今日、PAL研究会の営業セミナーに参加しました。BMWを昨年一番多く売った営業マン 河田哲也さんと、マルイ不動産の小原さんとの対談形式でのセミナーでした。
とてもおもしろく、かつ、ためになるセミナーでした。
岐阜県多治見市という、地方都市の営業マンが、大都市の営業マンよりも多くBMWという高級車をたくさん売っているという事実だけでも驚きなのですが、そのヒミツを、自身もかつてトップセールスマンであり、今は営業マンを多く抱える会社経営者の小原さんが聞き出してくれました。
いろいろ学んだことは多かったのですが、テクニックや戦略など以外でもっとも私の印象に残ったことは、日本一の営業マンであっても、結構普通の人間であるということです。日本一の営業マンであっても、飛び込み営業では、ほとんど断られるし、追い返されたりすると、ブルーになるというようなことです。営業先で、断られて凹むのは私だけではないということが確認できたことは、これからもがんばれる元気の源となりそうです。
営業成績を上げるテクニックもいろいろ学べたのですが、一番重要なことは、テクニックよりも絶対的な量が重要だということです。とにかく、お客さんのところに行きまくり、名刺に一言書いておいてくるなどは、誰でもできると言えばできることなのですが、それを桁違いの量こなす、しかも、継続的にというのが、凡営業マンと、トップ営業マンの最大の違いなのだと思います。
たまたま、このセミナーの後、全く別の場所で、河田哲也さんのお客さんに会って話を聞いたのですが、その方も
「河田さんは、すごく普通だよ。ただ、めちゃくちゃよく通ってきた。夜、家に帰ると、いつも郵便受けに名刺があった」
と言われました。やっぱり、その誰でもできそうなことを、誰もできない量こなすのが、誰もできないような営業成績を残す重要なポイントだと思いました。