月1日に開催することができました。

予想を上回るとてもたくさんの方にご来場いただきました。開催が近づいてきたら、前売り券の売れ行きが良くなり、当日の昼過ぎまでPRセンターで前売り券を販売していました。

さらに、当日券も予想を大幅に上回る多くのかたにお買い求めいただき、最終的には入場制限せざるを得ないようなじょうきょうにまでなってしまいました。

せっかく会場まで来ていただいたのに、ご来場いただけなかった方、本当に申し訳ありませんでした。

 

それだけの人数が押し寄せてきた会場は、熱気むんむん。急遽、席を増やすために、大きなブルーシートを20枚買い足し、お客様にもご協力いただきながら、シートを敷いたお座敷(?)席を作りまくりました。受付用のテントも目一杯前まで戻し、空いた場所にもシートを敷きました。それでも、最後は座る場所が無くなってしまうほどでした。

 

そんなにたくさんの方が来場されたのに、本部スタッフは、ギリギリの数だったので、うちも含め、家族や、家族の友人までかり出して対応しました。それでも、人は足りず、多くのかたに助けてもらいながら、どうにか無事、終了することができました。

山ほど書きたいことがあるのですが、今朝も5時に起きて片付けだったので、全身の痛みと、眠気満載なので、とりあえず、大盛況だったことだけを今日は書いておきます。明日以降、詳しくご報告します。

 

[PR]セラパダイニング ぜひぜひ来てください

ここ1ヶ月、体力、集中力、頼み込む力、知識、人脈など、私がつぎ込める最大の力をつぎ込んできたセラパダイニング2010は、今週の日曜日開催です。

 

最初の花火大会の運営会議では、開催そのものも考え直さなければいけないかというくらいの状況&心境でしたが、多くの方に応援していただき、なんとか開催ができる目処が立ってきました。

チケットはまだまだありますので、お得な前売り券を是非お買い求め下さい。多治見市PRセンターで買えますし、私に言っていただいても買えます。

 

準備期間不足は否めませんが、それでも、多くの企業や個人の方のご協力で、ステージイベントも当初の予定より、豪華で多くの方が登場いただけます。

 

お子様には、連日の日本一の暑さで、テレビなどへの出番も多く、全国的に有名なうながっぱ(最近はTwitterでも人気急上昇中です)をはじめ、ミナモ、とっくん、しんぶんくん、プラズマ君という人気のゆるキャラとの撮影会があります。日本一暑い町での登場なので、できるだけ早く会いに来てください(うながっぱ曰く、中の人はライトな地獄状態なので)。

あと、水遊び場も準備しますので、濡れても良い準備をしてきていただけると、お子さん達はより、楽しいかも。

 

お父さん方の為に、ジーマガールもお呼びしました(笑)。18時以降に会場に登場予定です。

 

また、浴衣コンテストの参加賞、賞品はもちろん、来場者プレゼントなども、いろいろなお店や企業からご提供いただけましたので、ご期待下さい。先着○名で配るモノも多いので、早めに来ていただけるともらえる確率が高いかも。

 

天気も今のところ良すぎるくらいの予報が出ています。水や氷の遊び場をご用意いたしておりますが、早めに来ていただける方は帽子などの暑さ対策をしてきてください。

 

多くのボランティアスタッフが、一生懸命対応しますが、何せ私も含めなれない者も多いので、行き届かない点も多々あるかもしれません。そういうところは、大きな大人の心でみてやってください。そして、来場者の方も含めて、全員で楽しいイベントを作るつもりで、来ていただきいろいろご協力をいただければ、きっと楽しい思い出ができると信じています。

 

ぜひ、ぜひぜひぜひご来場をお待ちしています