いつもは妻が行っている私の散髪ですが、今回初めてHannaにやってもらいました。
丸刈りなので、バリカンでただひたすら頭の表面を擦る(?)だけですが、刈り残しがあると見苦しいのでそれなりには難しいです。
散髪していることが楽しいようで、ゆっくり丁寧にやってくれます。猛スピードでやっつける妻の作業より断然優しい感じです。
ところが、途中でバリカンの動きが止まり、頭を触って不思議そうに刈り直したりしています。そして、
「とうちゃん、なんかここ変だよ」
と言います。何がどう変なのか聞くと
「髪の毛が切れない。頭が見える」
というのです。衝撃的な告白。あわてて自分でさわって確かめると、全く無いという感じではありません。そんなやりとりをしている横を通りすがりの妻が、
「禿、禿。父ちゃん、もう禿てんだよ」
と言い放つではありませんか。Hannaは、
「ふ〜ん。」
と納得した様子。違うと否定しつつも、ちょっと心配になって、後で鏡を見て確かめると、確かに若干つむじのあたりが薄めではありますが、40歳近くになってこれくらいは、「やむを得ない」範囲です。
改めてHannaに「父ちゃんは禿ではないからね」と念を押しておきました。Hannaが保育園で誰かに言えば、数日で町内の人すべてが知る事実となってしまいますので、十分に言い聞かせておく必要があります。
ちょっと厳しい現実をつけつけられた、初めてのHannaにしてもらった散髪でしたが、散髪自体は上手に無事終わりました。