田舎のシステム(昔のシステム)の崩壊

ご存じの通り、私は、7年前からかなり山奥に住んでいます。田舎には、町内会などの活動がたくさんあります。

それらの制度は、楽しいことも多いですし、町内の人たちと仲良くなるのはいろいろよいことがあるので、私も積極的にイベントなどに参加してきました。

 

しかし、最近は昔から続いてきているイベントが続けられなくなる危機に直面しています。毎年のように「もう、変えないかんねぇ」という意見が出つつ、惰性で「例年通り」のやり方を実施しています。

 

なぜ限界なのかというと、イベントや制度が、以下の前提で考えられているからです。

  • 長男はほとんど家にいる(農家)
  • おじいさん、おばあさんと同居している
  • 女の人は常に家にいる
  • 休日に出かける予定は無い(娯楽が少ない)
  • 子供がたくさんいる

しかし、何十年か前から、この条件は崩れています。

子供は少ないし、女の人も働きに出てます。休日はそれぞれ遊びに行きます。娯楽が少なく、町内のイベントが大きな娯楽だった頃とはだいぶ違います。

 

いろいろ、変えなければいけない時期が来ています。

 

便利な現代社会に合わせた制度にしないと、ものすごく住民の負担が大きくなります。自分たちでやっている道路整備なども、お金を払って業者にやってもらうべきかもしれません。そのためには、現金収入が必要になるので、女の人も働かなければいけません。女の人が働くのなら、女の人が家にいることを前提とした制度を見直さなければいけません。

 

しかし、昔からの制度やイベントは、無くすにはもったいない良いものもたくさんあります。現代社会のいろいろな問題には、社会制度が変わったために発生しているものも少なくありません。なので、単に昔からの古い制度だからと言うだけでそれらを簡単に廃止するのも忍びないです。

 

何か良い方法はないでしょうかねぇ。

 

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