人を惹き付ける力

ここ数年、会社の新年会は三重県のZIP COMMUNICATIONSと合同で開催させていただいています。正確に言えばZIPの新年会にG-UPが便乗させてもらっています。

今年は全体で26人が参加する新年会となりました。ジーアップの参加者はほとんど増えていないのですが、ジップの方は毎年人数が増えています。

ジップコミュニケーションズは、商業建築デザイン部門と、飲食店部門があり、どちらも代表の橋本さんの強い個性と人柄に惹かれて、人が集まってきています(もちろん、人柄だけでなく仕事の才能もあります)。

 

しかし、お店が4店舗と事務所が1つとなると、すべてを橋本さんが指示を出して管理することはできません。それぞれの責任者がおり、それぞれが目標を立てて、自律してなければなりたちません。

うちの会社も含めてですが、なかなかそう言う形になれない零細企業が多いです。原因は社員ではなく社長が原因であることが多いです。

 

身近でみていて、ジップコミュニケーションズが、個人事業から組織に変わりつつあることがよくわかります。

橋本さんは、オーストラリアで出会った頃から、公私ともに私のちょっと前を走ってくれています。ずっと追いかけて来ていましたが、ここへ来て少し私が追い切れなくなって来つつあります。何とか、常に背中を見ながら追いかけ続けられるように、頑張りたいと思います。

今日と明日「き業展7」に出展します

7回目の開催となった

き業展

に出展します。

今年は、100社以上が出展し、3000名以上の来場者を目標としているそうです。100社出展していますが、だいぶ入れ替わりもあったので、第1回目から出展している企業は多くありません。ジーアップは第1回目から出展しています。それがどんな意味を持つのか?と言われるかもしれませんが、それだけの期間、会社が存続してきたと言うことです(今年で創業15年です)。中小企業にとって存続・継続というのは、とても重要なテーマですので、15年間存続できたことを誇りに思っています。

さて、き業展ですが、これまでは、あまり直接的な成果を期待せずに出展していました。それでも、過去にはいろいろな出会いがあり、き業展で出会って、今では一緒に事業を行っているというような大きな出会いもありました。

 

しかし、今年はそんな悠長なことを言っていられないので、具体的な成果を目指して、走ろうと思っています。一番のテーマはVPN(Virtual Private Network)です。

自社で10年くらい前から利用してきて、お客様のサポートや、外出先、自宅などでの仕事などで、とても役に立っています。VPNがなければジーアップの業務は成り立ちません。それくらい便利で重要な仕組みです。

そのVPNを一般中小企業や個人の方でも簡単に使えるサービスとしてご提供しています。

  • 情報を一つの場所で管理したい方
  • 拠点が複数ある会社の方
  • 顧客情報などをノートパソコンに入れて持ち歩きたくない方
  • インフルエンザが大流行しても社員が自宅でいつも通り仕事ができるようにしたい方
  • 遠方のパソコンを、直接操作したい方
  • 遠方のパソコンに、直接ファイルを保存したい方
  • VPNに興味のある方

こんな方は、是非、き業展のジーアップのブース(86番)にお立ち寄り下さい。

 

私自身も二日間とも会場におります。

  • 公的な支援制度を活用したい中小企業経営者
  • 公的な支援制度を利用した銀行などからの融資を受けたい中傷企業経営者
  • ITを活用して経営効率化を図りたい方
  • ブログを業務に役立てたい方
  • インターネットのセキュリティについて不安な方
  • マスメディアを活用する広報に興味がある方
  • 大学生のインターンシップに興味のある方
  • 海外留学に興味のある方
  • 海外生活に興味のある方
  • マスターズ水泳に興味のある方
  • ダイエットに興味のある方
  • シバタシュンに興味がある方

も、ぜひお越し下さい。

早起きは三文の得

朝は、頭もすっきりしているし、電話もかかってこないし、静かだし、仕事をするにはとてもよい時間です。

 

もともと、5時に起きていましたが、今週から4時に起きてみることにしました。4時から6時半ころまで自宅で仕事をして7時過ぎに家を出ると8時くらいに会社に到着します。それから9時くらいまではほとんどほとんど電話もなく思う存分仕事に集中できます。

 

この3時間の朝の仕事は、夜の3時間の仕事をするよりも断然仕事ははかどります。

ただ、朝の仕事にもチョット問題があります。問題点、特に自宅での仕事の問題は、寒すぎること。手がかじかんでタイプミスが増えてしまいます。手を温めながらの作業になります。もちろんストーブをつけていますが、何せ我が家は寒い! 冷蔵庫を開けても寒くないくらいな感じなので、この時期は、効率のよい朝の仕事も、若干効率が落ちます。

 

それでも、夜遅くまで仕事をするよりは断然効率がよいので、これからも、早起きをしたいと思います。

2010年と言えば

私にとって「2010年」と言えば、木星がルシファーになった年というか、HAL9000もスターチャイルドとなった年という印象が強いです。映画「2010年」での出来事です。

初めてこの映画を見たのは中学3年生の時で、そのときにはさっぱり意味が分かりませんでした。

約10年後に映画「2001年宇宙の旅」をオーストラリアの映画館で見る機会があり、猛烈に感動しました。それから、小説から解説本まで大量に読み、何度も映画を見直し、自分なりの解釈を確立し、大げさでなく本当に「人生観を変えた映画」となりました。

その続編の映画が「2010年」 です。

 

私にとって、アーサー・C・クラークの小説は、SF小説というより哲学書であったり、宗教観を考えさせる話であったりすることが多いです。50年以上も前に書かれた小説は、科学的には間違っていることも多々ありますが、それでも、小説が陳腐化しないのは、根底にある哲学が太く強烈にしっかりしているからだと思います。

人類がこのまま1万年くらい進化したらどうなるのか?

人類がこのまま1億年くらい進化したらどうなるのか?

科学技術の発展で人類は生き続けることができているのだろうか?それとも愚かな争いで絶滅してしまうのだろうか?

 

アーサー・C・クラークは、科学技術の発展により幾多の困難を乗り越えるという前提で未来のことを書いています。冷戦の始まる前も、冷戦中も・・・。

 

「2010年」は1982年に書かれました。結局、その28年後の2010年(今年)までには、今後のますますの発展が確立できていません(充分平和ではありません)。しかし、逆を言えば2010年まではどうにか人類は核戦争などで滅びることもなく、科学技術を発展させてきました。

年代はずれたとしても、いつか人類が有人の木星探査に出かけられるような時代を迎えらることを希望します。そのためには、世界は充分平和で、かつ、とても豊かになっている必要があります。

 

2010年を無事に迎えた今、映画2010年を想い、そういう時代が来ることを強く願い、そして、自分がたとえ微力であっても、それに少しでも役立てるように何をすべきか考えたいと想います。

しばらく様子を見てください

弊社で管理・運営しているサーバーが遅かった(ホームページを見るのにすごく時間がかかった)という報告を受けたときなどによく

「しばらく様子を見てください」

と言うことがあります。お客さんにしてみると、無責任に思える場合もありますし、できるだけ言いたくない言葉ではありますが、やむを得ず言います。なぜか?

 

しばらく様子を見るしかないからです。

 

ホームページの表示が遅かったり、エラーになる場合、いろいろな原因があります。

  • 見ているパソコンの問題
  • 見ているパソコンがつながっているLANの問題
  • 見ているパソコンのインターネット回線の問題
  • 見ているパソコンのプロバイダの問題
  • データセンターまでの回線の問題
  • データセンターの回線の問題
  • サーバーの問題

などなど、しかも、それぞれがさらにいろいろな原因があります。我々が調査できるのは、基本的に最後の2つだけです。

ほとんどの場合、それらを調査しても問題はありません。

 

後は状況証拠で想像するしかありません。例えば、パソコンで他の処理(ワープロなど他のアプリ)は正常に行えているか、他のサイトは正常に閲覧できているか、などです。

 

しかし、多くの場合「昨日の夜おかしかった。今は正常に動作している」という報告なので、そうなると、調査のしようがないのです。そこで、どうしても言わざるを得ないのが、

「しばらく様子を見てください」

という台詞です。

 

 

病院だと結構ゆるされる台詞なのかもしれません。

患者:「お腹が痛いです」

医者:「いろいろ検査しましたが特に異常はありません。胃腸薬を出しておきますから、しばらく様子を見てください」

患者:「はい。ありがとうございました。」

 

サーバー管理をしている会社でもお客さんとの間に、医者と患者のような関係を築くことが必要かも知れません。