井戸の洗浄完了(臭いはほとんど無くなりました)

井戸の水が猛烈な臭いを発するようになってから2週間。

最初は全く生きてゆけない感じでしたが、毎日の創意工夫のおかげで、それなりに生活できるようになってきました。コック付きのタンクを購入したり、食器にラップをかけて使用したり、常に洗面器に水を溜めておいて、何度も使ったり・・・。

 

そして、やっと昨日、専門の業者さんに井戸を洗浄してもらいました。私は出張だったので立ち会えなかったのですが、猛烈な臭いを発する大量のハチの死骸や、その他いろいろ(?)が出てきたようです。ネットで調べてみると、体験談が掲載されていますが、その多くには「精神衛生上、井戸の洗浄には立ち会わない方がよい」と書かれています。

 

汚れた水を汲み上げ、高圧洗浄機で壁などを洗浄してもらいました。

 

その結果、

 

ほとんど水の臭いは無くなりました。まだ、配管や給湯器内には臭いが残っているので、完全に無くなっているかどうかはわかりませんが、家の中はとてつもなく快適です。

少なくとも、洗濯には全く問題ありません。1週間くらいしたら水質検査をして、完全復帰としたいところです。

 

それにしても、今回の経験では、水の大切さを思い知りました。

 

本当に大変な2週間でした。水道が無いことを悲しみました。水道引くのに数百万の負担金がかかると言われた市役所職員をちょっと恨みました。

 

・・・が、ほとんどの日本人が感じることができない「ただ普通の水が出るだけの喜び」を猛烈に感じることができました。

蛇口をひねり臭わない水が出ただけで、歓喜の声を上げて喜び合える家族に感謝。

こんな感動を与えてくれた家に感謝。井戸に感謝。

そして、週末疎開させてもらったり、ポリタンクでたくさんの水をもらっている実家の親たちにに感謝。

参観日

週末、Hannaの参観日がありました。

 

家では、食事も遅いし、片付けもできないし、グズグズなHannaですが、学校ではちゃんと社会生活を送っています。

8人しかいないクラスなので、給食当番、予定係、挨拶係などほぼ毎日何かの役割があります。この日Hannaは予定係で、翌日の予定をみんなの前で読み上げていました。

 

家では私に散々まとわりついてくるHannaも学校では、絶対にまとわりついてきません。

 

参観日に行くと、子供の成長を感じることができます。

子供と旅行するお父さんはそんなに偉いのか?

先日、車で移動中にラジオを聞いていると「お父さんも子育てに参加しましょう」的なテーマの番組(コーナー?)をやっていました。

ゲストの子育てのプロ的な男の人が、日本のお父さんの実情を話し、その後、どのように関わってゆくとよいか、お父さん向けにアドバイスしていました。

そこでの最終目標は「子供とお父さんだけで旅行に行きましょう」ということになっていました。たまには、お母さんに学生時代の友達と飲みに行ったりさせてあげられれば、お母さんも喜ぶし・・・みたいな感じでした。出演している子育て中の女性達からは「それはいい。すばらしい」みたいな意見が出ていて、逆に男性出演者は苦笑い的な状態でした。

 

・・・が、私としてはものすごくショックでした。世の中、そんなものなのかと驚きました。

多くのお父さんは、お母さん無しで子供と1日過ごせないのですか?お母さんが病気になったりしないのですか?お母さんだけでどこかに遊びに行ったりしないのですか?

それで、生活がまわってゆくんですか?そんなの有りなんですか?

 

私の友達の多くは、お母さん無しで子供と過ごすのは平気です。というか全く普通のことで、取り立てて褒められるようなこととも思っていないし、極々普通です。私の場合はむしろ楽しい。

私もよく子供とだけ出かけたり、毎年1回は子供とだけで泊まりがけの旅行にも行きますが、それはそれは楽しいものです。ハプニング連発ですが、それもまた楽しいです。妻も含めての旅行の場合、たいていは私の無茶苦茶な提案を、妻の冷静かつ正しい判断で却下されるのですが、子供達とだけ旅行に行けば誰も止める人がいないので、遊びたい放題遊べるし・・・。

 

でも、妻の友達からは「すごい。すばらしい」と褒められるし、ラジオ番組でも「(遠い)最終目標」として設定されていたりするのは、とても違和感を感じます。

子供の頃、宿題もせずに子供達だけで山に遊びに行って、夜遅くまで遊びまくって家に帰って、親に叱られるだろうなと思いながら、こっそり玄関のドアを開けたら「すごい。すばらしい」と褒められたみたいな違和感です。

 

子供と自主的に旅行するお父さんはたぶんそんなに偉くないです。極々普通のことを普通にやっているのですから。

 

でも、ラジオ番組で紹介されているように、休日のパチンコを我慢して、一生懸命努力して、まずは第一ステップの(と紹介されていた)買い物に子供と出かけるお父さんは、ものすごく努力して我慢して苦痛に耐えている人は偉いかもしれません。

ただ、大きなお世話でしょうが、子供と遊ぶよりもパチンコの方が楽しいというのは、相当かわいそうな気がします・・・。

ホタルがものすごく綺麗です

ホタルネタが多いですが、昨晩も家族でちょっと家の前の道からホタルを見たのですが、ものすごく綺麗でした。

何と表現したらよいのかわかりませんが、まるで「ホタルの木」というか、ホタルの林という感じです。

たくさんのホタルが木に止まったり、周りを飛んだりしていて、50mくらい離れてみると、ホタルの木です。

 

間違いなく、毎年ホタルが増えています。

 

♪ホ・ホ・ホ〜タル来い、(でも)こっちの水は、く〜さいよ(涙)

【本の感想】なぜ宇宙人は地球に来ない?(松尾貴史)

宇宙人、永久機関、占い、風水、幽霊、開運グッズなどのインチキを暴くというか、論理的に否定する本です。

難しい理論で科学的に否定すると言うより、普通の論理での解説なのでとてもわかりやすいです。私としても、ほとんど納得できるものが多かったです。

 

例えば、宇宙人で言うと、宇宙人(地球以外にすんでいる知的生命体)は、確率的には必ず存在します。銀河系だけでも何千だか何百だかの地球のような惑星が存在している可能性があります。これについては、筆者も、ほとんどの科学者も否定していません。

ただ、その知的生命体が地球にやってくるのかというと、それは、まずあり得ません。光の速度で何万年もかかるような距離を、わざわざ来る理由がない。仮に光の速度の10%位の乗り物(ちなみに人間が作ったもので一番速度が速いのはボイジャー1号で現在17km/秒で、これは光速の0.006%にも満たない)を開発できるような超高度な知的生命体だとすると、地球人などは科学的にはとても下等な生物です。わざわざ、何万年もかけて下等生物に会いに来たり、こっそり麦畑に模様を描いたり、牛の内臓だけを取って帰ったりする訳がありません。つまり、宇宙人は必ずいる。しかし、地球には来ない。

 

と言うようなことが書かれています。ほとんどは納得し共感できることばかりでしたが、私がちょっと「それは違うぞ」と思ったのは、幽霊や人の死に関することです。私自身、無宗教で無神論者ですが、宗教の意義や必要性については認めています。

実際に幽霊などはいないと思いますが、ただ、そもそも、人が見たり触ったりするものは、すべて、脳がそのように処理しているからなので、脳が幽霊を作れば、それは存在するとも言えます。

風水や厄払いなども、怪しい業者や人が、金儲けをしているからいけないのですが、風通しを良い家の方が、健康になったり、ある年齢になったら健康などに注意しましょうという意味では、正しいものも多くあります。なので、私はそれなりにそれらは信じています(というか利用しています)。

 

重要なのは、何でもかんでも鵜呑みにして盲信しないことであり、どんなことについても、ちゃんと自分で考えて判断すべきだと言うことだと思います。

 


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