無料で読める本「生命保険のからくり(岩瀬大輔)と、フリー (クリス・アンダーソン)

文芸春秋が3月1日からここで「生命保険のからくり」という新書を丸ごと無料で公開しています。PDFでダウンロードできて、印刷やコピーも自由にできます。

もちろん、出版社自身が公開しているもので、違法コピーなどではありません。著作権の切れた古い書物ではなく、昨年秋に発売されたばかりの本です。819円で本屋さんで購入できます。

つまり、上の「amazon.co.jpで買う」というボタンをクリックしたら、819円で本が送られてきて(送料別)、ココをクリックすると、無料でPDFがダウンロードできるのです。

今まで、本の一部をネットで公開して「続きが読みたい場合は購入してください」というようなプロモーションは多くありましたが、全部を無料で公開してしまうというのは、ありませんでした。

中には無料でダウンロードできるような商品もありましたが、その場合は、住所や家族構成、年収などの個人情報を提供しないといけないものでした。これは、無料で本をあげているのではなく、個人情報を本と交換させているだけです。

しかし、今回の「生命保険のからくり」という本の公開は、ほとんど何も提供しなくてもダウンロードできます。

この仕組み、なぜこのようなことができるのか、なぜこのようなことをする意味があるのかについては、

こちらの本に詳しく書かれています。 「生命保険のからくり」はまだ読んでいないので、本の評価はできませんが、でも、「著者の強い希望で無償ダウンロードを行った」という経緯から想像すると、著者は先進的でおもしろそうな人だと思います。

一方の「フリー 〜無料からお金を生み出す新戦略〜」は、とても興味深くておもしろい本でした。ぜひオススメです。 

鶯が鳴き、チューリップが伸びた

先週後半の5月並の気温と、大雨で一気に春が近づきました。

今朝出勤前に、

ホケピョロロー 

という鳥の鳴き声を聞きました。かなり下手ですが、鶯です。

あと1ヶ月くらい練習したらちゃんとホーホケキョと鳴けるようになるでしょう。

また、チューリップの芽も一気に伸びました。

そして、スギ花粉も舞い始めました(涙)

春が来てます。

浅田真央の演技が始まる前に言っておきたいこと

まもなく、フィギュアスケート女子のフリーで、浅田真央ちゃんが演技します。

その前に、どうしても言っておきたいことがあります。

どんな結果になったとしても、浅田真央は日本中に夢を与えてくれたし、幸せをくれた。

それだけでも充分です。

あんな小さなかわいい子が、日本中の何万人という人の期待を背負って、夢を与えて、演技をすると言うことを考えただけでも、涙が出そうです。

もっと自分も頑張らないといけないと強く思います。

常に若手でありたい理由

考えてみると私は子供の頃から、年上の人たちの集団に入っているのが心地よく感じていました。

小学生の頃から同級生よりも先輩達と遊ぶことが多かったような気がします。 

26歳で今の会社を作った頃、社長としてはかなり若い部類に入っていたと思います。経営者の集まりなどに行けば、いつも若手でした。それから14年が経ち、自分より若い経営者がたくさん出てきて、自分自身が特に「若い」とは思わなくなりました。もちろん、従業員が何十人もいるような会社の経営者が、30代であれば「若い」部類にはいると思いますが、うちくらいの会社の規模であれば、20代の経営者も多いです。

そうなると必然的に、自分は若手から中堅へと上がってゆきそうなものですが、やっぱり若手として参加している会が多いです。一番の理由は、私自身が「末席」に座れる会が心地よいと感じるから、自分より年齢や地位が上の人たちの集まるところに参加しているということだと思います。

友達の集まりならともかく、ビジネスでの集まりの場合、やっぱり基本的に評価は、ビジネスの成功度で行うべきだと思います。だとすると、私自身はそれほど評価されるような状況ではないです。なのに、年齢が高いと言うだけで上に持ち上げられたりすると心地よくないです。

なので、やっぱり、ペイペイとして扱ってもらえるところが、気楽です。変に責任者にされてしまうと「こんなことは自分でやっていてはいけないので、誰かに頼んだ方がよいかな?」とか考えなければ行けませんが、ペイペイであれば一番フットワーク良く自分で動けばよいですし・・・。

一応自分の会社では、責任者になってしまっているので、そう言うわけにはゆきませんが、せめて経営者の集まりに参加するときには、ペイペイとして、ちょこまかと雑務をこなしていたいです。

なので、私の参加している会の皆さんには、ぜひ私を、どうでも良いような雑用で、使ってやってください(笑)。 

情報は全てインターネットに乗る方向で時代は進んでいます

昨日、日本経済新聞が電子版の配信サービスを発表しました。日経新聞の紙面がそのままインターネット経由で閲覧できル要になります。

産経新聞がそのまま読めるiPhoneアプリ(サービス)は、だいぶ前からの人気アプリです。

また、地域限定の試験放送ではありますが、東京と大阪のラジオ局が、ラジオ放送をそのままストリーミング配信するサービスを発表しました。

情報は、インターネットを通して配信するという流れは、今後ますます加速してゆくでしょう。そうなると、いろいろな社会構造や産業構造も変わってゆきます。その辺りの詳しいことは、

この本に詳しく書かれているので、深く理解したい方は本を読んでください。

私にとって、この流れが進むことで得られるメリットは、テレビが見られるかも知れないということです。ブログにも何度か書いていますが、私の家ではテレビがあまり映りません。地上波が完全デジタル化された時点で、完全に見えなくなります。

しかし、私自身の予測としては、早晩テレビはインターネットで見られるようになると思います。今でも、番組によってはネットで配信されていますが、そのうち有名番組もストリーミング配信されるようになると思っています。

地デジの共同アンテナ組合にも申し込みをしなかった理由の一つは、それです。