先日、ヘアサプライ・ピアの佐藤さんとお会いする機会がありました。
佐藤さんは、日経ウーマンのウーマン・オブ・ザ・イヤー2009のキャリアクリエイト部門5位に選ばれた人です。お会いしたのは、その授賞式の(後の祝杯?)の数時間後でした。
お話しできたのは短い時間でしたがとても楽しい時間でした。
事業については、ピアホームページや、佐藤さんのブログに詳しく書かれているので、そちらをご参照下さい。簡単に言うと、抗ガン剤の副作用で悩む女性に、専用のカツラを提供したりカウンセリングしたり、トータルでサポートしてQOLの向上のお手伝いをされています。
お話ししていて、共感を持てたのは、「自分のキャリアの一貫性が他人に理解されにくい」という点です。佐藤さんは、苦労して大学に入ったら大学を辞め、留学したり、広告代理店に就職して、看護師になって、美容室経営・・・確かに全く一貫性が無いように見えるのですが、実際、現在の自分の位置に来るには、全てが必要なキャリアであって本人としては、自分のルールというか考えに従ってぶれることなく、進んできているのです。
私も、仕事の内容(普段の生活で最も時間を費やすことがら)は、日々変わっていますが、自分としては一本の道を歩いているつもりです。でも、他人にはそう見えないようです。これを普通の人が理解できないことや、こういう人を一般的に「おかしな人」と呼ぶことに気がついたのは最近です(笑)。
佐藤さんも、恐らく一般的には「おかしな人」に分類される人だと思います(佐藤さんすみません)が、私にとっては、それが一緒に仕事ができたらいいなと思える最大の理由になります。
困っている人の役に立つ仕事、世の中のための仕事であれば、なおさらです。