鬼塚雅史氏「ネコの手が戦力に変わるとき」人材活用セミナー

今日は、夕方からPAL研究会のセミナーに参加しました。

 

とても興味深いお話しで、大変勉強になりました。

  • 仕事の担当を決めつけてしまうのは、社員の能力を限定してしまう
  • 社員は「時間」という貴重な資産を会社に投資している
  • 何もしなければ、社員は毎年エンプロイアビリティ(転職を可能にする能力)が下がってゆく。それを高めてあげることは経営者がすべきことである。そのことで、会社も社員も幸せになる
  • 社員が仕事をすることが目的になるようにするとよい

などが、心に残ったフレーズです。

仕事をしている時間というのは、人生において相当な時間になります。その時間を「生活のため」とか「収入を得るため」の手段であると考えて耐えるのは、つらいしもったいない。だから、仕事をすること自体が目的になると、幸せになる・・・というお話しが、ものすごくぴんと来ました。

 

また、講師の鬼塚さんが、自分は同じ仕事を毎日続けるのがとても苦痛で、少しでも楽をしよう、新しいことをしようと思っていると言われ、それも、私も非常に共感したのですが、でも、世の中には「毎日同じ仕事を続けることの方がよい」と考える人も多いことを認識すべきだとも言われました。特に日本人は農耕民族であるため、毎日、地味な仕事を続けることが苦痛でない人が多いのだそうです。

(同じことを繰り返すことが苦痛でないということは)私には理解できないし、受講者の多く(経営者)も、私と同じような感想のようでした。そこで、土岐内科の長谷川先生が「世の中の多くの人は、新しい刺激を求めているわけではない。それを求めている人は、自分が病気なのだと認識することが重要」だと言われ、皆さん笑っていました。

やっぱり、経営者、特に自分で起業をするようなひとは、病気とも言える特殊な感覚を持っている人が多いのだということだと思います。

だから、社員に対しては、自分と同じような考え方を強要したり期待するのは良くない場合もあるということです。

 

よくよく考えて、社員のモチベーション向上、そして、社員と会社の幸福を図ってゆきたいと思いました。

第2回ゆるキャラ☆町おこしサミットで思ったこと

今日は、第2回目のゆるキャラサミットでした。サミットの内容については、マルイ不動産小原さんのブログに書かれているので、そちらをご参照下さい。

 

とても、とても、意味深く、興味深く、おもしろいイベントでした。

特に、くいだおれ太郎の柿木さんをお呼びしてのシンポジウム、そして、その後の懇親会では、いろいろ考えることがありました。

もちろん、とても楽しいイベントでありましたが、勉強になりました。

 

キャラクターを育てて、それを使って何かを行うというのは、とても奥深く、難しいものだと改めて思いました。

我々が「うながっぱ」の活動のお手伝いをさせていただいていて、うながっぱ自体の認知はとても高くなっていて、喜んでいたのですが、厳しく言えば、現状では全くうまくできていないと思いました。

 

うながっぱが、全く計画や戦略などがなく、経済的にも何かうまくゆく仕組みができていないのに、多くのイベントが成功した(と思える)のは、とてつもなく強いボランティア精神と、経済的にある程度余裕のある人たちが、支えてきたからです。普通だったらとてもじゃないけど、成り立ちません。

 

もちろん、地域振興のためのキャラクターなので、もうける必要はないかもしれません。関わっている民間企業が儲かったり、多治見市に観光客が増えれば、それが多治見市の税収増につながり、市民のためになるからです。

しかし、それにも限度があります。多くの民間人が、金銭的や時間的な負担をし続けるには限度があります。私の器が小さいからそう感じるのかと思って、あまり大きな声では言っていませんでしたが、今日のシンポジウムで、柿木さんも

「ちゃんと経済的に成り立つ仕組みができていないと継続できない」

「儲けなくてもよいが、ちゃんと関わっている人が生活できなくてはいけない」

と言われていて、自信がもてました。

私自身は、サミットを運営している事務局では一番のペイペイなので、他の諸先輩方には甘えっぱなしで、ほとんど経済的には貢献しておりません。あえて言えば、身一つでお手伝いしているだけです。

 

なかなか率直には言いづらいところなのですが、言ってしまうと・・・

市にもう少し、うながっぱのことを考えて欲しいと言うことです。

うながっぱを、ちゃんと育ててゆきましょう。継続的に。

 

ちゃんと戦略を立てましょう。

これだけ、うながっぱや多治見を愛している人たちがいるのだから、ちょっとだけちゃんとしたら、ものすごくよくなると思います。

ぜひ、来年のサミットまでには、少しでもそういう方向に進んでいることを切に願います。もちろん、願うだけでなく、私として、できることは何でも協力したいと思っています。

 

なんてことを考えることができたイベントでした。

他のキャラクタを活用している人たちも、それぞれみんな同じような悩みや問題を抱えつつ、でも、情熱と愛で支えてきている人たちが多かったのには勇気づけられました。

楽しい飲み会でした。

【PR】ゆるキャラ☆町おこしサミット2009が開催されます

今年も多治見にゆるキャラたちが集まります。

今年は記念シンポジウムとして、「大阪名物くいだおれ」の柿木央久氏の講演と、パネルディスカッションなどもあります。

キャラクターを使った町おこし、地域おこし、ブランド構築やブランド活用について貴重なお話しが聞けます。

キャラクターを使った町おこしに興味のある方、実際に行っている方は必見です。

 

 日時: 10月16日(金)14:00〜
場所 まなびパーク多治見 7F 多目的ホール
スケジュール: 14:00〜 記念撮影&共同宣言
15:00〜 記念シンポジウム(17時終了予定)
参加予定キャラ: はち丸(名古屋市)、きんちゃん(弥富市)、つし丸(津島市)、ツヨインジャー(津市)、ぽぉ(飯田市)、ねぎっちょ(岐南町)、やなな(岐阜市柳ヶ瀬)、ぶぅ(関市)、のぶさま(岐阜市)、とっくん(土岐市)、うながっぱ(多治見市)

 

「願かけ」の効果について

昔から、何か願い事をするときに自分の好きなものを断つ「願かけ」などというものがあります。より好きなものを断つと効果が高い(難しい願いも叶う)と言われています。お茶断ち、塩断ち、お酒断ちなどが一般的です。

 

私は神仏については一切信じていませんので、祈ることによって雲の上にいる白い服を着たおじいさんが、杖を振りかざして願い事を叶えるなんてことは全く思っていません。

しかし、願かけで、願い事が叶う可能性はあると思います。神仏を一切信じない私でも、神仏に祈ったり、ご先祖様に挨拶したりすることをするのは、その為です。

 

何か言っていることが矛盾しているように聞こえますか?

 

私は、世の中を自由にコントロールしているような神様のようなものは信じませんが、「信じる心」や「願う心」は信じています。信じるというか、効果を確信しています。

 

自分が好きなものというのは、とにかくよく思考に割り込みます。甘いものが好きな人は、町を歩いていても甘いものの看板や、臭いや、人の話し声などでも、甘いものについて気がつくことが多いです。

それを断っているということは、その都度「願い事を思い出す」ことができると言うことです。

 

願いを叶える秘訣というのは、とにかく強く長く頻繁にその願いを思うこと、最大限の努力をして、かつ、思い続けること。

それは本人のみならず、周囲の人にも伝わります。あえて宣言するのも効果的かもしれません。

「私は今度のプロジェクトが受注できるまで酒を断つよ」

なんてことを、ものすごく酒が好きな人が言って、実行しているとしたら、周りの人もその人がそんなに強く願っているのだと言うことを感じられるし、恐らく気迫も伝わってくることでしょう。

 

それは、願い事を叶える為にとても効果があります。

 

あくまでも努力することが、大前提ではありますが、最大限の努力をし、さらに気迫を周囲にまき散らし、他人の助けや、運までも引き寄せるためには、「願かけ」は必ず効果があります。

 

と言うわけで、私も願かけすることにしました。私の最大の楽しみの一つを断って、頑張ります。

 

見事満願成就して、必ず断っていることを思う存分やろうと思います。

第50回鶴里町民運動会 総合優勝しました

日曜日は、町民運動会でした。9月後半からの地域イベント週間(?)もこれで終わりです。

 

今年は各町内から出なければいけない審判員になっていたので、ほとんど控え席ではなく、本部席近くにおりました。審判員自体は、たくさん人がいて体育協会の人たちの手伝いをする程度なので(大きい声では言えませんが)ラクな仕事です。お弁当などがもらえるので、一応「ちょっと仕事していますよ」という雰囲気を醸し出しておけばよいです。鶴里町へ引越を考えている方へのミニ情報です(笑)

 

もう一つ、今年は最終競技にして、最大の盛り上がりを見せるメインイベント「年齢別リレー」の選手になっていたことが、結構プレッシャーでした。

町民運動会に参加したことのない人には分からないかも知れませんが、町民運動会というのはホント真剣な戦いなのです。去年の町民運動会の年齢別リレーでは、進路妨害があったという抗議が出て、失格になるチームが出るほど真剣なのです。

そんなリレーの20歳から40歳枠に39歳目前の私が出るわけですからドキドキなのです。しかも、うちの町内は毎年第4コーナー付近にテントがあるので、一番ヘロヘロになる付近で最大の声援を受けなければいけません。

3年前からの水泳のトレーニングで、心肺機能は相当自信がありますが、水泳はあまり重力の影響を受けない競技なので、足腰は人並み以上には鍛えられていません。

 

緊張しながらトラックの内側に入り並んで待っていると、直ぐにスタートです。最初は60歳以上のクラス、60歳以上とは言え、勿論みんな超真剣です。

そのとき事件が起きました。スタート直後に一人転倒。それだけならよくあることですが、なぜか頭を地面に激突、起き上がって走り出したのですが、明らかに転ぶ前と髪型が違う! というか、髪の毛全体の位置が大幅にずれてしまっています!

一気に緊張が解けました。

 

最初は後ろから2番目(?)位だった我が下町チームは、少しずつ順位を上げ、私がバトンを受け取ったときには3位。

何とか順位をキープして次の人にバトンを渡すことができました。最初の半周で、後ろの足音が近づいてきて、不味いと思ったのですが、後半のスタミナではそれほど差がなかった(または勝っていた)ようで、抜かれませんでした。

最終的にリレーは4位でした。

 

しかし、その他の競技ではよい成績を修めた下町チーム、総合優勝しました。

 

写真は、50周年記念ということで、ヘリコプターで人文字を写真を撮られました。撮影後に花束が投下された時の写真です。