子育ての大変さは無限大

子どもが1人の時と2人の時(さらには3人や4人の時でも)で、子育ての大変さは違うのかと考えると、種類や性質は違うにしても、絶対的な大変度は、子どもの人数にかかわらず無限大なのではないかと思います。

二人になったら2倍大変かというと、そうではなく、無限大のままです。

一人の時は、愛情も情熱もお金も、その子のために注ぎ込みますが、どれも、「もっと」注いであげたいと思います。結局、その時点での親たちの精一杯のものを注ぐだけです。お金に関して言えば、ものすごくお金に余裕があれば、十分注げるかもしれませんが、それ以外は絶対に満足できない、満足してはいけないものだと思います。

子どもが、二人になっても同じで、結局足り無いながらも、自分たちの精一杯のものを注ぐだけです。

 

もっと、時間をかけて子ども達と接したい、もっと精神的余裕を持って子ども達と接したい、そんな思いは永遠に持っていないといけない感覚だと思います。

 

もちろん、子育ての苦労が無限大であるのと同時に、子どもから与えられる喜びも無限大です。

 

これは、神様が生物としての人間に、仕込んだ実に巧妙な仕組みに思えます。子育てのような大変なことを何年も続ける動機としては、生半可なものでは足りません。無限大の苦労には、無限大の喜びを与えて何とか続けさせている・・・神様はよく考えたものです。

 

最近、この神様の巧妙な仕組みに反するような事件などを新聞などで見かけます。人類を滅ぼす原因は、気候変動ではなく、生命としての基本が壊れてしまうような人間の変化なのかもしれません。

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