羨む人、哀れむ人

私は、仕事の相手でもよく自分家のことを話します。一応、笑いのネタとして、少しでも場が和めばと思ってのことですが、

  • 近所の猟師さんが猪を捕ると猪鍋に誘われる
  • 帰宅途中の県道で猪とぶつかりそうになった
  • コンビニは車で15分
  • 娘のクラス(学年)は、8人
  • 庭にホタルが飛んでくる
  • 庭で毎年流しそうめん
  • 夏は毎週のようにバーベキュー
  • バーベキューの残飯をタヌキが食べにくる
  • 真夏でもエアコン不要
  • 下水道は無し(井戸水)
  • ケータイもテレビも半分圏外
  • 家の周りでアケビや自然薯が採れる
  • 庭で桜の花見ができる

 というような話をすると、多くの人はお世辞で「いい環境ですねぇ」と言います。でも、その人達は絶対に自分はそんなところに住みたくないと思っています(夏休みに遊びに行く程度ならよくても)。

 

一部の人は哀れみながら「何でそんなところに住んでるんですか?」という質問をします。何か事情があってそういうひどいところに住んでいると思われているようです。
#もちろん、私(および妻)は、好きこのんでこういう所に住んでいます。

 ところが、ごく稀に本気で羨んだり、共感してくれる人がいます。既に似たような環境で生活している人や、いずれ本気で、こういうところで生活しようと考えている人など。

 

でも、そう言う人たちって日本全体で見たらかなりのマイノリティなんですよね。そうでなかったら、田舎が田舎で無くなってしまいますもんね、人口増加して。

と言うことは、今の自宅の環境を維持するという意味では、多くの人に哀れまれているくらいでちょうどいいと言うことか・・・。

 

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