ThinkPad T43pが故障(緊急処置にてなんとか復帰)

先日から何となく調子が悪かった(2,3日に一回ブルースクリーンが表示される)ThinkPad T43pですが、昨日ついに3分程度しか起動しなくなってしまいました。ウインドウズが起動して3〜5分で毎回ブルースクリーンが出るようになってしまいました。

 

データはバックアップが取ってあるし、メールなどはGmailを利用しているので、このパソコンの故障によって無くなってしまうデータはほとんどないのですが、タイミングが悪いのは、月末であったこと。しかも、6月末はうちの会社の年度末でもあるのでした。

 

経理上の書類を印刷したりしなければならず、そのために別のパソコンに経理ソフトをインストールし直したりしている時間がありません。

 

かなり焦ってどたばたしました。

 

いろいろ調べて原因を絞ってゆくと、問題はソフト側ではなくてハードウェアそれも、ディスプレイアダプタ(グラフィックカード)に問題があることが判明しました。

 

BIOS設定画面を表示して、ハードウェアチェックをしてみました。ThinkPadについているPC Doctor(?)という、BIOS画面で起動するアプリケーションは、この手のアプリケーションの中ではかなり使いやすい方だと思います。ハードウェアのチェックだけでなく、サポート情報(製品のシリアル番号や、サポート期間など)を表示したり、保存したりすることができます。

このPC Doctorで調べてみると、ディスプレイアダプタがかなり致命的な問題を起こしているようでした。

 

逆にディスプレイアダプタ以外は全て正常に動作しています。

たぶん、修理に出せばディスプレイアダプタのみを交換するだけで、直る可能性が高いです。ただ、今すぐに操作をしたいし、修理に出すとハードディスクをクリアされてしまう可能性もあります。

なんとか、本体のディスプレイアダプタを使用せずにPCを起動・操作できれば、しばらくはパソコンが使用できるし、その間に対策を考えることもできます。

いろいろ考えたり、実験をしたところ、Windowsのログイン前の画面を表示しておく分には、ブルースクリーンは表示されないことがわかりました。

 

そこで、ThinkPad T43pの電源を入れ、ログイン画面のままにしておき、別のマシンからリモートデスクトップで、 接続を試みました。

最初は、セキュリティの設定で、接続できないようになっていたので、普通にT43pでログインして、ブルースクリーンが表示されるまでの3分ほどの時間で、セキュリティ設定を変更し、再起動しようとしたらブルースクリーンが表示されました。そこで、もう一度電源を入れ、ログイン画面が表示されるのを待ち、別のパソコン(ThinkPad  x41)からリモートデスクトップ接続をしました。

 

無事接続を完了し、早速必要な書類の印刷などを行い、データのバックアップなどを行いました。その後、数時間使っていますがブルースクリーンにはなっていません。やはり、ディスプレイアダプタが問題だったようです。

 

さて、ひとまず緊急事態は回避できましたが、今後どうするのか悩んでいます。画面の広いT43pに対して、X41は所謂XGAサイズの画面で、高解像度マニアというか、高解像度依存症の私にとっては非常に不便な環境ではありますが、とりあえず、全ての作業を行うことができます。

根本的解決のためには、T43pを修理に出すか、別の新しいパソコンを購入しなければ行けないのですが、修理に出すと数週間はそのパソコンが使えなくなります。それは業務に支障が出るのでその前に、全ての作業を他のパソコンのみで行えるようにしなければいけません。

それなら、その後もう一度T43pを再設定するのではなくて、新しい別のパソコンを使い続けた方が良くなります。ただ、新しいパソコンを買うには、お金もかかるし、データのバックアップは取ってあっても、大量のインストール済みソフトを再インストールしたり設定するのはとても面倒です。

 ・・・あぁぁ。

 

なんとなく、このまましばらく、変則的な使い方(T43pを起動だけしておいて、隣のX41でT43pを操る)を続けていきそうです。そのうち、この作業スタイルに順応して、ずっとこのままなんてことになるかもしれません。

 

なんとかせねば・・・

 

 

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