少子化問題や過疎化問題のしわ寄せ

だいぶ日が経ってしまいましたが、秋祭りに世話人としてかかわって感じたことがいくつかあります。

 

一番は、限界が近いということ。

子供の数が急激に減ってきているのに、全体的な制度は何十年も前から変わっていません。それを伝統と呼ぶのですが、そろそろ限界が近いです。

例えば、町内全戸を回る獅子舞も、30年くらい前までは、小学校高学年の男子のみで行っていたそうです。しかも、獅子に触れるのは6年生のみで、みんな「早く大きくなって獅子に触りたい」と思っていたそうです。

それが、年々子供が減り、高学年だけでなく、低学年も参加するようになり、それでも子供が減り、女子も参加するようになり、それでも子供が足りなくて、保育園児も参加するようになりました。

需給関係の変化により、獅子のありがたみも急激に下がり、祭の後半になると獅子舞を持つ子供がほとんどおらず、大人達が手伝わなければいけないほどになってしまっています。

 

ちなみに、子供が誰も引っ越してこないと、Youが小学校4年生の時に、You1人で獅子舞をやらなければいけなくなります。冗談で「たむけんみたいだ」とか「ご祝儀総取りだ」とか言っていますが、ホントどうすべきか真剣に考えないといけない時期になっています。