コンピュータウイルスがなくならない理由

コンピュータウイルスによる被害はとても大きく、企業や政府などは莫大なコストをかけて防ごうとしています。それでも、防ぐことができず、ときどきテレビニュースなどでも報道されます。

最近はGumblar(ガンブラー)ウイルスなどが話題になったりもしています。

よく「完全にウイルスを防ぐアンチウイルスソフトは作れないのか?」と聞かれることがありますが、結論を言えば、

それは不可能です。 

基本的に、ウイルス対策ソフトは、報告されているウイルスプログラムの一覧を内部に持っていて、それと同じものがないかをチェックしています。大手のウイルスソフトメーカーは24時間体制でウイルスの一覧表を更新していますが、あくまでも、発見できたウイルスにしか対応できません。

最近のウイルスソフトは、「未知のウイルスにも対応」 と謳っているものもありますが、それでも完璧ではありません。

ウイルスを作るときは、ウイルス対策ソフトを使って、チェックをすり抜けるか確認してから世の中に出せるからです。

ウイルスソフトが、検出できるウイルスは、ちょっと前のウイルスのみだと考えた方がよいです。

ウイルスとウイルス対策ソフトの勝負は、後出しじゃんけんができるウイルスの方が、圧倒的に有利なのです。 

ウイルスソフトが、入っているから大丈夫! と考えるのではなく、常に気をつける必要があります。

パソコンのセキュリティにとって一番有効な対策は「正しい知識と正しい行動」です。

今年は咲くのかな

我が家の桜、正確に言えば我が家の周りの山から我が家に伸びてきている桜は、咲く年と咲かない年があります。

毎年この時期になると、今年は咲くのかどうかが気になります。

冬はとても寒くて、じっと耐えている我が家ですが、春が来れば外で遊べるし、バーベキューしたり流しそうめんしたり、花も咲くし、ホタルも飛んでくるし、栗やムカゴは庭にゴロゴロ落ちてくるし・・・。でも、冬は寒い・・・。

その冬が終わったのを感じるのはやはり桜です。桜が咲くと春を感じ、縁側で花見・・・最高の贅沢ができます。

でも、花はなぜかときどき咲きません。山に餌が少ないと、鳥が花のつぼみを食べてしまうからではないかと言われていますが、真相はわかりません。

今年は咲くのか?

早く春が来ないかな。 

最強の敵は誰か?

ダイエットの敵はいろいろありますが、最高に悪いのは、飲んだあとのラーメンと言われています。深夜まで飲んで、十分にカロリーを摂取した上に、寝る前に大量の炭水化物摂取、しかもバターなんか乗せたりしたら確実にそのままお腹に付きます。

でも、実はもっと強烈な敵がおります。

アイスクリームです。アイスクリーム、特においしい本物のアイスクリーム(ラクトアイスとかでなくて)は、高脂肪で、かつ、糖分もたっぷり、1個で400Kカロリー以上あるものもあります。 

飲んだあとのラーメンが太る原因であることは、多くの人が知っていますが、毎晩飲んで、毎晩ラーメンを食べる人は多くないと思います。でも、意外と毎晩アイスクリームを食べている人って多いのではないでしょうか?

そういう人が、寝る前のアイスを止めると簡単に痩せられるかもしれません。 

どうしても食べるのであれば、小さい小分けのカップに入った低脂肪タイプを選ぶとだいぶ摂取カロリーを抑えられます。 

人を評価する基準

人間の評価をするときは、できるだけ余分な情報を排除し、本質的なものだけで評価すべきです。

人種、見た目、出身地、宗教、親の職業などは、法律的にも企業の採用基準に含めてはいけないものです。

私自身が、自分の本質とは関係のないところで勝手に評価されることがいやなので、自分もできるだけその人の本質を自分なりに判断して評価したいと思っています。

私が、そのことを強く思ったきっかけはオーストラリアでの様々な経験です。私が若者に海外生活を薦めるのは、人を見る目を鍛える訓練になることも大きな理由のひとつです。

海外で学校に入って、就職して、友達を作ったりするときに、良くも悪くも人間の本質を見てもらえやすいです。自分一人で全てを行わなければいけないし、親のコネでなにかすることもできません。実力が評価されます。

私がオーストラリアで就職したとき、面接をする前に、面接官(社長)に伝わっていた情報は「英語があまり話せない変な日本人」という程度だったはずです。 

その社長は、社員を雇う基準は「仕事ができるかできないか」だけでした。人間的にはとても優しくてすばらしい社長でしたが、こと仕事に関してはとてもシビアでドライな人でしたので、不安定なビザを持っていた私でも雇ってくれました。

友達としてつきあう場合は、単に好きか嫌いか、自分と趣味が合うかどうか、考え方や生き方に共感できるかなどで、評価すればよいです。

仕事のつきあいであれば、その人の仕事の実力や、仕事に対する考え方や、向上心などで評価すべきです。

人の噂などに惑わされず、正しい基準で人を評価できるようになりたいものです。 

今年一番の注目サービス「Ustream」

昨日の多治見IT勉強会の前半は、Ustreamなどのライブ中継ができる動画共有サービスについての実験したり話したりしました。

Ustreamは、先日ソフトバンクが出資を発表してニュースになりました。あの孫正義が惚れたサービスだということで、15年くらい前のYahoo!の再来かとも言われたりしています。

当時、「インターネットの検索サービス」なんて言ってもほとんどの人が理解できなかったと思います。でも、孫さんはその可能性を見抜き半ば強引に出資してきたという伝説になっています。

Ustreamも、ライブ中継ができる動画共有サイトと言う説明では、その可能性は理解できないと思います。私も最初はUstreamの魅力は実際に使うまで理解できませんでした。

やっていることは特に新しいことではなく、パソコンやiPhoneを使って、インターネット生中継が公開できるというものです。海外の映像を生中継すること自体は、ケネディ大統領が暗殺されたパレードの映像の頃にできています。しかし、これまでの生中継をするには、たくさんのスタッフと大がかりな機材が必要でした。コストもかかることなので、テレビ局などが行うものでした。

ところが、Ustreamはパソコンとインターネット回線があれば誰でもどこでもインターネット生中継ができます。もっと言えばiPhoneだけでも中継ができるのです。

普通に考えただけでも、これまでテレビ中継するほどではなかったイベントの中継ができるようになります。アマチュアバンドのライブ、マイナーなスポーツの試合、セミナーや勉強会などなど。

それだけでも、これまでにできなかったことができてすごいのですが、孫正義が出資をするほど惚れるには、もっと大きな可能性を見据えているはずです。

これまでの延長線上にあるサービスではなく、全く違う使い方が恐らく生まれてくるはずです。もちろん、まだまだ通信回線や端末の性能の問題もあって、iPhoneで生中継する映像はフレームレートも画質も解像度も不足しています。でも、そんなものは日進月歩、分進秒歩進歩している技術であっという間に解消されるでしょう。そうなったときに・・・そうなる前から、今までに考えられない使われ方が、我々の生活の中に入り込んでいるに違いないと思います。

私のようなものですらワクワクするこのサービス。さぞや孫正義は具体的なサービスイメージをいくつも思い描いて、「たった18億円でこんなおもしろいものを手に入れることができた」と笑っているのではないでしょうか。

Ustream(に限らず、インターネットライブ中継サービス)は、今年一番の注目インターネットサービスだと思います。