毎年楽しみにしているラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」が、今年も始まりました。
日中に、子どもたちが電話で相談するのに、各分野の専門家が答えるという番組です。
質問するのは主に小中学生なのですが、意外と知らないことが多くて、新しい発見が多いです。
昼間の番組なのでなかなか聞けないのですが、今日は外出する予定があり、移動中の車の中で聞くことができました。今日の質問で一番びっくりしたのは、
鷹やハヤブサのような鳥は、どうして高いところをすごいスピードで飛びながら餌を見つけることができるのか?
というものです。この答えは「鳥は人間に比べて目が大きいのと、レンズの調節機能が非常に優れている」というものでした。
この番組は、結構答える先生によって当たり外れが大きいと思います。もちろん、どの先生も、その分野の専門家なのですが、小さな子どもからの質問にちゃんと答えられない人も少なくありません。たぶん、質問者が高校生や大学生くらいだったら、ちゃんと答えられるのでしょうが、小学生だと答えるのは非常に難しいことは想像できます。
小さい子どもの質問って、聞き慣れていない人には、その質問の意図が理解できないのだと思います。
そんな中、なんと言っても私のひいきの先生は、天文・宇宙担当の「永田美絵(ながたみえ)さんです。
プラネタリウム解説員の永田さんの答えは、小さい子どもの質問でも、とてもわかりやすく、かつ、夢を奪わず、かつ、正しい科学知識を教えてくれます。
自分の子どもたちも、永田さんのような人から話を聞いたら、宇宙や星について興味を持って楽しく勉強できるのではないかと思います。
私は小中学生の頃は、宇宙や星にとても興味があって、カール・セーガンのコスモス(宇宙)などを、興味津々で見入っていました。
子どもたちにも、宇宙に興味を持って、一緒に夜空を見ながら話ができるようになったらうれしいなぁと思います。