昨日、Youが日本脳炎の予防接種をしました(Hannaは風邪気味なため延期)。
予防接種は、ご存じの通り、あらかじめ弱った病原体などを摂取することで体に抗体を作るために行います。
弱っているとはいえ、病原体を体に入れるわけですから、副反応という反応(病気にかかったり、何らかの症状が出る)場合があります。極まれに、重い副反応で命に関わるような場合もあります。
そんな理由からか、最近は予防接種をあまりやらないような意思が働いているような気がします。私が子どもの頃は、インフルエンザの予防接種などは、学校でほとんど全員していましたが、最近はしないようです。
今回は、日本脳炎の予防接種を近所(と言うほど近くには有りませんが)の病院でしたのですが、その前には脅迫とも思えるような副反応に対する注意書きや説明。もちろん、ちゃんと確率なども書かれているので間違っているとか不適切だと言うつもりは有りませんが、それでも、その文章だけを読んだら、予防接種を辞めようと思う人もいると思います。
この文章が間違っていると言うことではなく、副反応についてここまで書くのなら主反応というか、効果についてももっと書いても良いと思います。予防接種をすることで、日本脳炎の流行が防げるとか、その場合、予防接種せずに大流行したら最悪何人くらいが命を落とすかもしれないが、予防接種をみんながしていたらそれがどれくらい減るとか。
国としては、予防接種をしなくて病気が流行して、人が亡くなっても訴えられないけど、予防接種をして副反応で死亡したら訴えられる確率が高いから、こういう記述になっているのだと思いますが、それでも社会全体としてみたとき、少しでも多くの人が助かる方法を考える必要があると思います。
長くなりましたが、言いたいことは2つです。予防接種を受けることで、
- その人本人がその病気にならない確率が高まる(仮にかかっても症状が軽くすむ)
- 社会全体としても病気にならない人が増える(流行が押さえられ、仮に流行しても規模が小さくなる)
だから、もう少し積極的に予防接種をするような広報をすべきなのではないか、と言うことです。
実際、自分の子どもが副反応で後遺症が残ったりしたら、こんな冷静な意見を言えるかは不安ですが、いまのところ、我が家の方針は「積極的に予防接種を受ける」ことです。
ちなみに、10月1日にオープンしたばかりのNPO法人東濃メディカルゾーンにあるふくい内科クリニックさんでは、インフルエンザの予防接種の予約受付を行っています。近くの方は是非どうぞ。ただし、副反応についての説明はちゃんと聞いて自己判断で受けて下さいね^^;
私も早速家族4人分予約しました。