うちの上の娘は、保育園から小学校卒業まで9年間、同じメンバー8人のクラスでした。
個性的な8人で、得意なことがそれぞれ違って、みんながそれを尊重できていて、仲もよく、とてもよい環境だったと思います。
とは言え、たった8人のクラスなので、その中で一番足が速い、一番勉強ができるなどと言っても、実際にどれくらいなのかはわかりません。片田舎の小さな小学校で1番でも、大きな学校では平均的なのかもしれません。そんな不安は多少はありました。
その8人が、中学校に入りクラスの人数が2倍になり「あれっ?やっぱりこの8人はスゴかったかも」と思いました。・・・が、それでも、片田舎のひと学年16人の小さな中学校で1番と言っても、平均的な中学生と比べたら大したことないかも。そんな不安は払拭しきれませんでした。
でも、部活では、他校の生徒たちとも競います。勉強も全国や県内の平均点や偏差値がでるので比較ができるようになります。
クラスで一番足が速かった子は、今年の夏、岐阜県大会で3位入賞し、東海大会に出場しました。やっぱり速かったんです。
勉強が得意な子たちには、実力テストで偏差値65以上の子が2人(25%!)もいました。やっぱり勉強できたんです。
これまで、走り方のちゃんとした指導を受けたことなどはないし、塾などに通ってもいないので、彼ら、彼女らには伸びしろがまだまだあります。
井の中の蛙たちが、大海を泳ぎはじめました。