CAPAサイクルを回す

何かを成し遂げる、成長してゆくための基本的行動パターンとして、PDCAサイクルを回すと言うのはビジネスにおいてはもちろん、それ以外のあらゆるところに有効だと思います。

トライアスロンの成績を伸ばすことは今の私の大きな目標の1つですが、どんな練習をどれくらい行うのか、どれくらいの頻度で休息日を入れるか、どれくらい何を食べるか、どれくらいの体重にするかなど、様々な要因を総合的に判断して、少しでも成績向上に繋がることを模索し実行する必要があります。しかも、加齢や環境変化に伴い最善策は常に変化し続けるので、常に最善を模索し続ける必要があります。

本質的には同じですが、トレーニングにおいては私はPDCAではなくてCAPAサイクルを回しています。

CAPAサイクルとは、情報収集(Collect)→情報分析(Analyze)→計画立案(Plan)→実行(Action)です。

何が最善なのかを判断するためには、状況の把握が必須です。できるだけ正確でできるだけ細かいデータを集め分析し、現状を把握し、それに基づき計画を立て、実行してみて、また情報を集める。。。

トレーニングにおいては、タイム、心拍数、出力の情報を集め、それに自分の身体の感覚を加えたデータを細かく集め、その変化を分析します。減量期や増量期には体重の変化に伴い運動パフォーマンスがどのように変化しているのかの情報を集め分析し、練習を調整したり、食事を調整したりします。

どうすればパフォーマンスが上がるのか、試行錯誤を繰り返しながら常に最善を目指して、計画&実行をし続けています。

ビジネスにおいても、闇雲に頑張るのではなく、情報収集、分析した上で、計画を立てて実行することが重要で、業績を伸ばすためには、それを永遠に回し続けることが必要だと考えます。